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特急・草津で昭和と平成にタイムスリップ

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特急・草津に乗車し、昭和時代や平成時代の良さとは何か思ってみましたので、お伝えします。

高崎駅

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高崎駅と言うとタイル壁の西口がメインと言った感じだと思っていましたが、東口はずいぶん前ですが整備され、近未来的な雰囲気がします。昔から東口は発祥のビックカメラしかないかと思っていましたが、今は家具屋も飲み込んだヤマダデンキ(今はすべてカタカナなのですね)の本拠地でもあるようです。池袋を日本総本店としていたのは迷走だったのでしょうか。

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SLの停車する同駅では駅名標が黒と黄色となっており、結構目立ち、写り映えもします。

草津4号

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そうこうしていると草津が入線してきます。今回は上野までグリーン車としました。グリーン車は4号車にあり、4号車すべてがグリーン席となっています。

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シート配列はスーパーひたち時代からの踏襲で1-2配列となっていました。できた当初からはシート地は張り替えられているとは思いますが、昭和に半分を足を突っ込んでいる感じがやはりします。

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シートピッチはそれほど広くありませんが、窓は大きく国鉄から脱却すべく生まれたバブル期の列車だけあり、ルーバー長の荷物棚など色々と新たな取り組みが盛り込まれていたようです。

列車は7両編成であり、いわきまで行っていた編成と変わらず運用されています。以前の新特急草津の185系からみるとグレードアップしたと言えますが、伊豆路線と比較するとやはり、お古感が否めないところでもあります。グリーン料金は立派なのですが。

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今回は上毛高原からの帰りなので、草津にも軽井沢にもは行っていませんが、THE 軽井沢ビールをプシューします。

高崎から軽井沢にかけてはどちらでも群馬のものも長野のものも手にすることができるのが良いところであります。

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峠の釜めしも高崎で手に入るのですが、高崎と言うとやはりだるま弁当であります。プラスチックのだるまの容器に入っているのは昔から変わっていません。

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ネットで検索していたら500円玉貯金をだるま弁当でやったら、いくら貯められるかという情報があり、20万円位までは貯金できそうです。

弁当の中身ついては海のない群馬らしく山菜やキノコ、栗、筍、鶏肉などとなっています。そしてその下にはびっしりと出汁が浸みたご飯が入っています。

ご飯少な目のだるま弁当ライトとかあると酒飲みや年寄りには良いかもしれません。容器の開発にコストがかかかるので厳しいかもしれませんが、容器はそのままで具材はに倍増しでご飯を減らしたスペシャルも有りかもしれません。

また、今後の環境も考えて紙とか蚕とかでできた容器に変えるのも22世紀に続く弁当と唸るかもしれません。

草津4号は吾妻線と上越線と高崎線と東北線に跨って運転されています。始発は長野原草津口であり、終点は上野となっています。途中駅は下記のとおりです。

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高崎始発の特急あかぎは高崎=大宮間ではかなり停車しますが、草津は熊谷のみで大宮に向かいます。

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大宮を過ぎると浦和、赤羽と停車し、終点の上野に停車します。上野東京ラインが出来てから常磐線特急は品川まで行きますが、高崎線特急はそうした事はなく、上野止まりとなっています。(たまに南伸することはあるようですが)

また、湘南新宿ライン方面では上りのスワローあかぎ1本のみ新宿に行きますが、草津は頑として上野始発となっています。白根時代からの伝統なのでしょうか。

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色々と列車体系について考えていると、時間が経過して、大宮駅に到着です。JRだけで新幹線6線、在来線14線のホームがあり、東武で2線、埼玉新都市交通ニューシャトル1線とすべての道は通じるとも言える東京駅に次いでの規模とも言えるビックターミナルの大宮駅に停車です。

そんな中で、ゆるく階段ひと昇りで改札外に出られる埼京線のルミネ専用改札が何か一番ほっとするところでもあります。

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浦和停車後に湘南新宿ラインに追い抜かれます。もともと貨物線を活用している湘南新宿ラインは浦和辺りでは高架であり、浦和をスルーした時代もあり、上から目線で偉そうでありましたが、山手線内に入ると埼京線の方が十条と板橋に停車しても所要が変わらないグダグタ感がありましたが、慎太郎遺産なのか、上野東京ラインが出来てすっきりした感もあります。

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上野駅に到着です。上野駅の上のホームを使うの東京・品川に行く列車がほとんどであり、下のホームを使うのはかつての昭和的な感じもしますが、一番落ち着く終点であります。

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上野駅自体は改装は何度かしているものの昔からあまりイメージが変わらない駅であります。

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アトレ上野も既に20年であり、新陳代謝の激しい駅のテナントでありつつも、ハードロックカフェが続いているのも上野駅であります。

個人的にはたいめいけんがある場所に存在していた立ち食い蕎麦の冷やしたぬきが今でも忘れられない存在であります。すぐに出で来るキンキンに冷えたつゆにカリッとした揚げ玉を3分くらいで食べ干す快感は今も忘れられません。

今はお洒落になり過ぎたのと、お値段が高いのがちょっとと言うところであります。

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駅の外に出てみます。上野駅は古いイメージがありますが、意外と古いところは少なくなっており、駅の顔ぐらいかなと思ってしまいます。

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御徒町方面に行ってみます。上野東京ラインの影響で防音壁が城壁のようになった高架下になってしまいましたが、昔からのカレー専門店があります。

セブンイレブンの奥隣りは回転寿司があったりしましたが、最近は新陳代謝が激しいのか、お店がよく変わっています。

そして、浅草口に行けば昔からファーストキッチンがありますが、そこをスルーして、ちょっと進めば、サ道で有名でかつ、ドラマのロケ地にもなったカプセルホテルの北欧もあります。

コロナ禍前はクイックコースがお手頃なので明日から新しい週が始まる日にはよく通っていました。1回目のサウナは熱すぎて座っているのが厳しいくらいでありますが、キンキンに冷たい水風呂で冷却して、回を重ねるといい感じなるところでもあります。上野に久しぶりに来たので、行ってみようかなと思うくらいでありました。

最後に

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特急草津なので草津に行った後に乗った方がリアリティがあったのですが、高崎から乗車ししたため、温泉地からの空気感はないですが、個人的にはなんかノスタルジックな旅程でした。

昭和な顔を持ちながら走り続けている651系と昔からの変わらぬだるま弁当、やっぱり昭和と平成がかおる上野とタイムトラベルでした。

ホームドアに最新のE235系が令和と言う時代に呼び戻された感じですが、昭和や平成の時代に浸っていたいと思うのは寿命が半分以下になった証かもしれません。

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