京都にはマリオットが多いですが、海のある京都にあるフェアフィールド・バイ・マリオット・京都天橋立に滞在しましたので、お伝えします。
ロビーフロア
フェアフィールド・バイ・マリオットは基本的に1階にレセプションと自動販売機、コインランドリー、ロビーラウンジがある構成であり、同ホテルもそうでした。
他のフェアフィールド・バイ・マリオットと比較すると山の中ではないので建物面積はコンパクトにまとめられている印象があり、ギュッとしていました。
とは言え、新しいだけあり、すっきりした印象がありました。
電子レンジやオーブントースター、シンクもあります。ちょっとした調理もできそうであり、生魚を裁くとかもできそうですが、顰蹙となりそうです。
レンチンかトーストぐらいが無難でしょう。
コーヒーとお茶だけと思っていましたが、粉末の味噌汁もあるので、コンビニかスーパーで買ったおにぎりとセットで楽しめそうです。
ロビーラウンジに直結したテラスであります。ほかの道の駅の場合、テラスがあるフェアフィールド・バイ・マリオットではその先は広大な空間が広がるものですが、さすがに街中であり、民家があります。
バカ騒ぎとかできなさそうであり、街との共生と言うことが命題になりそうです。
1階のエレベータホールの窓からは植え込みと昔からの建物とマリアージュが額縁効果で印象的であります。
同ホテルは金太郎飴でもこうした光景は現地・現地で違うのは旅らしいところであります。
ルームまでの廊下はどこにいるのかわからないくらい同じであります。
今回は最上階5階の海側のお部屋でした。ルームに差のないホテルとしては精一杯のアップグレードと言えます。
グリーティングカードとともにタオルでつくられた亀がいます。亀と宮津の関連性が不明ですが、市内の旧商家で飼われている亀と言うことなのかもしれません。
部屋にあるタオルを活用して作ったものと思い、タオルを分解したのですが、洗面にたくさんタオルがあり、反省です。
セーフティボックスと冷蔵庫の組み合わせもほぼどこでも同じであります。
窓側から部屋を望みます。扉を閉めた具合もいつものフィールドバスマリオットと言ったところであります。
ハンドソープはフェアフィールド・バイ・マリオットカラーのグリーンであります。
シャワールームと言うかブースであります。ここもどこでも同じであります。
ボディソープとリンスインシャンプーはフェアフィールド・バイ・マリオットらしいものでありました。書いていて、この香りが旅に出ていたことを思い出させてくれます。
再び、フィールドバスマリオットに滞在したくなりました。
窓からの景色
海側の部屋でしたので、海が見えます。朝早く目が覚めてしまい、日の出前に撮影してみました。
最上階と言えども宮津市民体育館が大きく、天橋立の全景は見えませんでしたが、阿蘇海と丹後半島の雰囲気は味わえました。
反対側はエレベータホールから撮影してみましたが、山並みと宮津の街の瓦ぶきの屋根の景色が素晴らしかったです。道路に面していない分、ノイズが少なく、文字通りスタティックな景色でいいかもしれません。
宮津駅からホテルまで
宮津駅からホテルまで10分ぐらいは歩きます。小路をクネクネしながら行くのも良いのですが、とりあえず海まで出ていくとわかりやすいかもしれません。
海を目指すと港と物流が一体化したようなところにたどり着きます。そこから左折して5分ほどでホテルに到着します。
ホテル付近を散策
チェックイン後、ラウンジでカクテルタイムとかないのでホテル周辺を散策してみます。
ホテルの目の前には宮津シーサイドマートというショッピングセンターがあります。同ホテル最寄りのコンビニは結構歩くので、同ショッピングセンターが事実上、補給基地となります。
スーパーは夜10時まで営業しているので、結構便利であります。閉店間際は半額とかもあります。
そして、このショッピングセンターとホテルの間にはバス停留所があります。同バス路線は天橋立駅や天橋立ケーブルカー近くを経由して、伊根まで行く路線であるのでとても便利であります。
ホテルから信号待ちを含んでも徒歩4分でアクセスできるバス停であります。信号が青だと2分足らずで行けます。
ショッピングセンターの先には宮津港が広がります。大きな船もいるので、意外と深さはあるのかもしれません。チェックインした後に散歩がてら海岸線を歩くと風情を感じられるかもしれません。古の北前船を想起します。
ホテルの駐車場には見返りの柳があります。柳自体はそれほど樹齢は感じませんが、この街のいたるところに古と言うかレトロを感じさせる場所が多いです。
常夜灯の土台石がホテル近くにあります。陸路も海路も要衝だったことが想像されます。天橋立を世界遺産にと書いてありますが、是非そうした方がいい場所でもあります。
ホテルの近くには洋館な建物の「キセンバ港館」があります。
少し駅側に進むと何か感じるエリアであります。日中でもなかなかの雰囲気であり、日本海側では新潟の古町のような雰囲気があります。
ホテルから半径100mぐらいの散策しかしていないにもかかわらず、雰囲気を感じるところがあり、宮津と言う街の奥深さを感じます。
最後に
同ホテル正面前には「宮津節」の歌詞の碑があります。
歌詞は
二度と行こまい丹後の宮津 縞の財布が空になる
<唄ばやし>丹後の宮津でピンと出した
ホテル自体は日本国内では積水・金太郎飴でありますが、宮津(京都・天橋立)においては道の駅の概念とは離れ、宮津と言う古から人が交差し、歴史と人間臭さの中で街と言うものが成り立ってきたところにも見えます。
現在はコロナ禍があり、それがなくなりそうですが、それでも人間らしさの足跡は残してほしいところでもあります。
ホテルありきで滞在してみましたが、来てよかった場所であります。二度と行こまいと言うことはなく、さらに来てみたいところでもありました。