ちょっと変なタイトルですが、今から十数年ほど前に、ビジネスクラスに初めて搭乗したことを思い出したため、記事にしてみました。
- ビジネスクラス搭乗のきっかけはノースウエスト航空「ワールドパークス」カード
- 機内食のサテーに感動
- クアラルンプールではブキッ・ビンタンに滞在
- クアラルンプールをそれなりに観光
- 帰国路はKLエクスプレスの時間を誤り、ゴールデンラウンジ利用をロス
- クアラルンプールとの不思議な縁
- 最後に
ビジネスクラス搭乗のきっかけはノースウエスト航空「ワールドパークス」カード
マイレージというものに気づき、当初はアメリカン航空のAAdvantageにてマイルを貯めると言うよりも、上級会員狙いで貯めていました。(当時は格安エコノミーでも100%加算であったため、マイルも貯まりましたが)
クレジットカードをもう一つ作成する目的で、当時のノースウエスト航空「ワールドパークス」カード(当時のシティバンク日本法人)を発行し、加入ボーナスで結構マイルが貯まりました。当時の促進プログラムに則り、カードを利用するといつの間にか、当時の「ワールドパークス」提携の航空会社のビジネスクラス搭乗の特典まで積算。
これはフライトではなく、カード利用とイニシャルボーナスでの加算であり、現在で言うところの陸マイルと言ったところであります。
そして、「ワールドパークス」で利用できる航空会社では、マレーシア航空があり、成田=クアラルンプールの単純往復を発券しました。これが人生初のビジネスクラスとなりました。
機内食のサテーに感動
当時の日本線に就航していた、マレーシア航空のボーイング777-200型機に搭乗し、2-3-2シート配列の窓側に着席した記憶があります。当時はフルフラットではありませんでしたが、フルフラットに近いリクライニングに感動した記憶があります。
成田空港を出発し、しばらくするとドリンクとアペタイザーの時間となります。当時から続くサロンケバヤのような制服で、サテーを皿に盛り、エスニックな味噌だれを丁寧に盛り付けるのに感動をしたのを覚えています。
クアラルンプールではブキッ・ビンタンに滞在
クアラルンプール国際空港(KLIA)到着後、現在と同様にKLIAエクスプレスでKLセントラルまで移動した記憶はあります。現金でチケットを購入し、乗車した覚えがあります。KLセントラル駅は当時から今と変わらぬ姿でありましたが、隣接する現在のNUセントラル工事中であり、建設中の工事現場の下を潜り抜けて、モノレール駅までたどり着いた記憶があります。
ホテルは当時貯めていたスターウッドからウェスティン・クアラルンプールに滞在したようですが、はっきり覚えいません。今も昔もクアラルンプールの中心地には変わりはありませんが、現在の方がやはり洗練されています。
当時撮影した写真をみるとブキッ・ビンタンの駅付近のマクドナルドは今でもあり、あまり変わりませんが、やはり変化しているようです。
また、当時はブキッ・ビンタンを歩いていると、当時の自分からすると年増の女性から声をかけられることがしばしばあり、日本人狙いのハニーであったかもしれません。お金のない若い日本人よりもおじさんに声をかけた方が良いと思うのですが、寄ってくる者に碌なことはない原則に基づき、逃げた記憶があります。
残念ながら、現在、同じ場所を歩いても、そうしたことはなく、治安強化なのか、自分が老化したのかわかりません。
クアラルンプールをそれなりに観光
当時はクアラルンプール中心部にしか関心がなく、とりあえずクアラルンプールに行った証拠として、ペトロナスタワーを訪れた記憶があります。
現在はマイル修行の間に郊外まで出かけたりしていますが、今考えると行動範囲が狭かったと感じます。スマホとかGrabとか便利なサービスで時代を変えたのでしょう。
帰国路はKLエクスプレスの時間を誤り、ゴールデンラウンジ利用をロス
当時から、KLIAエクスプレスの速達さと頻繁性から、そのアクセスに過信し、ブキッ・ビンタンのホテルを余裕でチェックアウトし、モノレールでKLセントラルまで行き、KLIAエクスプレスで空港まで行くと結構時間がかかり、ラウンジインビテーションはいただくものの結局ラウンジ利用をできなかった記憶があります。
現在でも、たまにKLIAエクスプレスの運転間隔を勘違いして、ホームで15分くらい待つこともあり、あまり成長していないことを痛感します。
KLIA自体は20年近くたってもほとんど変わらず、サテライトターミナルのジャングルも健在であります。そして、マレーシア航空のラウンジであるゴールデンラウンジも改装はされているものの、同空港での威信は変わりません。
クアラルンプールとの不思議な縁
ミレニアムを境にマイル修行をワンワールドからスターアライアンスに変更し、主力をANAに変えています。そして、ANAがクアラルンプールに再就航し、クアラルンプール発券が極安であることが判明してからは、クアラルンプールに頻繁に行くようになったことは腐れ縁とも言えます。
あの時、クアラルンプールに行くことはないと思い、入れなかったゴールデンラウンジに一生縁がないと思いましたが、2018年からANAの指定ラウンジにマレーシア航空のゴールデンラウンジが指定になったのは不思議ささえ感じます。
そして、ほぼ毎回、ブキッ・ビンタンにはいきますし、不思議なものです。
最後に
ビジネスクラス初利用はマレーシア航空であり、しかも、目的地はクアラルンプールであったのは何かの縁かもしれません。
あれから十数年経ち、マイル修行で年間8回から10回も訪れる場所となるとは当時には想像もしえませんでした。いい歳をしてマイル修行を続けているのは別として、不思議な縁にから、クアラルンプールに骨をうずめた方が良いのではないかと感じてしまいます。