2018年6月28日、イタリアの首都ローマのメイン空港であるフィウミチーノ空港にスターアライアンスラウンジがオープンしたので、まとめてみました。
世界で7番目のスターアライアンスラウンジ
ローマ・フィウミチーノ空港は世界で7番目のスターアライアンスラウンジであります。既にオープンしているラウンジは以下の通りです。
ブエノスアイレス(EZE)
ロサンゼルス(LAX)
名古屋(NGO)
パリ(CDG)
リオデジャネイロ(GIG)
サンパウロ(GRU)
リオデジャネイロだけは当時TAMがスターアライアンス加盟していた時期に利用したため、TAMラウンジの利用となり、利用できていませんが、それ以外は訪問しており、コンプリート出来ていないラウンジがまた、増えました。
ラウンジ概要
スターアライアンスホームページより
場所はシェンゲンゾーン
フィウミチーノ空港ホームページより
ターミナル3の搭乗ゾーンDの上階に位置しており、シェンゲンゾーン内にあります。そのため、シェンゲン条約加盟のヨーロッパ域内の大概の国へ向けたフライトは当ラウンジを利用できると思いますが、ローマから非シェンゲン国へのフライト(ユナイテッド、エアチャイナ、タイ国際航空、シンガポール航空など)の場合は、別のラウンジ利用となると思います。
デザインだけでなく設備も充実
フィウミチーノ空港ホームページより
デザインはイタリアのデザイナー家具がエレガント、モダンでかつ、ファッショナブルに仕上げられているようですが、見た目だけでなく、スタッフ常駐のバーやUSBコンセントと電源コンセントを装備しているほか、Wi-Fiもあり、ドリンクやフードで人間のエネルギーチャージだけでなく、現在では手放せなくなったスマートフォンの必需品である電波と電源チャージもできるため、設備も充実していると言えます。
フィウミチーノ空港ホームページより
オープン時間
フィウミチーノ空港ホームページより
オープン時間は毎日05:15〜21:15であり、ラウンジは約130名収容できるそうです。シェンゲンゾーンの割には比較的広いラウンジですが、スターアライアンス便が集中する朝と夕方は混雑しそうな感じもします。
2019年にはアムステルダムにもラウンジを新設
スターアライアンスは2019年はじめにアムステルダムにもラウンジを新設する予定であり、オランダのデザインアイコンを取り入れたモダンなラウンジになるそうです。オランダと言えば、ゴッホやフェルメールが日本人には、有名であり、どのようなエッセンスが取り入れられるのか楽しみです。また、オランダの人は体格が良いため、ソファーやシート間の空間が広くなる可能性もあります。
スターアライアンスラウンジ展開の目的
ローマやアムステルダムはスカイチームの牙城であり、スターアライアンスとしてはヨーロッパにおける主要都市でのビジネス・フリークエントユーザーの満足度を上げるために、空白地帯である両都市のラウンジを設置し、実現したいと思われます。今後も、ヨーロッパ主要として同様な都市においてラウンジを展開していくことが想定されます。
最後に
スターアライアンスラウンジは、5スターエアラインのゴージャスなラウンジと比較するとシンプルですが、全エアラインのラウンジと比較するとレベルは高く一定の基準やサービスを維持するためのプログラムがあると思われます。スターアライアンスラウンジラウンジが増えるのはウェルカムであり、ラウンジレポートをする場所がまた増えてしまいました。
フィウミチーノ空港ホームページより