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日本対ポーランド プレミアムエコノミーではポーランドが圧勝(海外発券)

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地図

2018年6月28日はサッカーワールドカップ予選で日本とポーランドが戦う日ですが、海外発券のそれぞれの国の航空会社の運賃を比較してみました。

スターアライアンスでの両国代表航空会社

日本=ANA

日本人には言わずと知れた航空会社であり、認知度はJALとANAで互角であり、海外では、認知としては、社名にJapanが入るJALの方が圧倒的ですが、昨今の国際線の拡張により、アジアをはじめとして認知度が上昇しています。アメリカやヨーロッパではタクシーでやはり、ロゴマークを見せないと適切な場所に停車してくれないのが難点ではあります。

ポーランド=LOTポーランド航空

株式会社ではあるものの同国政府が99%以上、保有しており、ナショナル・フラッグシップキャリアと言えます。以前は中欧(ポーランド、チェコ、ハンガリー)の3国には自国のフルサービスキャリアが存在し、ポーランドはLOTポーランド航空(スターアライアンス)、チェコはチェコ航空(スカイチーム)、ハンガリーはマレブハンガリー航空(ワンワールド)がありましたが、マレブハンガリー航空は経営破綻し、消滅しています。それまでのルートはLCCなどに引き継がれていますが、2018年5月からはブダペストと北米への直行便も就航させており、ポーランドの航空会社ではありますが、以遠権ももつ航空会社です。

ANAとLOTポーランドの規模の比較

同社を比較すると、収益規模、保有機材数、就航路線数ともにANAが圧倒的に優位でありますが、ヨーロッパにおけるポーランドの認知度やアメリカなどに移住した人も多く、規模の割には世界的に認知されている航空会社と言えます。

プレミアムエコノミーでANAとLOTポーランド航空を比較

10月の同一日で、両社のプレミアムエコノミーの運賃を第三国であるストックホルム発の往復運賃で比較してみました。

ANAの場合

旅程

旅程は下記の通りです。

ANA

ANAの場合、往路はミュンヘンで乗り継ぎをし、トータル14時間10分。復路はデュッセルドルフを経由し、トータル時間は15時間25分となります。

予約クラス・運賃

運賃

予約クラスは欧州域内区間ではBクラス、日本との区間はEクラスであり、ANAマイレージクラブでの加算率は100%で、搭乗ポイントもそれぞれの区間で加算されます。

プレミアムポイント

以下の通りです。

フライト 区間マイル 積算マイル PP
10月3日 ARN MUC 820 820 1,220
10月3日 MUC HND 5,866 5,866 6,266
10月9日 NRT DUS 5,959 5,959 6,359
10月9日 DUS ARN 724 724 1,124
合計 13,369 13,369 14,969

プレミアムポイントは14,969PP、PP単価は10.58円となります。

LOTポーランド航空の場合

旅程

旅程は下記の通りです。

lot往路

lot復路

予約クラス・運賃

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予約クラスはすべてRクラスとなり、ANAマイレージクラブでは100%加算で、搭乗ポイント400ポイントも積算されます。運賃は日本円で約111,476円です。

プレミアムポイント往路は15時間10分、復路は15時間30分とANAと遜色はありません。往復ともにワルシャワで乗り換え、ストックホルムを行き来します。ANAマイレージクラブでの加算率は100%で、搭乗ポイントもそれぞれの区間で加算されます。

フライト 区間マイル 積算マイル PP
10月3日 ARN WAW 531 531 931
10月3日 WAW NRT 5,365 5,365 5,765
10月9日 NRT WAW 5,365 5,365 5,765
10月9日 ARN OKA 531 531 931
合計 11,792 11,792 13,392

プレミアムポイントは13,392ポイント加算され、PP単価は8.32円となります。ANAの約2割単価が安い結果となります。

機材の違い

ストックホルムからヨーロッパのハブ都市まで両社ともに小型機であり、ビジネスクラスは食事や優先搭乗におけるメリットしかありませんが、長距離区間ではラウンジ利用や快適なビジネスクラスの利用が期待できます。両社ともボーイング787型機を利用しており、どちらも長距離区間では快適に過ごすことができます。

最後に

スターアライアンスは加盟している航空会社が多いため、色々な選択肢があり、同じクラスでもコストやサービスによって選ぶことができます。さらに加盟航空会社が増えるのかわかりませんが、増えると面白そうです。 

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