往復で15万円台という手頃なプレミアムエコノミー運賃で、ドイツ経由という不思議な世界に遭遇しましたので、まとめてみました。
羽田からニューヨークへプレミアムエコノミーとは
羽田からニューヨークへのプレミアムエコノミーと言えば、JALとANAのJFK空港への直行便がメジャーであります。そのほかには、アメリカンやニューアークのユナイテッド、トロントを経由するエアカナダ等、太平洋を横断する路線がメジャーであります。
南米ならまだしも、ニューヨークに行くのにヨーロッパを経由するのは邪道と言えるかもしれません、しかし、運賃を考えるとちょっと魅力的と言えます。
ドイツ経由のニューヨーク往復
旅程
旅程は今年の9月の2週目の1週間でのニューヨーク往復となります。
往路は土曜日の未明に羽田を出発します。未明便ということであり、ANA運航便となります。約12時間のフライトで早朝にフランクフルトに到着します。
5時間の乗り継ぎで、ニューヨークに向か、機材はジャンボ機(B747-8)となります。8時間半のフライトで出発した土曜日中、しかも、昼下がりの到着と意外と早いです。
復路はミュンヘン経由となり、ニューヨークは夕方6時前に出発し、ミュンヘンには翌朝の到着となります。ミュンヘンで9時間乗り継ぎ待ちとなり、羽田に向かいます。
復路は偏西風の効果で飛行時間は短いのですが、日付はどんどん進み、羽田到着はニューヨークを出発した翌々日となります。
往路は時計だけ見ると結構早いですが、復路は時間がかかっているようにも感じます。いずれにしても、10時間前後のフライトを一気に2回搭乗するので、体は疲れるでしょう。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃と予約クラス、そして、プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 157,210円
予約クラス Nクラス(NH便 70%+400PP、LH便100%+400PP)
プレミアムポイント 19,471PP
PP単価 8.08円/PP
ルフトハンザ運航便のプレミアムエコノミーのNクラスが100%積算というのが効いており、行きのANAのフランクフルト行き以外は100%加算であり、遠回りであることも功を奏し、単価は8円を切る目前の単価となっています。
同じ旅程でANAのJFK直行便を見てみると286,820円と1.8倍くらいの運賃となっています。
時間がかかりますが、単価的には大西洋を遠回りした方がお得と言えます。
最後に
ニューヨークにプレミアムエコノミーで安くかつ、プレミアムポイントをためてマイル修行をしたい場合には敢えてドイツ経由で行くというのも、近い将来、利用価値が上がるかもしれません。
また、飛行機にたくさん乗っていたい人には機内での時間が往復40時間となるため、ある意味満足感が高いかもしれません。