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京成スカイライナー乗車記 空港について考えしまう

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skyliner

成田空港アクセス特急のスカイライナーに久々に乗車しましたので、お伝えします。

スカイライナーの路線は

ks

スカイライナーの昔は京成本線バリバリの特急でしたが、現在は成田スカイアクセス線と都内は京成本線を走る鉄道であります。

JRの上野駅から微妙な距離感の京成上野駅から(タクシーの運転手さんの認知度は100%)から、京成高砂までは京成本線を走り、その後は北総鉄道、成田高速鉄道アクセス、成田空港高速鉄道と色々な会社線を走り、地味ではありますが、成田空港までのアクセスの時短を図っています。

線路は色々な会社線でありますが、スカイライナーの運行は京成電鉄であり、山本寛斎氏がデザインしたAE型で運行されています。今では在来線で唯一、160km/h運転している列車でもあります。標準軌であり、200km超運転となると第二の新幹線ともなりそうです。

スカイライナーについては東京都を京成本線の京成高砂まで走り、その後、分岐して新柴又駅を東京最後の駅として、1.9kmの駅間を経て、千葉県の駅である矢切駅に繋がります。寅さんや矢切の渡しがリアルに感じられる駅名であります。

この後は東松戸、新鎌ヶ谷、千葉ニュータウン、印旛日本医科大を通過して、この辺りからスカイライナーの醍醐味の160km/h運転が空港手前まで実現されています。

東京都を走るのは京成上野駅から矢切駅手前の約15km程であり、残り約45kmは千葉県を走る列車であります。チバニアンな列車でありますが、スカイライナーは本当に一部の列車を除き千葉飛ばししている列車でもあります。

スカイツリー

名古屋駅前(名駅)に本社を置く、東海旅客鉄道がかつて自社のエース列車であるのぞみを名古屋飛ばしをしたように、市川に本社がある京成電鉄が千葉飛ばしをしているのはビジネス優先であるようです。

スカイライナーは昔からある記憶がありますが、現在の運行体制は2010年7月からと意外と近いことでももあります。まあ、はやぶさ(新幹線)とかも年齢的には中二ぐらいなので高齢化が進む日本社会では期待の若手なのかもしれません。

乗車記

京成上野駅

京成上野

時間がない時にはタクシーを利用するのですが、浜松町駅と言うとアップデートが追いつかないのか、ドライバーさんの当たり処はJRの改札近くか貿易センタービル手前までか悩ましいところであります。もう、貿易センタービルも解体されてなくなってしまいますが。

一方で、タクシーで京成上野までと、と言うとよどみなく発進するのはタクシーの運転手さんが台東区や荒川区や足立区に住んでいるのか、タクシーの会社がそうした方面にあるのかわかりませんが、京成上野駅の認知度はタクシーにおいては抜群であります。

意外と便利な京成上野駅

ファミマ 京成上野

京成上野駅はJR上野駅と比較すると位置感は微妙で且つ、面積の狭いのですが、意外と便利であります。上野公園の真下にあり、ヨドバシカメラとは地下で直結していたりします。御徒町方面にもアクセスが良いと言えます。

京成上野駅

ちょっとした地下スペースですが、外貨販売所があったり、パン屋さんや観光案内所があったりします。個人的には、ファミリーマートが秀逸であります。店舗としてはかなり狭いですが、アルコールが充実しており、缶系は言うまでもないのですが、185mlのアルパカの白とかがあり、羽田より成田に行く方がワクワクしてしまいます。まあ、遠いのではありますが、浜松町ではこうした経験はできません。ホームへのエスカレーターも上下であったりするので便利です。

ルーラルだけど結構なクロス線

TX

スカイライナーは前述のとおり、上野と日暮里以外は通過して(一部、新鎌ヶ谷停車はありますが)成田空港まで都心から最速達を目的とする列車であります。

しかしながら、その途中では21世紀において、第三セクター鉄道(異常なくらいの規模ですが)としては大逆転となったつくばエクスプレスを上から見えたりと意外と運命ありの路線かも知れません。つくばエクスプレスは茨城県肝入りの鉄道でもあり、今後の展開は気になります。

意外と長大編成

8両編成 スカイライナー

スカイライナーは8両編成であり、近年の特急列車としては長大編成と言っても過言ではありません。西九州新幹線のかもめは6両編成であり、北海道の主幹特急であるおおぞらも最近は4両編成が多く、特急=長大編成のイメージは薄れつつあります。

そんな中で開業時は6両編成であったにも関わらず、21世紀を超えても有る意味イケイケな8両編成であるスカイライナーは素晴らしいと言えます。

160km/h運転

印旛沼

東松戸、新鎌ヶ谷、千葉ニュータウンなどな住宅地がこれぞとばかりにあるにもかかわらず、通過して半地下な線路を進んでいき、印旛日本医科大駅を通過していきます。ある意味、日本医科大学の地帯でもあります。ここ数年、日本医科大学を耳にすると、感染症学がご専門で日本医科大学・特任教授の人を思い出してしまいます。羽鳥氏と恵氏の番組にばかりに出演していた記憶があり、将棋ネタも有りましたが、今は見なくなってしまった人でもあります。

話しは脱線(鉄道の乗車記では使ってはいけないワードですが)しましたが、スカイライナーの真骨頂である160km/h運転の世界であります。

JRの130km/h運転と比較すると結構揺れる京成線と北総線を走ってくると160km/h運転区間が妙に安定している成田高速鉄道アクセスに入ります。

次期車両はフルアクティブサスペンションを実装した車両にして欲しいところであります。

日本史で覚えた印旛沼を最高速度で通過していきます。160km/h運転と言うのは有る意味でなかなかない速度域であります。新幹線はこの速度域はあっという間に超えてしまいますし、世界的に見えても160km/h運転はあまりないかも知れません。バンコク空港アクセス線はなんでうまくいかないのか不思議でもあります。

そんなこんなで色々と車窓を見ながら妄想していると成田空港であります。スピード感としては成田空港発の方が一気に加速するので醍醐味でありますが、印旛沼をトップスピードで駆け抜けるJapan Speedも味わい深いところであります。

成田国際空港

成田空港

成田空港の意義は何かと考えてしまいます。随分時間はかかりましたが、日本最長の4,000m滑走路を持ち、77Wや744はもちろんのこと、A380がベースになっている空港であるのは成田以外はあり得ないかもしれません。KIXも4,000mの滑走があったり、計器着陸装置でレベルが高い空港が多いを見ると意外と日本は航空についてはレベルが高いのかもしれません。まあ、島国で人口がまだまだ1憶人を超える国なので、そうした背景を考えると優秀な官僚は航空に対して良い結果を出さないといけないかもしれませんが。

成田空港は千葉とは異次元

成田空港は千葉の地方空港と言えば解決するかもしれませんが、そうは言えないものであります。羽田は別としても、関西やセントレア、福岡と比較しても、ターミナルとしては国際空港としての雰囲気は圧倒的と言えます。

実績と言うものがやはり、幅を利かすところなのかもしれませんが、成田なくして羽田はない(国際線)と言うのが答えかも知しません。

今もって上下移動の導線は変わらないですし、以前と同じように各ウィングは混雑しているのを見るとネオ羽田だけとは行かないようです。

施設としては同じ千葉のネズミ施設と比較しても別格の施設であります。日本中を蹂躙したイオンは別格ではありますが、成田空港はやはり独特な雰囲気があります。イオンは日本全国各地でこれほどと言うぐらい展開していますが、空港ではほぼ無であります。"まいばすけっと"〇〇空港店とかあっても良いのですが、見たことはありません。

最後に

NRTは世界的にもマイラーには認知度の高い空港でありますが、日本国内では、いわくつきで遠いイメージがあります。羽田な東京国際空港がやはり強いのですが、重い荷物は成田のイメージがあり、世界各国にアクセスとなると成田はやはりイメージがあります。(仁川とか行けばベスト)スカイライナーに乗ると毎回、日本の航空の在り方と考えてしまいます。

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