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ブルネイ超弾丸3時間旅行記 水上タクシーでウォータービレッジ巡りは貴重な体験

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ウォータービレッジ

クアラルンプールにてマイル修行をする合間にブルネイの首都であるバンダルスリブガワンを超弾丸で訪問しましたので、お伝えします。

ブルネイへの訪問旅程

ルート

ANAのマイル修行は下記の日程でした。

金曜日夜NH885便で羽田出発、クアラルンプールには朝6時に到着

日曜日14時、NH886便にてクアラルンプールを出発し、22時過ぎに羽田に到着

土曜日の朝6時から翌日曜日の14時まで時間の余裕があり、この間にブルネイの訪問を計画しました。

ブルネイへの航路は、マレーシア航空とロイヤルブルネイ航空、そしてエアアジアがあります。エアアジアは早朝便が6:35にクアラルンプールを出発するフライトがありますが、NH885便がいくら早着しても、KLIA2のフライトに乗ることは不可能なため、結局12時過ぎに出発する3社から選択しないといけません。

エアアジアが最安ではありますが、マレーシア入国、KLIA2への移動、再度出国、飛行機の上の跨航橋を歩くなど考えると、待ち時間は長いものの、マレーシア航空かロイヤルブルネイ航空にする方が手間は少ないです。

また、両社は相互にコードシェアを実施しているため、行きはマレーシア航空、復路はロイヤルブルネイ航空ということも選択可能であり、運賃もコードシェアにした場合に運賃が跳ね上がることは少ないので、KLIA内の移動で完結する両社にしました。

一方で、復路はバンダルスリブガワンを朝出発し、各社11時過ぎにクアラルンプールに到着するか、20時過ぎに到着する便があり、ブルネイで一泊し、翌朝にブルネイを出発し、3時間弱の乗り継ぎでNH886便に乗り継ぐことも可能でありますが、ちょっとでも遅延があるとリスクとなるため、土曜日中にブルネイを往復する旅程としました。

結果的に14時50分にバンダルスリブガワンに到着し、18時25分に出発するという旅程であり、実質的には3時間足らずの弾丸旅程となりました。

弾丸旅行記

通信手段と移動手段の確保

SIM販売店

たった3時間の滞在ですが、通信手段の確保は必要であり、日本の大手通信会社のローミングは定額対象外のため、空港でプリペイドSIMを確保します。1GB10BND(日本円で約820円)であり、パスポート提示して設定してもらいます。3Gのため、結構読み込みは遅そうですが、混雑が少ないためか、思いのほか快適であります。ちなみにROYCE’もあります。

Royce

そして、移動手段の確保です。バスで市の中心まで行き、そこから各モスクを訪れると費用としては安上がりですが、時は金なり状態であり、タクシーをチャーターします。ブルネイでは、自家用車天国のようで、日本の地方では車がないと生活できないのと同じかわかりませんが、、お金持ち国家なのか自家用車での移動が当たり前のようです。

そのため、タクシーの数は少なくタクシー代は結構、事前にネットで調査すると高いようです。タクシー乗り場に行き、スマホでモスクの写真を見せて、90分で戻ってくるといくらかと聞くと70BND(日本円で約5,700円、移動距離としてはトータル20km位)であり、日本と変わらないもののKIAの中型セダンで、新車に近いため、即決して、モスクに行ってもらうことに。

目的地以外もガイド

地図

タクシーのドライバーは観光慣れしているのか、対象のモスク以外にもブルネイで最大のモスクや王宮などに連れて行ってくれました。モスクを廻っている間、荷物を車内においていても特に問題はありません。とても便利であります。タクシー代は空港に戻って後払いのため、荷物がお互いの担保と言ったところです。

ブルネイで最大のモスク

ジャメアスル・ハッサナル・ボルキア・モスク

空港を出発して、すぐにドライバーが「ブルネイ最大のモスクによって行かないか」と言われ、追加料金もなく立ち寄ることに。名称はジャメアスル・ハッサナル・ボルキア・モスクであり、だれでもアクセスすることはできますが、モスク内は写真撮影禁止のため、外観だけ撮影することに。ブルネイ最大のモスクは豪華絢爛であり、ネットの調査だけでは見逃していましたが、ドライバーの機転により、訪問することができました。

今回の旅行で最も貴重な体験であるウォータービレッジ

最大のモスクを出発し、市の中心部に入るとドライバーからまた提案があります。「この先に水上集落があり、水上タクシーで巡るのはとてもいいよ。20BND別途かかるかどうするか」と聞かれ、ボートの移動となると意外と時間がかかることも想定され、時間を聞くと30分ということで、お願いすることに。

水上タクシーを独り占め

水上タクシー

ツアー客は大きな高性能のエンジンを搭載した船で巡っていましたが、ドライバーに手配してもらったボートです。地元民が使うような小型のボートでたまにエンジンが切れて、セルを回しなおすようなボートですが、撮影する時は減速してもらったり、集落の中を廻ってもらったりとなかなかいい経験でした。

これはルールなのか、全員オレンジ色のウレタンの詰まった救命胴衣を装着して、乗船します。飛行機のように膨らみが足りないときは自分で膨らますようなものではありません。

東洋のベニスと言われる水上集落

水上集落

ネットでリサーチしている段階では、水上集落がある事は認識していましたが、実際にボートで見てみると、色々な土地を廻ってきましたが、結構貴重な体験と感じる集落でした。

水上集落内

先祖代々の知恵が感じられる構造物を晴天の中、水しぶきを時折、かすかに感じながら、すれ違うボートの波を乗り越える際に豪快に水面にたたきつける音と振動を感じたりします。

水上集落2

眼前に広がるそれを目の当たりにすると、とても貴重な体験であると感じます。いつもマイル計算をすると世界が小さいように感じますが、こうした経験をするとそうではないと感じ、このギャップが旅行の醍醐味とも言えます。

橋と集落

美しいモスク「スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク」

スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスク

事前のリサーチでここだけは外せないと思ったモスクにドライバーに連れて行ってもらうことに。ここも内部は撮影禁止ですが、非常にきれいな仕上げがされており、モスクを一回りしてみるとその美しさを感じます。

建築物

こちらは信者の方も多く、邪魔にならないよう巡った方が良いところであります。また、周囲は公園となっており、散策化することができ、時間があれば、運動不足解消には良いと言えます。

遊歩道

最後は王宮に

王宮

最大の目的地であった美しいモスクを出発すると「王宮も見るかと言われ」これまでの提案が凄いため、行ってもらうことに。王宮はラマダン明けの僅かしか開放しないため、中に入ることはできませんでしたが、ゲートに連れて行ってもらいました。写真としては、宮殿全体の撮影はできなく、説明がなければ何かわかりませんが、案内したのは、きっと日本で言えば、皇居正門につれていくことと同義であると感じました。

空港に戻り

高速道路

ほぼ予定通りの時間で空港に戻ります。ブルネイはインフラが整備されており、空港までの高速道路もとてもきれいであります。

空港

空港もモダンな建造物であり、隣接してモスクらしい建物もあります。チェックインカウンターには搭乗時間の40分前に到着し、超弾丸旅行の尺は結構ピッタリと言えます。

空港モスク

最後に

ブルネイはマレーシアやシンガポールから近く、比較的安価にアクセスできる反面、日本ではあまり観光の場所としてフィーチャーされることが少なく、お金持ちの国としてのイメージが強いところでした。しかし、今回、水上集落を水上タクシーで巡ってみると、視覚、聴覚、平衡感覚、水のにおい、風や日差しなど五感全体で体験できる場所であり、弾丸でも行ってみて良いと感じる場所であります。ちなみに今回のブルネイ訪問で訪問した国は67カ国となりました。

水上タクシーでウォータービレッジ

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