ミラノ・マルペンサ空港にあるラウンジ「Monteverdi Lounge」を利用しましたので、お伝えします。
ラウンジ基本情報
オープン時間 毎日 AM6:00-PM9:30
場所
ターミナル1の南サテライトの中二階にあります。ゲートが近いため、搭乗直前まで滞在が可能です。
アクセス基準
航空会社の指定によるほか、プライオリティパス、ダイナースクラブでのアクセスが可能です。
スカイチームではエールフランス/KLM、エアヨーロッパ、チェコ航空、そしてアリタリアでの利用が可能であります。
スターアライアンスではブリュッセル航空、エーゲ航空、ワンワールドではフィンエアー、イベリア航空が可能であります。
Monteverdi(モンテヴェルディ)とは
モンテヴェルディとは、イタリアの大作曲家クラウディオ・モンテヴェルディの名前を由来としているようです。日本では山や川の名前をラウンジ名称にするのとは一線を画しています。
モンテヴェルディは直訳すると緑山であり、横浜市青葉区にありますが、仙台市青葉区に青葉城を築城した伊達政宗とクラウディオ・モンテヴェルディはため(同い年)であると言うことです。どうでもよいですが。
ラウンジレポート
入口
エスカレーターで上がるといきなり入口があり、受付があり、チェックインします。海外のラウンジとしてはとても丁寧な対応をしてくれたスタッフであります。
ラウンジ全景
広さは450㎡であり、間取りは正方形に近いのか広く感じます。結構混雑していますが、席を探すのに迷うことはありません。
ソファ席が中心ですが、食事をするテーブル席やカウンター席もあります。
新聞はNYタイムズやFTもあります。
シャワールーム
近距離のシェンゲン圏内フライト向きのターミナルですが、シャワールームがあります。利用の際はスタッフに声がけをして利用します。
フード・ドリンク
食事とドリンクコーナーはコンパクトでありますが、結構充実しています。アジアの大ラウンジのようなホットミールはありませんが、サラダやフルーツ、サンドイッチ、乳製品、そして、アルコールがあります。
サラダは品質管理のためかコンビニのようにパックされています。先進国らしい管理です。
サンドイッチのパンは欧州仕様でぼそぼそしていますが、具は美味しく、イタリアらしさを感じます。
ワインについては、赤、白、泡があります。午前中の利用でしたが、プロセッコもあり、近距離フライト前にでここまで利用できるのはなかなかであります。
プロセッコをいただきました。
ラウンジ出口
ラウンジの入口の導線が昇りのエスカレーターであるため、退出する利用客と衝突を回避するためか出口が分離されています。なんとなく非常口のようで出口と言う認識が難しいですが、この扉の後には階段があります。
最後に
昔からあるラウンジのようで、設備は古いのですが、清潔であり、食事やドリンクも頻繁に補充されており、ラウンジとしてはきちんと運営されているのを感じます。
近距離フライトでこれほどのラウンジであれば満足であります。
壁にはたくさんのファインアートが飾られており、誰の作品かわかりませんが、何となくiPhone 11Proのように見えてしまいました。