カイロ発券では珍しいプレミアムエコノミーの東京往復がありましたので、お伝えします。
LOTポーランド航空カイロ発成田往復 プレミアムエコノミー
旅程
往路はカイロをお昼に出発し、ワルシャワには15:25に到着します。カイロ発としては珍しい昼発であります。ワルシャワ空港では7時間超の乗り継ぎがあるので、市内に出かけて一杯引っ掛けて戻るのも良いでしょう。日曜日なので営業していないお店も多そうではありますが。
そして、成田へはユーラシア大陸経由なのでしょうか。12時間40分のフライトののち、翌日の月曜日の19:30に到着します。成田夜着も最近は定着しつつあります。
復路は成田を23:05に出発します。羽田ライクな深夜便であります。成田も徐々に夜行便などが広まっているようであります。超密度の羽田との使い分けもそろそろ考えていても良いのかもしれません。
ワルシャワには翌朝6時前に到着します。飛行時間は14:40と北極圏ルートであります。プレミアムエコノミーでは辛いので、オークションアップグレードもアリかもしれません。
そして、ワルシャワでは半日の乗り継ぎ時間があるので、これまたワルシャワ観光でも良いですし、ポーランドの別都市に行くのもアリかもしれません。
そして、カイロには22:20到着に到着します。ホテル直結のホテルですぐに寝たい感じであります。
ちなみに、ワルシャワとカイロ間はナローボディ機のB737-MAX8であり、プレミアムエコノミーの設定はないのでエコノミークラス搭乗とになります。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは以下の通りです。
運賃 181,040円
予約クラス エコノミーY(100%+400PP)
プレミアムエコノミーR(100%+400PP)
プレミアムポイント 15,554PP
運賃のうち、燃油サーチャージは47,560円と日系の日本発と比較するかなりセーブされています。プレミアムエコノミーとしては20万円以下は今の時代としては、結構珍しいかもしれません。
ヨーロッパの東の先にあるカイロの割にはプレミアムポイントが積算されますが、一旦、ワルシャワまで西に向かって飛ぶ効果が大きいと言えます。カイロにも路線を修好させているLOTならではといえます。
そして、プレミアムポイント単価は11.64円/PPとなり、最近の国際航空券の中では単価の良いアッパークラスと言えます。
カイロまでの経路は
カイロまでの経路を考えると一度ヨーロッパに行くのがベストと言えますが、燃油サーチャージ等も高額なので、南回り経由でムンバイ、ドバイなどを経由して行くのが良いと言えます。時間はかかりますが、インドの各都市を訪問できたり、ドバイやアブダビの砂漠と高層建築物のギャップ、そして、エアコンのキンキンさが印象に残るかもしれません。もちろん、ピラミッドやツタンカーメンと言うを見るチャンスでもあります。
インドやアラブは日本とかなり違う世界なので、イラッとする場面、食事が合わず、トイレを探すこととなるケースもありますが、それも旅として許容できる人限定のルートかもしれません。イラッとはアンガーマネジメントで対処できますが、お腹は精神論では対応できないので、やばいと思ったら食べないか薬を持って行くほうが良いと言えます。経験的には薬は即効する場合もあれば、効かずに時を待つしかないケースもあるので、リスクを避けたい人は食べずに、飲み物で対応したほうが良いかもしれません。ミネラルウォーターかホットドリンクかアルコールに限定していたほうが良いかもしれません。
最後に
カイロ発券でプレミアムエコノミーというのは珍しいLOTポーランド航空であります。ポーランドの航空会社とは言え、ワルシャワとブダペストをハブ空港としており、スターアライアンスとしては異色のキャリアでもあります。スカンジナビア航空がスターアライアンスを脱退予定の中で、ルフトハンザグループとは異なる軸として、欧州や中東路線としては活用できるキャリアとも言え、プレミアムエコノミー設定もあるのでプレミアムポイント積算にも効率的な側面も局所的にはありそうです。