ウィーン空港のシェンゲン協定国内への出発区域にあるスターアライアンスメンバー・オーストリア航空のビジネスクラス・ラウンジ「オーストリアンラウンジ」を利用しましたので、お伝えします。
ラウンジ基本情報
オープン時間
AM5:30-PM10:30
ラウンジアクセス基準
スターアライアンスコールド会員
スターアライアンスビジネスクラス搭乗客
提携パートナー(ブルガリア航空、チャイナエアライン、ジョージアエアウェイズ、大韓航空、ルクスエアー、ウクライナ国際航空)の招待客
であります。スターアライアンス会員向けの利用が前提であります。同ラウンジの隣にはプライオリティパスで利用できるラウンジがあります。
場所
ウィーン国際空港ホームページより
ウィーン空港にはオーストリア航空のラウンジは7つあります。今回利用したのはターミナル3のゲートFに至近な(場所によっては遠い)であります。
搭乗券チェック及び手荷物検査場からは近く、そのフロアから1階上に上った場所にあります。
ラウンジレポート
ラウンジ全景
フードエリアと景観が良いシートエリアに分かれています。シートエリアからの景観は飛行機が見えます。ただし、滑走路は反対側であり、離着陸は見えませんでした。
シャワー他の設備
シェンゲン内の比較的フライト距離が短い利用が多い搭乗客のラウンジでありますが、シャワールームがあります。シャワールーム利用に際しては受付に申し出る必要があります。
また、受付横には複合機があり、プリントもできます。機種はコニカミノルタ製でした。
電源はヨーロッパタイプのみ設置されています。面白いのはいくつかのテーブルにQi対応の充電器が設置されており、Qiに対応したスマホ等が充電できます。
有線で充電した方がはるかにスピードチャージですが、いちいちケーブルを出さずに済むのは便利であります。
雑誌類もありますが、万国共通していてあまり利用されていないようです。
フード・ドリンク
コンパクトなラウンジの割にフードドリンクコーナーの面積が多く、特にドリンクが充実しているようです。
利用したのは朝食時間と言うこともあり、フードはスクランブルエッグやベーコン、焼きトマト、ハムなどがメインであります。
一方でドリンクは朝から白とスパーリング合計4種類、赤が2種類、その他のリカーもあります。冷蔵庫にはオリジナルな瓶ビールもあります。
もちろん、朝食に合いそうなフレッシュジュースもあります。
朝から、ロゼスパークリングと卵とトマトという不思議な組み合わせで朝食にしてみました。
最後に
同ラウンジにはウィーンにあるレオポルド美術館のコレクションの絵画(コピー)が飾られています。エゴン・シーレーの絵の前に座りまったりするのはなかなか贅沢なひと時でありました。