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海外発券は楽しい

海外発券 楽しい

海外発券を利用して、海外旅行やマイル修行を継続してみて、海外発券の楽しさをまとめてみ見ました。

海外発券の醍醐味

海外発券の醍醐味は何といっても日本発運賃に比べて、割安と言えます。それを測る指標として、プレミアムポイント単価、FLY ON ポイント単価というものがあり、それが日本発よりも割安というのが醍醐味と言えます。

特に、日本発の最安エコノミーと比較して、海外発エコノミーが安いのはメリットがありますが、一番の醍醐味は上級クラスが割安ということに尽きると言えます。年々にサービスが濃厚となるビジネスクラスは空飛ぶベッドであり、長距離線では欠かせないクラスとも言えます。こうしたクラスが海外発券においては、日本発よりも3~5割も安い場合もあり、特典航空券で発券地までマイルを犠牲にしてもメリットがあるため、マイルを貯めるモチベーションにもなります。

そして、現在の海外発券において、初級者でも利用しやすいのが、プレミアムエコノミークラスです。プレミアムエコノミーはミレミアムを境に多くの航空会社が設定を始めたクラスであり、豪華化するビジネスとより多く人を詰め込むエコノミーの中間に位置し、半世紀前のビジネスクラス相当のシートスペックであります。航空会社にとっては、企業との相対取引で思ったほど利益が出ないビジネスとLCCの競争に疲弊するエコノミークラスとの間に新たなニーズとして比較的、収益が得られるだろうクラスとして誕生したとも言えます。しかし、「エコノミー」という名前が付くほか、オペレーション的にビジネスとエコノミーと違うことを現場に強いることも難しいため、エコノミーの延長線上にあると言えます。

こうしたことから、プレミアムエコノミーは上級クラスでありながら、苦戦していると言えます。世界的にプレミアムエコノミーのマーケティングは厳しいようであり、売れない席をどのように販売するかが、ポイントとなり、頻繁にプロモーションをかけています。

これこそが醍醐味であり、プロモーションにより、安い運賃で、より多くの上級会員資格ポイントを獲得するとことができます。

なによりも、プレミアムエコノミーはビジネスクラスに近いクラスであるが故に、マイルや上級会員に付与されるアップグレードポイントでビジネスクラスにアップグレード可能な点が海外発券を続けてしまう、原動力とも言えます。

選択肢が多い

滑走路

極端に言えば、日本国内からの出発以外はすべて海外発券となります。そのために、選択肢が多く自分の予定や予算にあった区間を探すのは無数にあると言えます。作詞家・森雪之丞さんがアニメ番組OPの歌詞で

「この世はでっかい宝島そうさ今こそアドベンチャー」

という歌詞を作っていますが、まさにその通りと言えます。世界のどこかに、とても魅力的な運賃が散在し、それを見つけるのが楽しさと言えます。 

発券の発見

上記のように世界中に散在している割安なチケットを探しあてるのは、簡単ではありません。現在のようにオンラインで世界中の航空券が購入できるプラットフォームがない時代は、それに目をつけた海外の旅行代理店などが日本人向けにサイトを作成し、海外発券の需要を取り込んでいたと言えます。当時はファックスでカード番号を送信するなど今では考えられないようなやり方で海外発券をしていました。それはそれでワクワク感があり、楽しい時代でしたが、

現在では、Googleフライトで出発地だけを設定すれば、半年以内の各クラスの最安運賃を検索してくれ、検索結果を進めれば、カード決済でEチケットを手にしてしまえる時代です。

そうした時代でも、Googleフライトは往復旅程の検索は得意ですが、周遊発券は苦手であり、検索エンジンの上をいく、ルートを発見するのは楽しいとも言えます。UiPathを活用して、コスパルート発見作業を自動化すると効率化はできますが、エッジの効いたルートを探すのには長年の蓄積が必要と言えます。

日本人はアジア路線がお好み

羽田空港国際線

小生は日本語でマイラーブログを運営しておりますが、記事の反応を見ると、日本とアジア間の海外発券に関する記事に対する反応が高いようです。

日本とアジアを往復する海外発券が最も人気が高く、続いて、比較的アクセスに費用が掛からないソウル発券のアジア、豪州、欧州、米州の記事が人気であります。欧州から米州など大西洋路線はあまり人気がないようです。やはり、限られた時間でマイラーとして最高のパフォーマンスを出すことに関心があるようです。

経験は心配を克服する

海外発券にこれから挑もうとする人には不安な点は多々あると思います。実際、小生も当初は接続がうまくいかない場合は、どうしたらよいか、英語の発券条件を読解するのに苦労しましたが、現在では、日本語で説明してくれるサイトもありますし、ブログで空港の乗り継ぎ体験が散見され、以前よりは心配は不要と言えます。

また、本当に困ったら、航空会社に電話連絡して調べてもらうのもいいと思います。購入する海外発券チケットは比較的高いクラスが多いため、航空会社にとってもキャンセルされないため、熱心に解決方法を探してくれる場合もあります。

最後に

海外発券は泡沫的なマイル修行と揶揄する人もいますが、為替や国別の購買力、各国での航空会社プロモーションタイミングから各国の事情が理解でき、国際情勢に強くなると言えます。

陸マイル活動も日本国内の産業がどのような仕組みで回っているか理解できる勉強でありますが、海外発券は世界がどのような仕組みで動いているのか理解できる勉強の一つと言えます。いずれにせよ、異国の地に行けて、知見が高まるのは人間として価値が高い行為とも言えます。

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