JALのプレミアムエコノミーの成田=シンガポールが割安のため、まとめてみました。
JALのプレミアムエコノミー
シートスペック
JALの最新のプレミアムエコノミーは同社ではJAL SKY PREMIUMと呼ばれており、シートスペックはシートピッチ42インチ、シート幅18.8インチとプレミアムエコノミーの標準が38インチのため、かなり広くなっています。また、シートモニターは12.1インチとなっています。
また、機内サービスにおいてはノイズキャンセリングヘッドフォンが利用できるほか、シャンパンなどのプレミアムエコノミー用のドリンクが用意されています。
ビジネスクラスへのアップグレード
プレミアムエコノミーからビジネスクラスアップグレードする場合、片道単位でリクエストできます。東京とシンガポール間の必要マイル数は通常の申請で、20,000マイル、空港当日申し込みサービスのディスカウントキャンペーンでは、18,000マイルとなります。プレミアムエコノミーの予約クラスEは今回の旅程のように通常の航空券購入の場合は、対象となります。
ANAとの違い
ANAとJALのプレミアムエコノミーの違いはいくつかあります。シートについては、JALの方がシートピッチは広く、広さでは、JALの方が良いです。サービスにおいては、JALはプレミアムエコノミー専用のドリンクにおいてシャンパンがありますが、ANAの場合はスパークリングワインとなります。ただし、ANAの場合、最初の機内食終了後にビジネスクラスのシャンパン、ワイン、日本酒、梅酒、焼酎(水割り・ロック)、デザートがリクエストできるため、ドリンクにおいてはANAの方が良いと言えます。
アップグレードについては前日までのアップグレード申請において、ANAは18,000マイル、JALは20,000マイルとANAの方がマイルをセーブできます。ただし、JALはキャンペーンにより、18,000マイルとなります。ANAも当日カウンターまでアップグレードが適用されない場合もあるため、ANAの方が完勝とはいかないようです。
プレミアムエコノミー 成田=シンガポール往復
旅程
旅程は下記の通りです。往復ともボーイング777-200ER型機であり、プレミアムエコノミーのシートはJAL SKY PREMIUMとなります。ビジネスクラスにアップグレードすれば、フルフラットのシートで眠ることもできます。
予約クラス・運賃
予約クラスEクラスであり、JALマイレージバンクでは、100%加算、搭乗ポイント400ポイントも積算されます。運賃は119,070円となります。
積算マイル・FLYONポイント
積算マイルとFLYONポイントは以下の通りです。
フライト | 区間マイル | 積算マイル | FOP | ||
10月5日 | NRT | SIN | 3,312 | 3,312 | 5,368 |
10月7日 | SIN | NRT | 3,312 | 3,312 | 5,368 |
合計 | 6,624 | 6,624 | 10,736 |
積算マイルは6,624マイル、FLYONポイントは10,736FOPであり、FOP単価は11.10円です。バンコクでビジネスクラスキャンペーン運賃もありますが、東京とシンガポールの距離は東京とバンコクの距離の1.15倍あり、これにアジアの搭乗倍率(1.5)を適用すると1.73倍となり、ビジネスとプレミアムエコノミーのクラス積算率の差が25%でもシンガポールのプレミアムエコノミーの方が条件は良くなる場合があります。
那覇往復を追加した場合
国際線オンリーよりも日程の選定は厳しくなりますが、東京と那覇往復のFOPが合計4,736FOPが積算され、15,472FOPとなり、運賃はトータルで129,610円であり、FOP単価は8.38円となります。
最後に
プレミアムエコノミーのビジネスクラスへのアップグレードも可能であり、マイルを消費しますが、快適にシンガポールに行くことができると思います。日本発のJAL運賃としては割安な運賃と言えます。