マレーシア航空のビジネスクラスのセールで日本発券もバンコク発券のどちらが安いかまとめてみました。
日本発券バンコク往復
まずは成田発の日本発券のビジネスクラス運賃からです。
旅程
往路は2020年1月10日金曜日、復路は1月26日日曜日です。
往路は成田を朝10:10に出発し、クアラルンプールで60分の乗り継ぎでバンコクに向かいます。バンコクには19:20に到着します。バンコクのフライデーナイトが待っています。
復路はバンコクを18:40に出発し、クアラルンプールてば95分の乗り継ぎで成田には翌朝7:15に到着します。
成田=クアラルンプール間は往復ともにA350-900であり、クアラルンプール=バンコク間はナローボディのボーイング737-800であります。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃は145,260円
予約クラス Zクラス(JMB125%加算)
FLYONポイント 10,278FOP
FOP単価 14.13円/FOP
日本発券ビジネスとしては、14円台はなかなかであるかもしれません。
バンコク発券成田往復
続いてバンコク発券の成田欧のビジネス運賃です。
旅程
往路は2020年1月11日土曜日、復路は1月24日金曜日です。
前段の日本発券と組み合わせができます。
往路はバンコクを20:05に出発し、この日はクアラルンプールで宿泊となります。翌朝、成田に向けて出発し、成田には日曜日の夕方5:30に到着します。
復路は1月24日の夜22:30に出発します。東京エリアの人であれば、定時退社してフライトに間に合いそうです。
クアラルンプールでの滞在は6時間50分と長いですが、同社のフラッグシップラウンジであるゴールデンラウンジでゆっくりしてバンコクには午後到着であり、ホテルにチェックインして精力的に動けそうです。
機材は日本発券同様、日本往復区間はA350-900、それ以外はボーイング737-800型機となります。
運賃・予約クラス・FLYONポイント
運賃は約140,397円
予約クラス Zクラス(JMB125%加算)
FLYONポイント 10,278FOP
FOP単価 13.66円/FOP
日本発券と比較すると単価は47銭安いものの、海外発券では10円台かそれ以下でありたいところであります。
ワンワールドで他に安いチケットはないか
ワンワールドにてバンコク発券の場合、有力なのがJALかキャセイパシフィック航空ですがねキャセイパシフィック航空はビジネスもプレミアムエコノミーも70%積算率が最安のため、マイル修行としてはちょっと難しくなります。
本丸のJALについて、今回の対象日ではプレミアムエコノミーでも14万円台であり、FLY ON ポイント換算率1.5倍を発揮できそうですが、ちょっと厳しいと言えます。
クアラルンプールまでLCCで移動して、クアラルンプール発券に縋るか、バンコク以外の目的地を滞在とするのがワンワールドしては良いかもしれません。
ちなみにアライアンスを関係なく、最安値を狙うとシンガポール航空のプレエコが安いようです。ワンワールドとスターアライアンス修行兼務する人向けかもしれません。
運賃は約113,600円、PPは9,940PPであり、PP単価は11.42円/PPであります。時期的に厳しいのかもしれません。
最後に
マレーシア航空のセールを利用するか利用しないかは旅程にあっているかどうかは個人のタイミングに合えば、良いかもしれません。ただし、マイル修行としての単価に鋭さはなく、最安値の日程ではスケジュールが組みにくいと言えます。
同社にとって、稼ぎどころである日本発券では、同社の財務状況を鑑みると、マレーシア航空の以前のようなキャンペーンは打ち出しにくいとみられ、JALマイル修行はJAL便のPYかYの方に徹するのが良いかもしれません。
CXは70%、ロイヤルヨルダンは限定的、スリランカはコロンボ必達、と言え、JAL便依存のワンワールド比較するとスターアライアンスの方が余裕が有ると言えます。
それでもJAL自社便の頑張りもあり、JALマイル修行が成立しており、JALの方が優遇されていると感じます。スターアライアンスとワンワールドどちらが良いかはコスパ、サービスの面で二極化しますが、どちらでも損はないと言えます。
あとは第三極のスカイチームがどれたげの遊撃をするかにかかります。