石川県小松空港から羽田空港までANAのプレミアムクラスを利用しました。あっという間でしたが、やっぱり飛行機はいいと感じましたので、まとめてみました。
小松空港
小松空港と羽田空港は区間マイルで211マイルであり、東京=伊丹よりも短い距離であり、北陸新幹線開通後はその影響を受け、それまでボーイング777など投入されていましたが、小型機が主体となり、最終便などにボーイング767が投入されるようにシフトしています。北陸新幹線が敦賀まで延伸に向けて工事中ですが、新幹線停車駅として小松駅もあり、インバウンド需要的には小松空港の国際線も日本海側をめぐる場合には便利になるかもしれません。
プレミアムクラス搭乗記
搭乗
今日の機材はボーイング737-800型機であり、Wi-Fiアンテナドームも付いています。
久しぶりの国内線のため、これまでのダイヤモンドのロゴからグループ1に変わっており、こういうサービスを定期的に変えるのは保安的な意味合いもあるのでしょうか。
機内に入るといつものプレミアムクラスシートです。
コートフックはアルミ素材のきちんとしたものですが、プレミアムクラスではコートは預かってもらいますので、あまり使われることはありません。
シートコントローラーは海外のビジネスクラスと違い独特の手動式のレバーであり、絶妙な工業デザインと言えます。
機内誌やプレミアムクラス特典のスリッパは小型機のためか、所狭く詰められています。
ドアが閉まり、セーフティビデオが開始します。話題の歌舞伎ビデオはなかなかであります。トーイングトラクターが外されるとクリスマスシーズンのため、青サンタ係員を含めてスタッフ総勢でお見送りをしてくれます。これは結構珍しい光景と言えます。
離陸
小松市内と雄大な山並みを見つつ、旋回し、若狭湾も見ることができます。
飛行時間が限られるため、あっという間にベルトサインが消え、食事時間に。食事は軽食時間のため、サンドイッチとフルーツという本当に軽食であります。
食事を食べ終えるくらいには太平洋側に到達し、伊良湖岬が地図通りに見えるのは飛行機旅の特権とも言えます。
短時間のフライトですが、もう一本ワインをお願いしてみます。プレミアムクラスでは
路線によってはグラスでの提供となりますが、小型機ではやはりプラカップが主体のようです。グラスの方が国際線感覚は味わえますが、国内線は飛行距離が短いため、あっという間であり、飲み干す時間を気にしてしまうほどであるため、どっちでもいいとも言えます。
飲み終えて、ベルトサインが点灯し、眠気に襲われると着陸、酔いも醒めぬまま、帰路につきました。
最後に
小松=羽田間はあっという間ですが、やっぱり、飛行機旅は離陸、機内サービス、そして、眼下の光景、そして、着陸とイベントが多く、面白く今更ながら良いと言えます。特に冬至に近い時期は、空の澄み切り具合と天気と時間によっては、印象的な日没も楽しめるため、マイル修行を卒業できない理由の一つかもしれません。