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ANAプレミアムクラス搭乗記 555便・国際線機材76E

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ボーイング767-300ERの国際線機材のプレミアムクラスに搭乗しましたので、お伝えします。

バスタからの羽田空港

年末であり、モノレールの混雑と第2ターミナルのエスカレーターが激込みしているかと思いリムジンバスで向かいます。バスタ自体はそれほど混雑しておらず、リムジンバスは隣席がいましたが、補助席まで出すという感じではありませんでした。

中央環状線も普通に流れており、30分でターミナルに届きました。出発フロアにバス到着は美味しいところであります。

スイートチェックインは外まで行列が出ているかと予想して行くとそんなこともなく、ラウンジにすんなりアクセスしました。ラウンジは流石に人は多かった感じですが、国際線アライバルラウンジを潰して増床しているので、座る場所にも困ることもありませんでした。

大型機材でも遠いゲートを利用しているので、年末はやはり忙しいというのが感じられます。ここ数年はあまりこうした景色は見えませんでした。

555便函館行き

555便のゲートは最初67Aでしたが、55に変更。遠いのですが、555便が55番ゲートと5づくしなので縁起が良いと思っているとまたまた変更となり、結局59番となりました。3つの中では一番近いゲートで良かったとしました。

出発は定刻12:50でしたが、使用機材の遅れて12:55とやはり5が多くなってしまいます。

35席のビジネスクレードルシートが何の隔たりもなく1区画にあるのは圧巻であります。B787-8の同タイプでは途中にギャレーがあるため、このような開放感のある景色は見られません。

セーフティカードであります。何度も搭乗しているので大体覚えていますが、いざ事故が起きた際には貴重な情報であります。文字はないので、きちんとイラストは理解しておいたほうが自分のみならず周囲の人にもポジティブな結果となり得ます。

座席としてはビジネススタッガードの方が良いのは重中承知していますが、ビジネスクレードルの開放感と余裕の広さはたまりません。スペースと言う点では国内線仕様のプレミアムクラスとあまり変わらないのですが、優雅であります。

76Eのビジネスクラスのシートの最大の特徴と言っても良い、真ん中シートのサイド収納であります。日帰り出張とかであれば、ブリーフケースは余裕で入るくらいであります。最近はPCを持ち歩くのが当たり前であり、それ対応のバックでも収納はできそうです。

シートピッチであります。国際線機材なので、足元も広々しています。国内線WiFiは使用できませんでしたが、機内エンタメは利用でき、かつ機外カメラの映像の見られるので以外と飽きない76Eであります。

スリッパは履き慣れたものなのでちょうど良いところであります。グランクラスのスリッパは小さめでありますが、プレミアムクラスはそうしたことがないのは良いところであります。

国際線仕様機なので、ヘッドフォンもノイズキャンセリングの効いたものにして欲しいところであります。もしくはMyイヤフォン・ヘッドフォンとの連携も今後はして欲しいところであります。

C滑走路からの離陸です。着陸する飛行機がいるので滑走路手前できちんと停止していました。この後離陸し、右にターンをし、スカイツリー付近の上空を上昇していきます。典型的な北上パターンです。これまでの搭乗経験からすると、日本の空港の場合、大体は滑走路に入らないで待機が主流に感じます。

プレミアムキッチン

今日は昼食の時間帯であります。前回神戸から羽田まで搭乗した時は夕食時間帯と同じサイズのボックスでした。黒のボックスは二度目であります。

絶対にお酒が合うものを昼でも用意しているところであります。おせちも被る時期なので、年末年始は洋風にふっても良いのではないかと思います。総カロリーは544kcalと意外とあります。

プレミアムキッチンに切り替え当初よりも彩りがかなり変わっており、かなり意図的に赤と緑と黄色など素材の色を多用してきているようです。結局は酒のあてというところになってしまいますが。

ワインをアナザーでオーダーします。ラウンジでも飲んでいたため、2杯が限界であります。ベルトサイン点灯ぐらいで飲み干すぐらいのタイミングでした。大阪路線だと躊躇するところではありますが、2杯は完遂しました。

シンガポール、クアラルンプール修行時代を想起させる景色であります。787とも照明色が異なります。また、客室乗務員呼び出しか、車内連絡で使われるチャイムもB777や787とも違います。767は余韻のないチャイムであり、787が余韻と音色がちょっと複雑な感じがします。ボーイング3兄弟も色々であります。

奥羽山脈を縦断し、陸奥湾から下北、マグロの大間から津軽海峡で左に旋回して着陸というルートでよくあるルートでした。東北地方は雨のためか雲が多く、地上の景色は見えない感じでした。

着陸直前に亀田半島の山並みが通路側でも見えます。道南の函館と言えども北海道らしい景色が広がってきます。窓側でじっくり見ていたかったところですが、繁忙期はなかなか厳しいですね。

機外設置のカメラも日中は明るいのでよく見えます。まして函館空港のように除雪された滑走路とそれ以外の積雪した空港用地のコントラストがはっきりしているので視認しやすいです。夜だとカメラのセンサーの感度も落ち、滑走路設置のランプしか見えないところでもあります。

少し遅れて到着しましたが、リムジンバスは待っています。空気を走らせるよりも待機していた方が小銭チャリンチャリンで利用者満足度も上がるので当然ではありますが。小銭といえば同路線バスは現金のみの対応となっています。一応、事前にWebサイトで決済して決済画面を提示することで乗車をすることも可能であります。会員登録とか必要なので几帳面な人でないとなかなか利用は進まないかもしれません。

湯の川温泉で結構降りる人が多かったのは同温泉街のホテルや旅館のチェックイン時間が近いこともあったと言えます。湯の川温泉までは230円となります。その後バスは(漁火通り)278号線を駅方面に向かいます。函館山が見え、その上の雲は鉛色であり、寒々しい景色であります。

夏には涼しく感じる函館駅も冬は降雪はなくてもやはり凍(しば)れる感じであります。ここに新幹線が来るのか不明ですが、来るとなるとどんな編成で入線してくるのが期待したいところです。

時間が経つのは早く、夏前まではマリオット修行の聖地だったところであります。外観はそのままでサインのみ変更となっているようです。函館は飛行機と新幹線(駅はちょっと遠いですが)があるので、うまく使い分けが可能なので高級ホテルとかまたできて欲しいところであります。

最後に

2023年乗り納めはB767-300ERの国際線仕様でありました。函館空港でも同機材の勇姿は全て見えませんが堂々としていました。
2024年は波乱のスタートであり、日本の肝空港である東京国際空港はしばらく混乱しそうであります。成田やセントレアのような宝の持ち腐れである空港の本領発揮して欲しい他、地元ではバス運行でフォローしていた茨城空港なども活躍して欲しいところであります。

搭乗した時点では静かな2023年ラストフライトでした。

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