対象者限定で来たキャンペーンであるALOHA HAWAII ハワイへ行こう!ボーナスコインキャンペーンについて、考察してみました。
対象者限定キャンペーン概要
キャンペーン概要は下記のとおりです。
対象搭乗期間 2023年11月1日(水)~2024年3月14日(木)搭乗分まで
ただし、下記の日程は対象外です。
2023年12月22日(金)~2024年1月8日(月)搭乗分
年末年始はダメです。
参加登録が必要 2024年3月14日(木)まで
対象 ANAマイレージクラブ会員かつキャンペーン対象者
内容 期間中、キャンペーン条件を対象者に、搭乗回数、利用内容に応じて、ANA SKY コインを提供。
対象路線 ANAグループ運航の東京(羽田・成田)⇔ホノルル線
付与されるスカイコイン数
発着地 | クラス | スカイコイン数 |
---|---|---|
羽田発着 | エコノミー | 7,000 |
プレミアムエコノミー | 15,000 | |
成田発着 | エコノミー | 8,000 |
プレミアムエコノミー | 16,000 |
いずれも、1回あたりのフライトで提供されます。成田発着は+1,000スカイコインのプレミアムがついています。スカイライナー分ですかね。
そして、こうしたキャンペーンでは珍しく、搭乗した回数分提供という事で、期間中に何度搭乗しても付与されると言うものであります。
対象予約クラス マイル積算可能なエコノミークラスまたはプレミアムエコノミークラス
そして、ツアー商品でもマイル積算クラスであれば、対象となります。
ANA SKY コイン積算時期 搭乗月の翌月中旬頃に積算
提供されたANA SKY コイン 有効期間 2024年9月30日まで
先述のとおり、あくまで、ANAマイレージクラブ会員向けで対象フライトをANAマイレージクラブに積算した場合に対象となります。
今回、驚きなのは、期間中1回限りではなく、搭乗毎に提供となり、実質的な値引きとも見ることができます。ただし、付与時期はフライト後の翌月中旬という事で、一旦、持ち出しは出るものの、リピートする計画があると、実質的な割引ともみなすことができます。
また、エコノミーからプレミアムエコノミー、エコノミーからビジネスクラス、プレミアムエコノミーからビジネスクラスにアップグレードした場合はアップグレード前に運賃をベースにスカイコインが提供されます。
提供されるスカイコインはどれぐらいの価値か
今回のキャンペーンは、一度きりではなく、フライト毎に青天井で提供されるため、実質的には割引と考えるとこともできます。また、付与されたスカイコインは別にまた、ハワイ路線購入のために使用する必要はないため、韓国路線の往復フライトにも充当できたりします。
とは言え、今回のハワイ行き運賃に適用した場合、どれぐらいの割引になるか最安エコノミーで算出してみました。
対象期間の11月を2泊で往復する旅程です。結構、入国では怪しまれるかもしれません。
運賃は107,150円で、予約クラスはKクラス(マイル積算率30%)となります。まあ、マイル修行ではあまり使わないクラスであります。
そして、税金は47,150円であります。
今回の対象者限定キャンペーンでは、成田発着の2フライトのため、8,000円×2フライト=16,000円相当の割引となります。
実質、割引後の運賃は91,150円であり、最近は盛り上がっていないANAにキュン!ぐらいの運賃となります。
うーん、何とも微妙でありますが、ZIPAIR対策なのかと思ってしまいます。一応、国際線プレミアムポイント2倍キャンペーンも対象であり、往復で2倍プレミアムポイントキャンペーンも含めて4,596PPは積算され、単価は19.83円/PPとゲホゲホですが、ウーン、微妙であります。
ハワイは割高では
ハワイは日本からも近く、日系航空会社が挙って、フライトを飛ばしており、旅行プランも数多あり、行きやすい海外ではあります。
ただし、円安やインフレなどを考えると、本当に良い旅行地なのか、不明とも思ってしまいます。
これまで蓄えて、使えなかったお金を一気に放出と言うのはいいかも知れませんが、以前にそんなに放出していたのかと言うと疑問も有り、どうかと思います。
今回のキャンペーンのために日帰りでフライトを折り返すにしても、入国審査は、何度か繰り返して「あぁ、またこいつか」と覚えられるくらいだと良いですが、そうならないケースの方が多いので、他の国に行った方が良いとも言えます。
まあ、円安やインフレを逆手にとって、なんとかカツ(BIGカツではない)を現地ですると稼げれるため、旅行と言いつつ、出稼ぎに行く人は多いかもしれませんが。
最後に
ANAにとっては、ようやく飛行機を飛ばすことができ、いよいよハワイを起動させたいと言うところがある中で、周囲を取り巻く環境(物価高、円高など)が想定以上に進み、ターゲットとなるマス客が満足にハワイで楽しめるのか、苦慮しているのかもしれません。
古いホテルに泊まり、日中は砂浜で水を飲んで海水浴で、ごはんはスーパーで半額の寿司折とかとなると、エクスペリエンス的にどうかと言うところも考えてしまいます。
そんなことはしたくないと、使いすぎてしまうとハワイは高いなとイメージを持たれて、リピートがないとそれはそれで、大変かもしれません。まあ、旅と言うものはそんなものかもしれませんが。