JALのベトナム発券の東京ストップオーバー付きのソウルのビジネスクラスが安いため、記事にしてみました。
JALシェル・フラット・ネオ
今回の旅程ですべて搭乗する区間のビジネスクラスはJALシェル・フラット・ネオであり、JALでは短距離・中距離ビジネスクラスに設定されています。
シート配列は2-2-2であり、シート形状はライフラットとなります。ANAのビジネスクレードルと比較されることとなりますが、ANAの場合シートピッチは59インチ、シート
幅は21.5インチですが、JALでは60インチ、22.3インチであります。不自然なリクライニングのANAのクレードルシートよりもスペースがあり、寛げると言えます。
ビジネスクラスとしてはレガシーシートと言えますが、過去のビジネスクラスの全盛時代に最も普及したシートであり、中距離では十分と言えます。
ビジネスクラス往復 ホーチミン・シティ=東京=ソウル往復
今回は、ホーチミンから3月に出発し、ソウルを土日で過ごし、3月でホーチミンに戻る旅程で検討してみました。
注意点
ベトナムは一度入国して、出国した場合、再入国するには30日間はビザがないと入国できないルールがあります。オンラインでビザ(約25USD)を取得するかアライバルビザを取得する必要があります。往路か復路はオンラインチェックインの利用できるベトナム発券を組み合わせて、バンコク経由なんかもいいかもしれません。
旅程
3月17日日曜日の朝、ホーチミンを出発し、成田には16時前に到着します。そして、翌週の3月23日に金浦空港に向けて出発し、翌日の朝、金浦から羽田に戻ります。さらに翌週、金曜日の深夜(土曜日未明)に羽田を出発し、ホーチミンには早朝6時前に到着します。
さらに同様のチケットを購入して、ループしながら、ダイヤモンドまでFLY ON ポイントを積算するのも良いと言えます。ホーチミンは単車の音が賑やかであり、エキサイティングな街であり、昼も夜も楽しい街と言えます。
運賃・予約クラス
運賃は日本円で約145,024円であり、予約クラスは全区間Xクラスであり(125%加算、搭乗ポイント400ポイントも付加されるほか、アジア搭乗倍率1.5倍が適用されます)
積算マイル・FLY ON ポイント
積算マイル・FLY ON ポイントと下記の通りです。
フライト | 区間マイル | 積算マイル | FOP | ||
3月17日 | SGN | NRT | 2,706 | 3,383 | 5,474 |
3月23日 | HND | GMP | 758 | 948 | 1,821 |
3月24日 | GMP | HND | 758 | 948 | 1,821 |
3月30日 | HND | SGN | 2,706 | 3,383 | 5,474 |
合計 | 6,928 | 8,662 | 14,590 |
積算マイルは、8,662マイルであり、FLY ON ポイント14,590ポイントとなります。FOP単価は9.94円となります。ビジネスクラスで10円以下と言うのはなかなかであり、上級会員の資格ポイントに到達するまでは、エコノミーではラウンジや優先搭乗はできないため、こうした安いビジネスクラスを最初に駆使して、解脱した後、プレミアムエコノミーや他社のエコノミーなど利用するのが最適と言えます。
最後に
JALの方が海外発券においても、優しい運賃体系であり、マイル修行をする楽しみが多いといえます。また、シートなどのプロダクトについても、ANAよりスペックは良く、ビジネスクラスに搭乗してもがっかりすることはないと言えます。JALは歴史の中で色々とありますが、最近は利用者ファーストともいえる姿勢が至る所で感じ、これから終身上級会員を目指すのであれば、JALの方が良いと言えます。