ANA指定のラウンジであるニューヨークJFK空港ターミナル7のJFKラウンジ(First)を利用しましたのでお伝えします。
オープン時間
毎日 5:00~22:00
場所
ANAホームページより
JFK空港ターミナル7の手荷物検査通後、中二階のようなフロアです。
厳密に言うと手荷物検査から半分フロアを上がり、出発階が中二階のような気がします。
ワンワールドとスターアライアンスの大物が鎮座するターミナルだけてあり、アライアンス度外視で利用できるのは面白いところです。
BAのラウンジとしては同ターミナルにある「コンコルドルーム」がもっともプレミアムなラウンジと言えます。今はコンコルドの運航はありませんが、ワンワールドでも限られた人しかアクセスできないところであります。
主なアクセス資格
ワンワールド系
British Airways定期便のファーストクラス利用者
British Airways, oneworld提携航空会社の運航定期便を利用、BA Executive Clubゴールドメンバー
British Airways, oneworld提携航空会社の運航定期便利用のoneworldエメラルドメンバー
サファイアまたはエメラルド会員はラウンジご利用時に出発フライト1便ごとに1名のゲストを同行可能。
スターアライアンス系
ANA ファーストクラス利用者(+同行者1名)
ダイヤモンドメンバー(+同行者1名)
しかし、2019年4月時点ではANAビジネスクラス利用者やプラチナ会員、スーパーフライヤーズ会員向けのギャラリラウンジが改装中のため、結局、ファーストラウンジが利用できます。広さや開放感ではギャラリラウンジが良いと言う記事もあり、どっちが良いのでしょうか。改装後はギャラリの方がよさそうです。
ラウンジレポート
エントランス
正面でかでかと「British Airways」と記載されています。ANAラウンジとかも有名な書道家にラウンジの扁額を揮毫してもらえば、それだけでも訪れる価値が出るかもしれません。ANAのスタッフもおり、ANAラウンジ風ではありますが。
設備
ラウンジ内にトイレがあるほか、施錠できるロッカーもあります。ただし、シャワーはありません。NH109便で東京に行く場合、夕方出発のため、搭乗前にシャワーを浴びたい人はホテルをレイトチェックアウトするか、ギャラリラウンジが改装されるのを待つこととなります。
ラウンジ構成
それほど大きくありませんが、区画が細かく分かれています。受付からまず行く区間はソファーが最もあり、一番大きな区画です。フードやソフトドリンクもあります。15時くらいに行った時は何もなく、ファーストクラスラウンジかと驚きましたが、のちにたくさんのフードが提供されます。
その奥にはドリンクのカウンターとともにバー風の区画があります。この区画はどちらかと言うとドリンクを調達する場所と言えます。
利き酒コーナー?
そして、一つ戻り、一番大きなブースの横にはワーキングスペースのようなブースがあります。なぜかその横には、白ワイン専門のワインサーバーがあります。
ラウンジに平置きされていないワインもあり、液晶タッチパネルを押すと注がれます。ただし、グラスには1/4ほどしか注がれず、どっぷり飲むには4回程度押さないといけません。越後湯沢や新潟駅にある利き酒コーナーとしてとらえればよいと言えます。
適性温度ではありますが、氷で冷やされたボトルの方が冷えており、個人的にはのど越しは良かったです。
なぜかワークスペースの横にあるのが不思議です。
さらに窓側(窓はフロスト加工されているため、外の景色はありません)はダイニングルームがあります。ダイニングスペースは向かい合った座るテーブルが多いためか、にぎわっています。
夕方になると料理が並べられ、セルフで楽しむこととなります。「SAVOUR」と書いています。
最後に
現在、ギャラリラウンジが改装中のため、ワンワールド搭乗のワンワールド・サファイア会員と、ANA便搭乗のスターアライアンスゴールド(SFC会員以上)、さらにノンホルのプレミアムエコノミー搭乗者もおり、かなり混雑しています。
気軽で良いですが、ファーストらしい風格が欲しいところであります。個人的にはワインの種類が豊富であり、あまりワインと一緒に食べないため、最適と言えますが、食事は見栄えと言う観点からも不足感を感じます。
そうは言っても、ワンワールドを代表するBAのラウンジをANA搭乗にて、JFKで利用できるのは貴重な体験でした。