JR東日本の完乗の路線も片手で数えるのみとなり、今回はちょっと弾丸な旅程で一路線を攻略したのに加えて、観光列車も攻略しました。
一気に山形に
大昔は新宿副都心(当時)が摩天楼でしたが、都庁が移転した丸の内の方が今は摩天楼であり、今後、日本一の高層ビルが出来るなどまだまだ再開発が進む丸の内と言うか千代田区であります。
今回乗車の新幹線はつばさ131号であり、東北新幹線内の停車は大宮と福島のみの弾丸ライナーです。奥羽線内は米沢、山形、以北は天童、さくらんぼ東根、村山、大石田、新庄の各駅停車となります。
山形駅までの乗車を考えると3駅と速達タイプであります。
こまち改めの新塗装のつばさ号でありますが、変態仮面と揶揄する人もいるくらいであります。個人的には初代つばさ車両のシルバー塗装はアメリカン航空のベアメタルと言うか、コンクリート打ちっぱなしの建物と言うかとてもデザイン性があった車両であります。
ハリウッドの映画のワンシーンでも使われていた記憶があり、完成度が高かったのでしょう。今後誕生するE8系がどの程度か期待するところであります。
普通席車内は2-2配列であり、コンセントもあり、座面スライドとリクライニングができる21世紀仕様となっています。
上野は通過し、130km運転で気持ち到着が早く、大宮を出発すると彩の国さいたまを走ります。はやぶさとはこの区間の速度はあまり変化はありませんが、在来線直通車両の幅の狭さが割とスピード感があります。
利根川を越え、栃木県に入ります。在来線や東北道とはまた違った渡り感であります。
北関東最大都市の宇都宮も今回乗車のつばさは通過です。E5系であれば、この後一気にプラス45km/h以上運転速度を上げますが、E3系は変わらずと言ったところです。
福島駅に到着するといつも人気な分割作業であります。真冬の盛岡のE5とE6の方が着雪落としなどもあり、凄さはありますが、東京から近いこちらの方が人気なのかもしれません。
ここからは板谷峠を超えて山形を目指します。奥羽線内最初の停車駅の米沢に到着し、次の停車駅の山形駅を目指します。蔵王は不機嫌です。
奥羽新幹線構想もあるようですが、コスパでは決裁は降りないようですが、明治維新ぐらいの日本の頃に何が必要であったかを考えると、選択肢が絞られるかもしれません。
人的リソースと資本具合であり、お札になるような人物が今後出てくるかが持続性の課題かもしれません。
蔵王は不機嫌なのか頂は見せてくれませんでした。飛行機ではいつみ見えるのですが。
フルーツライン左沢線
山形駅に到着し、ここから未乗区間の左沢線の乗車となります。山形新幹線と並行区間の北山形までは標準軌と狭軌の並走であり、フルーツライナーである左沢線は狭軌の沙汰であます
モーター駆動の気動車が増えている中、流体式の車両のキハ101系は貴重な存在かもしれません。
車社会が席巻していても、山形市内と小回りよく、各駅がある左沢線は意外と乗客が多い路線でもあります。寒河江駅あたりまで結構乗り降りが多い列車でもあります。
中央線の大月以北の様に盆地の淵を走るような景色が見えると終点の一つ手前の柴橋に到着です。この辺りが最上川を渡る次に景色がいいかもしれません。
そして、終点の左沢駅に到着します。結構近代的な駅であり、駅止まりは短いもののスペースが広くなっています。
車止めとしては異例な短さかもしれません。
左沢駅前は閑散としていますが、整備されています。駅隣接の駐輪場横には花壇と言うか自生と言うかわかりませんが、季節の花が自慢げに咲いていましたので撮影しました。
駐輪場のとなりにはドラッグストアがあり、コンビニ代わりに黒と銀のチューハイを買ってしまいました。
帰りは寄り道
左沢の滞在は20分程であり、折り返しの山形駅に乗車します。このまま山形、東京ち接続しても良いのですが、少し余裕を見ます。
同線の中間あたりの羽前長崎駅で途中下車します。同駅から2kmほど北上すると最上川があり、左沢線の鉄橋が見えます。
ローカル線のとしてはかなり立派な鉄橋であり、見ごたえはあります。ただこれだけの目的で同駅で降りたわけではなく、河川沿いにあるひまわり温泉 ゆ・ら・らでの休憩が目的でもありました。
羽前長崎駅では2時間ほどの滞在であり、温泉には90分程疲れる計算であります。ドライサウナもあり、前半はサウナ、後半は2種類の源泉かけ流し温泉堪能と目論んでいました。
サウナは結構熱いものの、リピートの水風呂が冷たいため、繰り返すとあっという間に1時間が過ぎます。
そのあとは二種類の源泉堪能をすると飲まず食わずで羽前長崎駅に戻ります。結局、水さえ飲まず山形駅の到着となります。個人的には満足ですが。。。
山形駅は駅直結のホテルがあります。西口には超高層ビルもあります。上山市のマンションの方が印象が強いですが、こちらも100m超あるようです。
とれいゆつばさ
とけいゆつばさに合わせるというか、丁度いい温泉タイムを過ごし、山形駅では全景も撮影し、平田牧場の豚のから揚げも購入でき乗車です。なんか毎週、源泉かけ流しに浸る日が続いています。
えきねっとでは発券できない、一連の発券がみどりの窓口では可能でした。コスパとしてはどうかという議論はありますが。。。
とれいゆつばさの座敷席は2-1配列であり、今回は一人配列のE席でしたが、向かい合わせで着席者がいており、社内撮影などを含みで離籍していなしていました。
結果的に途中での乗車はなく、A席で終始過ごすことができました。座敷は畳の意味かと思いつつ、座布団があります。政治ネタばかりだと座布団は集められない日曜日18時前かもしれません。
車両的にはE3系窓2枚分であり、座席の間には立派な木材のテーブルがあり、リモートワークさえできるかもしれません。
E3系時代にグリーン車であった11号車は普通席指定席と乗り得の路線でもあり、人気があります。
そして、足湯手前のレストランと言うかビッフェ席はサフィール踊り子ほどの豪華さはないものの、新幹線車両を贅沢に使用している点では豪華と言えます。
足湯は前述のとおり、源泉かけ流し二種を一気の堪能しており、楽しむ気はありませんでしたが、撮影ぐらいはできると思いましたが、アクセスも憚られるようでしたので退散です。
山と山に挟まれた山形県らしい景色を進みます。
急斜面にビニールハウスが乱立しており、ハウスの中はさくらんぼやぶどうのようです。傾斜を見ると初心者のスキーヤーではちょっと厳しいくらいの傾斜です。
高畠駅に到着します。去年は写真に写っているホテルに滞在したのが新鮮であります。大浴場が新幹線改札口の前にあり、宿泊の際に館内着で改札を横切り、温泉に言った記憶があります。
そして、室内からはE3系見放題という面白いホテルでした。
この後、米沢、板谷峠を超えて、福島目前です。平面交差解消のためにもう一本高架橋が作られるという事ですが、どういう配置になるか楽しみであります。
とれいゆつばさは高架とは無縁で福島駅に到着します。
標準軌車両ではありますが、在来線の福島駅ホームに到着のとれいつつばさであります。320km/h通過の緊張感の漂う東北新幹線にわざわざ上がらない方が寿命が縮まらなくて良いのかもしれません。
最後に
福島からは乗り継ぎ時間の間もないE5系やまびこで東京を目指します。残りは神奈川県内の鶴見支線とJR東日本では最新の横浜市内の営業線と男鹿線と津軽線となりました。
鶴見支線は結構楽しみであり、いつ決行するか考えてしまいます。
今回のスケジュール
東京 9:24 山形 11:50 ※つばさ
山形 11:55 左沢 12:37
左沢 12:54 羽前長崎 13:16
羽前長崎15:14 山形 15:36
山形 16:13 福島 17:41 ※とれいゆつばさ
福島 1751 東京 19:28 ※はやぶさ
進捗
営業キロ | 乗車キロ | 未乗キロ | 乗車率 |
---|---|---|---|
7191.1 | 7128.8 | 62.3 | 99.13% |