大阪の真ん中にあるモクシー大阪本町(おおさかほんまち)に滞在しましたのでお伝えします。
ロケーション
大阪を南北に走る筋の中で有名な御堂筋の東隣に位置する堺筋通り沿いにあります。南北の位置関係では東西に走る本町通よりも北にあります。現在では最もわかりやすい駅で言うと北浜駅と堺筋本町の中間よりはちょっと堺筋本町駅に近い感じであります。
北に行けば中之島公園が近く、東に行けば大阪城、南に行けばNGK、そして通天閣があり、あたりは札幌や京都並みに碁盤の目の街区のオフィス街でありますが、観光に便利なところであります。
ちなみにホテル付近にはスギ薬局が多スギと言ったところです。
また、同ホテル付近はオフィス街ではありますが、平日夜は意外とおいしそうなお店がある一帯であり、食指が伸びるとこでもあります。
今回は土日の滞在がメインであったため、オープンしていたお店は限定的でしたが、ホテルレートに合わせて、リーズナブルな牛タン焼肉店にしてみました。
近くには桁の違う焼肉店もありましたが、がっつり食べたいのでコスパにしてみました。しかし、翌日は夜まで何も食べられないくらいもたれてしまうと言う年齢を考えないチャレンジでした。
エントランスなど
さて、モクシー大阪本町の外観は冒頭の写真のようにホテルらしからぬ外観であります。それもそのはずであり、もともとはオフィスビルであった建物をホテルにしているので尖ったブランドの割には瀟洒な外観であります。
東京の錦糸町のモクシーもそうではありますが、大阪本町の方がビルとしては新しく設計的にモダンであると感じられます。
エントランスはその瀟洒な建物とモクシーのイメージを打ち消すためかサインなどが派手目になっています。
オフィスビルではありますが、2階部分まで吹き抜けとなっています。チェックインした日はイベントがあったのか、若い人がパリピーで盛り上がっいました。
同ホテル系列の特徴でもある、アロマと言うか匂いは歳のせいか、ついていけなくなってしまいました。
その二階はそれほどのスペースはないようです。昔しのオフィスビルはどういう構成だったか気になります。
一応、くつろげるようなスペースとコインランドリーがあります。コインランドリーは洗濯が300円で、乾燥が20分100円からとなっています。洗濯乾燥分離のため、時間になったら降りていかないといけません。
そして、2階にはフィットネスがあります。国内のモクシーと同様に栄えするような構成となっています。ここで走るなら、大阪城や四天王寺まで実際に走ってみたいと考えるのは年寄りの冷や水かもしれませんが。
アメニティについては、客室内にはデフォルトでは配置されていなく、1階のエレベータホールから好みのものをピックアップする必要があります。歯ブラシなどだけでなく、パジャマもここからピックアップする必要があります。
ただ、室内清掃後には新しいパジャマが部屋のフックにかけられていたので、連泊の場合はちょっと違うかもしれません。
エレベーターは一応シースルータイプであります。二基あるのですが、一つのコマンドボタンを押せばどちらの籠が来るのではないのがちょっと残念でした。それでも混んでいないのでイライラすることはありませんでした。
メーターは昔風にデザインされています。
同建物はオフィスビルだった影響もあるのか、カーテンウォール構造が共用部を中心にされており、ガラス窓のカーテンウォールの内側にさらに窓があるため、エレベータホールから、結構静かなのも特徴的であります。
アップグレードだったのか微妙なルーム
カードキーはアップグレードされましたと言うホルダーに収められており、期待を胸に部屋に急ぎます。
廊下は他のモクシーと変わりません。専用で建てられた新梅田と比較すると回廊は広くありません。
途中というか、部屋の隣のアイロンルームです。海外ではガウンをまとわない画のようでありますが、そうしたら、裸でアイロン掛けに来る人がいて、大阪府警のお世話になる人も多かったかもしれません。
ちなみに同ホテルでは支払いは前払いでした。気分的には楽でありますが、函館みたく実行できるかは試しませんでした。
この部屋はどの位置なのだろうか
同ホテルの客室構成(というかヒエラルキー)は公式サイトでは下記のとおりです。
モクシーシークレットベースルーム, 客室, 1 クイーン, ビューなし
モクシースリーパールーム, 客室, 1 クイーン
モクシースリーパールーム, 客室, 2 シングル
広いモクシースリーパールーム, 大きめの客室, 1 クイーン
モクシースリーパールーム, 客室, 1 キング
広いモクシースリーパールーム, 大きめの客室, 2 シングル
ベッドが一つと二つの差はありますが、大きく分けると窓の有無、広い大きめの二段階のようです。
8階では813と809がババ(数字的にもババ)であり、次いで、818~820が続き、815~817がMAXで、805が最も良さそうです。
選ばれた801は広さとしては最恵国待遇ではないものの、そこそこ広いと言えます。一方で角部屋なので2面採光とかありそうですが、一方向に小さい窓のみでした。
他のモクシーと比較すると椅子を二つ置けるのは広いと言うことかもしれません。ひじ掛け付きの椅子しか終始使いませんでしたが。
テレビ周りはほかのモクシーに近い演出ですが、広いためか少し間延びしています。また、テレビのリモコンの電池の強さによっては枕元からは伝わらないこともありました。電池を外してクルクルして再度リモコンに設置すると回復しましたが。。。
ベッドサイド周りはモクシーらしい(それが必要なのか)という演出であります。ダイヤルを回す電話機と言うものを利用する世代が認知しているか不明であります。
そして、冷蔵庫の中にあるドリンクはフリーであります。と言ってもチェックイン日のみであります。しかも炭酸ばかりです。お酒の泡だとウェルカムですが。。。
電源系はUSBポートがベッドサイドにあるほかに、冷蔵庫にも電源があるため、テーブルから近い場所ということで、常時電源ONでPCを操れるのは良いところであります。
ウェットエリアは他のモクシーと変わらないスペースと構成であります。
ピンクのボトルのディスペンサータイプは普遍であります。こればかり使用していると結構、くせ毛となってしまいます。
トイレの操作ボタンはモクシー仕様で黒となっています。便器は白一色であります。
広いと言う部屋でありますが、窓は小さめであります。一日この部屋にいると自然光では暗く、照明が必要です。
同ホテルをチェックアウト後に自宅に戻った際にとても快適さを感じた記憶があります。
一方で前述のとおり、カーテンウォール構造のため、外界とはカーテンウォールでまず遮られ、そのあとに客室の小さい窓(羽目殺し)であるため、外界の騒音は皆無というのはすごいところであります。
その反面でありがちな、隣室や上階の音が目立つと言うこともないので、静かではあります。
プラチナ・チタン特典
プラチナ・チタン特典については、滞在期間中の朝食が無料であります。そして、同ホテルではラウンジがないため、毎晩、お酒を含めた一杯フリードリンク、そして滞在期間内にワンタイムでソフトドリンクが無料であります。
朝食は後述しますが、お酒を含めた一杯フリードリンクについては連泊の場合、その宿泊数分の特典を連続でも単発ずつでも利用できます。
例えば、外出で飲んだためはその当日は利用せずとも、翌日以降も滞在の場合は使わなかった分はまとめて使えます。
焼肉を食べたこともあり、当日から3日間は利用しませんでしたが、その後、1階フロアで連続2杯飲み、チェックアウト前日は余っている分を一括清算として三杯分のグラスワインを部屋飲み用としてまとめて、持ち帰ることも可能でした。
朝食については、選択肢は3つあります。
その一つの和食な食事でありますが、プレーンなおにぎりにこれでもかと言うような、塩味効き過ぎのおかず攻撃であります。
味噌汁は自動ディスペンサーマシーンで任意に注ぐことができます。美味しく、食事がくる前に一杯、そしてもう一杯、食事に合わせてもう一杯と言う感じでした。
ワカメと麩は任意で盛り付けられます。
味噌汁の塩味も結構のなので、和食プレートが来るまではセーブしたのですが、結局、顔が浮腫んでしまうのではないかと思ってしまいます、
別日にいただいた洋食の朝食はサラダにソーセージ、ベーコン、目玉焼き、ハッシュドポテト、マフィンとブッフェたどいちいちセレクトしないものが一気に来るのは良いところです。
この日も味噌汁は自動ディスペンサーマシーンなので、食事が来る前に寝覚めで二杯ほどいただいてしまいました。
同ホテルではもう一つフルーツボウルがありましたが、今回の滞在では選択しませんでした。
最後に
モクシーはマリオット系の中ではレートが安く利用しやすいですが、その分、色々な層が利用も多いと言えます。
栄え優先の若い人や修行狙いのの人も多く。不思議な感じですが、それが許容できれば場所的にはいい場所であり、良いかもしれません。
アップグレード対応はありますが、なかなかその具合がわからないところでもあります。