ソウル金浦空港の国際線ターミナルにある大韓航空のラウンジ「KALラウンジ」を利用しましたので、お伝えします。
出発ゲートの上にあるため、出発間際まで利用可能
大韓航空ホームページより
KALラウンジは国際線ターミナルの搭乗口フロアの上階(4階)にあります。そのため、保安検査、パスポートコントロールを通過した後に寛げるため、飛行機の搭乗時間間際まで利用可能です。
ちょうど出発フロアの真ん中(ゲート34が最寄)に位置するので、どのゲートにもいい場所と言えます。
階段かエレベータでアクセスします。
オープン時間 毎日6:30-20:00
JAL利用でも利用できる
ラウンジアクセス基準は以下のとおりです。
大韓航空運航のファーストクラス、プレステージクラス搭乗者
スカイパス・ミリオンマイラークラブ、モーニングカームプレミアムクラブメンバー(同行者1名可)
スカイパス・モーニングカームクラブメンバー
スカイチーム・エリートプラスメンバー(同行者1名可)
上海航空ビジネスクラス、上級会員
エアチャイナビジネスクラス、上級会員
中国南方航空ビジネスクラス、上級会員
JALビジネスクラス搭乗者
JALダイヤモンド会員、JGCプレミア会員、JALサファイア会員、JGC会員(いずれも同行者1名可)
大韓航空はスカイチーム加盟のため、中国東方航空やチャイナ・エアライン便利用できる他、JALとコードシェアをしているため、JALが利用できるのは当然ですが、スターアライアンスのエアチャイナでも利用できるのは珍しいところです。
中国のメジャーキャリア(国航、東航、南航、上航)の凄さも感じます。
ラウンジレポート
ラウンジ全景
入口手前に混雑しているため、スカイパス・モーニングカームクラブメンバーは利用できない場合がありますといきなり書いていました。
ラウンジは巨大なワンルームのような空間で中心にフードエリアがあり、残り3方はソファ席、カウンター席で構成されています。
第一印象としては混雑していると言ったところです。大韓航空の羽田行きのフライトはボーイング777-300で運航されている時間帯もあり、その機材が満席となるとラウンジの混雑も当然発生します。
カウンター席からの景色は出発フロアとなっています。このほか、エプロンに面した席もありますが、満席でした。
ラウンジ内の設備
ラウンジ内にはトイレはありますが、シャワールームはありません。トイレは窓側に面しており、明るく清潔でした。
電源はユニバーサルタイプであります。USBポート(タイプA)が完備されています。
Wi-Fiは同ラウンジ専用のアクセスポイントが用意されています。オーソドックスなパスワードを入力するタイプです。
テレビは韓国語であり、出発案内もあります。金浦空港は行き先が限定されているため、羽田、虹橋、大阪、松山とわかりやすいです。
食事やドリンク
食事はサンドイッチ、サラダ、焼きトマトから麻婆豆腐・茄子もあります。
韓国のラウンジの定番である辛ラーメンもあります。隣には熱湯ディスペンサーがあります。
軽くつまむ程度からガッツリ食べられるものまであり、お腹が空いている場合には良いでしょう。
食べ過ぎで機内食が食べられなくなるかもしれませんが、同空港からの路線は短距離のため、機内で寝るためにラウンジで食べるのも良いかもしれません。
ドリンクについてはフレッシュジュースが3種類ある他、缶ジュースもあります。満席に近いラウンジであり、ドリンクの消費が早いようです。
アルコールではビアサーバーが韓国ブランド「OB」と「バドワイザー」があります。サーバーの隣には冷蔵庫でジョッキが冷やされています。
ワインは赤と白があります。白ワインはチリ産のシャルドネであります。同社のビジネスクラス「プレステージクラス」に因んでか、プレステージと書いてきます。
このほか、ブランデーやウィスキーもあります。
ワイングラスはビジネスクラスの機内で提供されるような小ぶりなグラスであり、ちょっと物足りなさがあります。
また、グラスを供給が間に合っていないのか、タイミングによってはない時もありました。
最後に
金浦空港のラウンジは大韓航空、アシアナ航空ともに以前は、保安検査場、パスポートコントロール前にあり、保安検査場が長蛇の列ができている場合は冷や冷やしたことがありましたが、それがなくなり、ラウンジで搭乗間際までいられます。
結構頻繁に改装しているのか、設備は新しく快適です。
一方で、金浦空港の国際線は東京(羽田)、大阪(関西)、上海(虹橋)、台北(松山)と大都市との接続のため、大型機が多く出発が重なるとラウンジは混雑し、ゆったりとできない場合もあります。