ヒルトン御用達の方にとってのクレジットカードはVISAでしたが、それも受付終了が発表になり、後釜にはアメリカンエキスプレスとなりそうなので、そうなった場合に作るかどうか考えてみました。
三井住友カードの終了
日本においてヒルトン・オナーズのクレジットカードと言うとVISAであり、結構長く続いてきましたが、それも受付終了となります。メリットとしてはまだ1年半くらいあるものの、ポイントやステータスを求める人は新たな出会いの方に目が行くのでしょう。
三井住友ヒルトン・オナーズVISAカード(プラチナ、ゴールド、クラシック)の新規入会受付は2020年6月30日をもって終了いたします。
また本カードに付随するサービスは、2022年2月28日(月)でサービス提供が終了いたします。引き続きご利用いただき、最大限ポイントをご獲得ください。
2020年秋には、これまでの特典はそのままに、さらに魅力的になった新しい提携カードが登場します。どうぞご期待ください。
文末最後には2020年秋、さらに魅力的になったと書かれており、期待はできるもののようです。
アメックスの提携カードが日本で遂に
ヒルトン・オナーズのサイトを様々な言語で確認してみるとローカルでカードが発行されている国ではすべて、提携カードはアメリカンエキスプレスとなっており、日本だけがちょっと違っていたようです。
実際日本語のサイトでトップページのスライダーを手繰るとアメリカンエキスプレスの提携カードが出てきます。
カードの券面をみる限り、リゾートの海のようなデザインであり、曲線で波を表現しているように見えます。色もブルーをベースとしてデザイン的にこちらの方が好みと言えます。ハイステイタスのカードでは色味が濃くなり、高級感があるかもしれません。
機能的にも日本ではクイックペイを利用し、iPhone端末またはApple Watchで支払いできるほか、券面にWi-Fiマークを右90度回転したようなマークがあり、タップ決済もできるため、カードが痛まず、こんな時代に余計に触らず、触らせないという点でもいいかなと思います。
また、下記のような記事もありました。
もともと強いパートナー関係もあり、これが契機とは思いませんが、地球規模でアメックスに揃えようとしているのかもしれません。
他方、三井住友カードについても、SMFGの完全子会社となり、自社ブランドカードの刷新をするなど色々な意味で整えたかったのかもしれません。
ここにきて、JCBと提携と言うのはなかなかなさそうなので、アメックスとみる方が無難と言えます。
三井住友ヒルトン・オナーズVISAカードの使用感
ヒルトン系のホテルは規模が大きく、空港ホテルでも立派なところが多く、市街地では都会的ですっきりした印象のあるコンラッドもあり、個人的には良いかなと思い、一昨年、カードを作成しました。
しかし、基軸はフライトであるため、年間10万PPプラスアルファを貯めようとなると、ホテルでアーリーチェックインし、無料の朝食をたらふく食べ、レイトチェックアウトしている余裕はなく、そんな中でも同系列のホテルを探すと意外と少ないと言うことを感じてしまいました。
結果的にスマホのウォレットの肥やしとなり、昨年解約してしまいました。それでもこんな時期に遭遇してしまいステータスの延長の恩恵は受けられています。
最後に
日本におけるアメックスがどんどん広がっているようで、同盟関係のある国の会社であり、バークシャーハサウェイはGSを売っても、アップルは持ち続け(アップルのチタンカードはGSだったような)、アメリカンエキスプレスは持ち続けているので、盤石なのかもしれません。
そういう意味では改悪連発は少なさそうであり、良いかもしれません。
あとは自分のスタイルに合わせた使い方ができるかどうかであり、一時的なメリットプラスで考えようかなと思います。