仙台から東京まではやぶさ号に乗車しましたので、まとめてみました。
仙台からのはやぶさ
E5系グリーン車内
N700SやE7系と比較しても少し古さを感じるE5系であり、2030年の北海道新幹線の札幌延伸まではあと10年弱となります。車両自体は2011年にデビューしており、10年経過し、そろそろ、車内のリニューアルがあってもいいかもしれません。
あと10年このシートではちょっとという意見も膨らんでくるかもしれません。
天井は新幹線車両の中では個人的にはすっきりしていてお気に入りであります。少し暗めではありますが。
今回はお昼を車内にしてみました。「たんや善次郎」の炭火焼牛たん弁当となります。
この弁当は紐を引っ張ると過熱がされ、5分ほど待つとアツアツ状態で食べられるものであります。
そうしたギミックよりも、名前がどうしても鬼滅を想起させてしまいます。
中身は食べやすく、切込みが入れられています。ご飯は半分でいいので牛たんを3倍にするような鬼盛りとかあったら即買いなのですが。
これだけでは1日分の野菜の接種とはいきませんが、右側にはいぶりがっこや辛くて塩気の濃い漬物が並びます。
今回は弁当とともにロックにしてみます。仙台駅内のコンビニはJR系であり、カチワリ氷の販売がなく、東口の最寄りのファミリーマートまで歩くこととなります。
冷たい飲み物を飲む分、ずいぶんな発汗をしたかもしれません。
弁当に集中していると福島県もずいぶん南下してしまっていました。福島や郡山の主要駅は既に通過してしまい、320km/h運転の速さを感じます。
東北から関東に通過駅を動画で
前半は食事に集中してしまいましたが、後半は眠気をだまして通過駅の動画をまとめてみました。
東北と関東の境の新白岡駅から通過のない駅である大宮駅の手前の小山駅まで通過をまとめてみました。
動画はこちらです。
新白河駅は通過後に場外馬券場(WINS)があるのでわかりやすいと言えます。那須塩原駅は駅付近に特徴的な建物がなく、逆にそれが特徴となります。
宇都宮駅は栃木随一の都会であり、高層な建物が多くそれだけでわかります。小山駅は宇都宮駅との距離も近く、宇都宮と間違いやすいですが、何かわかります。
動画にまとめてみてわかったのですが、ホーム通過時間が宇都宮以南ではかかっており、320km/hと275km/hの差(実際のトップスビートがそうではないですが)が如実でもありました。
福島から栃木にすすむあたりは結構天気がいいと山並みが季節を問わずいいのも印象的です。
新幹線新駅の噂もあった久喜駅を通過すると関東には最も効果があると言われる圏央道をくぐります。
そして、伊奈町あたりでの上越新幹線との合流であります。40年近くたつと構造物もさすがに経年感が漂います。
東日本では最大の3面6線ホームの大宮駅に到着します。真ん中の島ホームはどことなく、お茶引き的な印象がありますが、歴代の新幹線をアピールするなど時間があればゆっくり見てみたいところでもあります。
大宮からは
大宮からは130km/h運転解禁の効果からか武蔵浦和あたりまで130km/hに近いスピードで巡行します。
しかし、戸田あたりに差し掛かり、ボートレース場が見えると減速感が強くなります。東海道のようにもっとスピードが出せていれば、東北新幹線の所要は変わっていたでしょうし、当時これから迎えるであろうバブル期の埼玉は大きく変わっていたかもしれません。
このビルが見えると山手線内となり、終点が間近であります。
上野東京ラインができたおかけで肩身の狭い景色ですが、E235系はきちんと見えます。ここまで来たら、立ち上がって降りる準備であります。
飛行機と違って、アナウンスがないと立てないというジレンマがないのも鉄旅であります。
最後に
仙台から東京までは約100分であり、のんびりした時間でもないのですが、グリーン車に乗ると時間を忘れたいという願望から時間を楽しもうとなってしまいます。
日頃忙しくてストレスがたまる場合は、敢えてアッパークラスに着席して、ゆったりとしてみると支払った対価以上の効果があるかもしれません。