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IHGミステリーキャンペーンはありがたいのか

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IHGからメールが来てミステリーキャンペーンの案内が来ましたので、考察してみました。

ミステリー特典:最大100%ポイントアップ

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IHGによると

IHG®リワーズポイントの購入で、最大100%のミステリーボーナスポイント獲得のチャンス!さらに、これからのご旅行に活用いただけるポイント購入の上限が150,000ボーナスポイントに!キャンペーンは10月8日まで。

とのことで、画面をクリックしてみたくなります。

いざ、クリックするとサインイン画面が出現し、個別感から期待が高まります。そして、結果は+100%ボーナスでした。

11,000ポイント以上の購入からが100%ボーナス対象であり、以降、150,000ポイント購入まで+100%ボーナス(最大総計300,000ポイント)の対象となります。

10,000ポイント購入では135.00USDである一方で、11,000ポイント購入すると126.50USDとそもそもの支払額が下がっているのに加えて、さらに11,000ポイントがさらに加算されるというものであります。

こうしたキャンペーンで誇大となる表現は控えたいですが、単価(一番よくて0.55円/ポイント)が半額といった印象もあります。実際は100ドル以上を支払う事には変わりありませんが。

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ルールの詳細は下記のとおりです。

  • キャンペーンでの購入は、2021年9月19日午前0時から2021年10月8日午後11時59分(いずれも東部時間・期限時刻を含む)までです。1回のご購入で11,000ポイント以上ご購入いただいた場合に、100%のボーナスポイントを加算いたします。
  • 1年間(1月から12月まで)に購入いただけるポイントおよびギフトとしてお受け取りいただけるポイントは、それぞれ最大150,000ポイントです。ご購入のポイントはIHG®リワーズのエリートステータス取得対象ポイントとしてカウントされません。
  • 本キャンペーンは本案内を受け取られた方のみが対象です。譲渡や転送はできません。キャンペーン内容は変更されることがあります。他のキャンペーンとの併用はできません。
  • 価格には適用されるすべての手数料が含まれています。購入されたポイントの払い戻しはできません。またポイントは、IHG®リワーズのすべての特典との交換にご利用いただけます。ポイントをお受け取りになるお客様のアカウントにポイントが加算され、反映されるまでに72時間かかります。IHG®リワーズのその他のあらゆるご利用規約が適用されます。

ボーナスとインフレーション

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IHGではポイントを購入するとボーナスが付与するキャンペーンが度々実施されています。これはIHGに限らず、世界最大のマリオットでもそうであり、キャンペーン時にポイントを購入するとボーナスとして同じ支払いでもたくさんのポイントがもらえます。

マリオットでも先月ぐらいにミステリーという名でボーナスポイントが付与されるキャンペーンがありました。マリオットの場合は人によって付与率がまちまちであり、まさにミステリーでした。

IHGの場合は過去のツイートなど調べてみると60%,80%,100%と時期を追うごとに段々上がっているようでもあります。今回のミステリーもかなりの確率で100%に遭遇しているようであり、事実上のキャンペーン延長とも考えることができます。

一方で、ポイントを利用することを考察すると、国内限定ではありますが、地方のクラウンプラザのポイント数は絶対額は少なく利用しやすいかもしれません。しかし、ボーナスキャンペーンの最良単価と比較しても、有償で宿泊した方が安いと言えます。

さらに高級ブランドのインターコンチネンタルとなると必要なポイント数は6万ポイントぐらいは普通であり、10万ポイントを1泊に要するケースがあり、さらに、ポイント枠の空きがないという日程もあります。

これは需給に合わせた変動制にシフトしたことが大きく関与していますが、地方のクラウンプラザでも買うポイント単価と特典宿泊に必要なポイントを天秤にかけるとなると微妙になります。

経費のついでに貯まったポイントなどは有難いと言えますが、ポイントを購入するような逆算的な価値はなくなってきていると言えます。

加えて、上級会員となってもルームアップグレードやクラブラウンジ利用、レイトチェックアウトなどの特典はマリオットやハイアットと比較すると渋い印象があります。

これであれば、敢えてロイヤリティプログラムは無視して、OTA経由にて、最安で予約した方が良いと言えます。OTA自体にもポイント付与制度があるプログラムもあるので、いつでもどこでもどのブランドにもポイント行使ができる方がレートは低くても良いとも言えます。

何となく、アフリカ南国のように紙幣を刷っても、刷ってもお金の価値が上がるどころか、下がり続けるようなインフレーションにも似ており、お札を刷るようにポイントをボーナスキャンペーンとして乱売しているようにも見えます。

最後に

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そもそものロイヤリティプログラムは必要な宿泊に対して、必要な支払いに対して付与されていたのですが、そうした中に生じる不思議なねじれ(決算が厳しいので期末に赤字セール、人気な宿泊地とそうでない地の一票の格差のようなもの)を逆算して、お得なところを見つけ出すことが繰り返され、その対策をしている間に方向性がわからなくなったとも言えます。

こんな中でもねじれを探すことは可能ですが、探す労力や実行できる時期が超限定されていることを考えると、単価やレートはベストではないものの、いつでもどこでも利用できる方が良いのではと再認識してしまったりします。

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