5月末で有効期限となる株主優待券を使い、プレミアムクラスに搭乗しましたのでお伝えします。
ボーイング767
ボーイング767型機は1978年7月に発表されたエンジンを二つ搭載した双発機で、機内には通路が2列あるワイドボディ機です。それまでの飛行機は3人の乗務員搭乗であったのに対して、同機より2人の乗務員で運航可能としたほか、自動着陸までできるオートパイロット機能も搭載したなど現在の旅客機では標準となっているようなシステムを生み出してきた飛行機です。ANAでは、ボーイング767シリーズを約40機運用しています。ボーイング767においてプレミアムクラスは2-1-2配列で2列の合計10席設置されています。
プレミアムクラス搭乗記
本日の飛行機はボーイング767-300。機体番号からすると1993年に登録された機体で、約四半世紀飛び続けている飛行機です。自分より働いていますね。
窓枠やオーバーヘッドビンなんかはかなり古さを感じます。Wi-Fiも装着されておりません。近々にリタイアでもするのでしょうか。
ベルト着用サインもピクトグラムではなく、文字で記載されています。
シート
シートはスーパーシートプレミアムから「プレミアムクラス」に変更された時代からのシートです。現在最新の革張りではなく、ファブリックのシートです。ちなみに、ボーイング767-300のプレミアムクラスのシート配列は、2+1+2で、真ん中の席は1人掛けのシートです。
プレミアムクラス機内食(Premium GOZEN)
プレミアムクラスでは、飛行する時間帯によって提供される食事メニューが異なります。10:59までの出発便では朝食、11:00-13:00までの出発便(出発予定時刻が11:00以前の便であっても12:00-13:00の間を30分以上(予定)飛行する便も含む)では昼食、13:01-16:59までの出発便では軽食、17:00以降の出発便では夕食がそれぞれ提供されます。
ANAホームページより
今回は、離陸後まもなく食事が提供されました。夜のフライトのため、「Premium GOZEN」が提供されました。
みそ汁は紙カップでの提供です。以前はプラスチックのお椀でした。
本日のメニューはこちら。
食事の後、もう少しドリンクを飲みたい人には、おつまみもあります。デザートは往路でも食べたシークワーサーとマンゴーのアイスクリームです。
最後、This is ANAのペットボトルのウォーターをいただきます。以前、搭乗の際、ベッドボトルをいただき、口をつけなかったので、持ち帰り、仕事場で飲んでいたところ「ANAでいらしたのですか」と言われるくらいずいぶん前から利用されているようです。たまに、フィジーウォーターだったりもしますが。
定刻通りに到着。当初の説明のあったゲートではなく、沖止めでした。四半世紀飛び続けている飛行機を間近に見ると経年(人間でいうといい皺とでも言うのでしょうか) を感じられます。またまだ活躍してほしいものです。
最後に
プレミアムクラスは機材により、シートが異なりますが、どのフライトに搭乗してもシートピッチがあり、ゆったりできます。食事のボリュームは多くありませんが、気圧の低い機内で食べるには十分な量です。プレミアムポイントを目的として搭乗しましたが、次回また搭乗してみたいと思います。