全国870万人のコートヤードバイマリオットファンの皆様、ソウルにある コートヤード・ソウル・ボタニックパークに滞在しましたので、お伝えいたします。
アクセス場所
場所はメトロ9号線と空港鉄道AREX駅である麻谷ナル(マゴンナル)駅の出口の目の前にあります。麻谷ナルは新進気鋭な社会学者かと思ってしまいますが、金浦空港に近い場所にあります。地下鉄では急行は1駅であり、普通でも3駅でアクセスできます。
仁川空港からも金浦空港からも近く、ソウル都心部から直結であり、ビジネスでも好立地であります。ホテルの名前のとおり、目の前に植物園があり、その付近にはサイエンスシティ的な企業団地が多くあり、近未来的な感じもします。
ビジネスの街かと思うとかなり商業施設があり、氷点下10度以下の夜でも賑わっていました。スターバックスも多くあり、ホテルの昼清掃の間はそこで作業をしたり出来ます。焼肉の香りもしており、夜はサクッと食べられそうです。
また、24時間のスーパーも有り、飲み物に困ることは有りません。ちなみにこの日は冷蔵庫よりも店舗の方が寒く、ワインは冷やさずに飲めました。
ホテルのエントランスは1か所であり、ボタニカルパークとは反対側になります。最寄りの改札から出て、最初はわからずに冒頭のホテルの外観を一巡するように回り込んでしまいました。
実際には隣のビルの間に歩道があり、そこからアクセスするとあっという間であります。
ロビーは一部吹き抜けとなっており、コートヤードとしてはかなり豪華であります。広さでは名古屋の方が広いですが、こちらもなかなかデザインセンスは良いと言えます。
フィットネスは地下にあり、地下鉄通路から直結と思い探してしまいましたが、そんなことはありませんでした。フイットネス自体はマシンが多く、いつでもすぐに利用できそうであります。
パークビュールームをレビュー
今回はSNAで高望みをし過ぎたのか、失敗してしまいました、しかし、チェックインの際のアップグレードも渋く、結局は部屋タイプは予約と同じですが、パークビューにはしていただけました。本当に混雑していたようです。
エレベータホールは割とシンプルで韓国チックなデザインでありました。
客室側の通路や落ち着いた空間であり、名古屋にも似ている感じであります。名古屋の方がもっと木目木目していますが。
キングルーム全景であります。大きなベッドにきちんとしたデスク、ソファコーナーもあり、十分と言えます。日本のコートヤードではきちんとしたデスクがなく、電源に苦労したり、デスクトップに十分にものを配置できなかったりと言うケースがありますが、その辺りはクリアであります。
反対側から見てみます。絶対的にウッディーな感じですが、日本のこだわりホテルのようにすべて木材と言うわけではありません。あまり、木目だらけだとサウナ見たくなってしまいます。
ガラスの天板のデスクは立派であり、リモートワークには申し分ない存在であります。一方でソファは最近のニトリでも販売していないようなコンパクトさであります。レザーなのですが、いまいち合わず結局ゆったりすることはありませんでした。
いたる所に木材が多用されているかと思うとカードキーも木製でした。そこまでやるかと言う感じであります。
しかしながら、カードキーを差し込む装置にはあらかじめ、プラスチックのカードキーが差し込まれていました。木だとトラブルの温床になり、未然にトラブル防止のためか、プラスチックをチェックイン時には既に差し込まれている状態にしているのかもしれません。
デスクトップ回りです。アルコールシートがThe Soapと書いており、コスメ系において韓国が強いのも納得できます。個人的にはソープの香りがなくても良いのですが。
電源はユニバーサルタイプであり、USBポート完備となっています。最近のスタンダードかと認識していますが、ヨーロッパに行くといまだに豚の鼻穴しかないところが多いです。
セーフティボックスは大きめであり、一眼とそのレンズとPCも収納できました。日本とか韓国はこういう所は結構優れているような気もします。
テレビは地元LG製であります。折角のネット機能はオフにされており、スマホと連携や単体でのYouTube視聴はできませんでした。
スマホで室内アメニティをオーダーできるサイトとかはありましたが。
冷蔵庫とアメニティであります。この辺りはフェアフィールドとも変わらないところであります。グラスはタンブラー調のなみなみと注げるものでした。
そして、ウェルカムアメニティであります。ワインフルボトル1本とおつまみのナッツであります。大阪本町でもフルボトルは貰ったことはありますが、ナッツはついていませんでした。
ワインはコルク栓であり、どうしようかと思うと同ホテルのルームアメニティにきちんとありました。コルクは開けた後がポワラーとかがないと面倒なので、自分で購入の時はスクリューに結局してしまいますが。
パークビューは如何ほどか
ホテルの形状はシャクトリムシがシャクッとした瞬間のようであります。今回はエレベーターフロアから遠い、パークビューのルームでした。広さは底辺であります。
しかしながら、景色は極めてぬけた空間であり、奥のビルの夜景と相まって冬場ではありますが、なかなか綺麗であります。
日中については雪景色ではありますが、都会の中でこうした景色はなかなかありません。日本では立川や流山おおたかの森が綺麗でありますが、それよりも規模が大きく感じます。
そして、車の通行量も多いのですが、公園に面しているためかかなり静かであります。隣室のキッズの声の方が余程聞こえてくるくらいでした。
バスルーム
バスルームについてはなかなか落ち着いた高級感のある仕上がりであります。トイレは一緒であり、ハイアットだとセパレートにしただろうと思ってしまいました。ウォッシュレットはありませんでした。
アメニティも十分であります。最近は歯ブラシとかはマイでないとダメな人も多いのでいいかも知れません。
石鹸はコートヤードらしく、ドライヤーはフィリップス製でした。あくまでパナソニックは使わないと言ったところでしょうか。アイリスオオヤマでも良いのですが。
バスタブのなしのシャワーブースであります。木のブラインドは室内から調節できます。
バスローブに加えて、パジャマも有ります。ワンピースタイプであります。はだけない工夫が必要です。これを着て客室以外に出かけるシーンは少ないですが。
ガーデンキッチンな朝食
朝食はロビーの反対側にある「GARDEN KITCHEN」が会場となります。基本的にブッフェ形式であります。
ロボットがサンタの格好をしています。生えたてのようなトナカイの角も有ります。どっちかにして欲しいところでもあります。
とても広い会場であり、日本のように行列になるようなことはないでしょう。
料理コーナーも面積が広く、シェフは複数人立っていたので、即席で調理しているものも複数ありそうであります。実際、エッグとヌードル関連でした。
韓国料理風な彩り豊かなホットミールが多種類ありました。また、野菜については日本だとレタス中心ですが、同じ葉物でも種類が沢山あり、食欲がそそられました。
1日目はフォーと韓国風なスープとサラダと炒め物にしてみました。フォーにパクチーを入れ、辛いソースを入れた結果、味はトムヤンクンになってしまいました。魚介だしが効いていました。
韓国風スープはやさしい味であり、赤味噌となめこの味に慣れていると物足りなく感じますが、朝はこれぐらいが良いのでしょう。
2日目は早くチェックアウトするため、少なめにフォーとサラダにします。レタスやキャベツは日本においては、ホテルでもコンビニでもスーパーでも惣菜には必ず存在して、食べ飽きているので、こうした色の濃い葉物の野菜はそそられ、野菜接種が積極的になります。
最後に
仁川・金浦空港からアクセスが近く、接続も便利であります。そして、付近はホテルだけと言うわけではなく、昼も夜も賑やかな街があり、仕事の後に夕食を街で済ましたり、スーパーで買い込んで部屋飲みをすると言うのにも便利であり、ビジネス滞在でも物足りなさは感じないでしょう。
なによりも、ガーデンビューで静かであるのが、睡眠にも作業にも一番かもしれません。