香港発着のファーストクラス運賃が他の都市発と比較して安いため、まとめてみました。
アメリカン航空 香港=ロサンゼルスファーストクラス片道
旅程は9月の運賃です。直行便ではなく、ダラスフォートワースまで飛んだ後にロサンゼルスまで行く遠回りの旅程となります。
乗り継ぎ時間は2時ちょっとであり、遠回りではあるものの不便はありません。そして機材はボーイング777-300ERとボーイング787と同社では最も豪華なコンビネーションとなります。遠回りでもいいかなと感じてしまいます。
運賃・予約クラス・FLY ONポイント
運賃と予約クラスとFLY ONポイントは下記のとおりです。
運賃 約275,239円
予約クラス Iクラス(125%)
FOP 11,698FOP
FOP単価 23.53円/FOP
ファーストクラスなのにIクラスという、エセファーストというかアップグレードビジネスと言うか何とも言えないクラスですが、全工程で1万マイル弱のフライトで27万えんはたかいのか安いのか微妙なところです。
この運賃はグーグルフライトから検索した結果でリンク先を辿ると出てくる運賃であり、ダイレクトに検索すると29万円くらいとなります。
ファーストクラスのシートは
アメリカン航空のファーストクラスは国際線長距離用とアメリカ大陸横断タイプと短距離タイプに大別できますが、今回はボーイング777-300ERと787であり、基本的には国際線長距離タイプの使用です。
ボーイング777-300ERでは1-2-1配列の全8席であり、世界標準なシート配列となっています。一方でボーイング787はフライトでは国内線と言うこともあり、ファーストクラスですが、シート的にはビジネスクラスとなります。
そうはいっても1-2-1配列であり、国内線小型機を利用するよりも断然良いシートとなります。
以前は有償でファーストクラスと言うのは手が届かない運賃でしたが、最近は需要低迷もあるのか路線によってはビジネスクラスプラスの運賃で手が届くようになっており、時代の変化が続いている証拠なのかもしれません。
最後に
香港と言えば人気観光地であるとともにアジアの金融都市です。良くも悪くもお金持ちが集まるイメージがあり、豪華な旅行ができる感じがありましたが、中国返還から20年以上経過し、中国の色合いが強くなってから、少しずつ変化している感じもします。
折角、旅行に行ってもデモで自由に楽しめない点やビジネスでも香港よりもシンガポールを優先したりするケースも増えており、徐々に地盤沈下が起きているのかもしれません。
そうしたことからも航空券、特に上位クラスのチケットが安くなっており、逆手に取れば魅力的かもしれません。