7月から9月まで実施される国内線ダブルマイルキャンペーンに当選する確率はどれくらいか考えてみました。
キャンペーン内容
期間中に国内線に搭乗すると抽選で100万名に国内線搭乗分のダブルマイルをプレゼント
期間 7月10日から9月30日まで
対象 ANAマイレージ会員
条件 マイル積算対象全運賃
ダブルマイルは期間中搭乗した国内全区間分のプレゼント
昨年の同期間の国内線利用者は約988万人であります。10分の1ぐらいかと思いますが、今回のキャンペーンは会員に対して当たりますので、少なくとも出掛けた場合往復で利用することが想定されるため、確率は倍くらいアップしそうです。
また、あまりいないかもしれませんが、ANA搭乗分をユナイテッドやルフトハンザのマイレージプログラムに積算している場合は対象外となります。もう少し確率は上がりそうです。
そして、特典航空券で利用している場合は対象外となります。
いつもの年とは違う搭乗実績
今年のお盆期間中(10日間)の搭乗実績が発表となっています。下記のとおりです。
478,650人(前年比30.4%)
7月末に発表された予約状況の人数は519,283人であり、予約比7.8%ダウンしており、100人中8人くらいは予定を取りやめている結果となっています。もちろん、1人で複数の予定を入れているケースもあるため、もう少し少ないかもしれません。
いったいどれぐらいの利用者になるのか
7月10日から9月30日までの利用者数がどれぐらいになり、抽選の対象者となる人がどれぐらいいるか想定してみました。
7月10日から7月末まで
ことしの6月の搭乗実績は562,738人であり、前年比17.6%となっています。ちなみに前年の7月は3,423,288人となっています。
4連休があり、東京以外はGo Toも開始されたことなどを考慮すると6月程ではないものの、お盆程の前年比には到達するのは厳しいと見ると前年比25%ぐらいと想定します。すると787,356人となります。キャンペーンの期間は10日からスタートであり、後半少し多めなるとして75%ぐらいとすると590,517人となります。
8月
8月はお盆期間の実績が先述のとおり、478,650人であり、夏休みが早く終わっていることもあり、単純に3倍とはならないと見ると2.5倍ぐらいと想定してみます。1,196,625人となり、前年比29.4%となります。
9月
9月は東京もGo Toに含めるような噂もあり、そうすると少し上振れる想定もできますが、何と言っても感染者数が拡大すると逆にそれを打ち消すと想定されます。7月と同じく、前年比25%で想定すると883,868人となります。
抽選の対象者は何人か
以上から7月10日から9月30日までの利用者数の想定は2,671,010人となりますが、これは総乗客数であり、1人のANAマイレージ会員が期間中に有償で何回搭乗しているかによります。
単純に一度旅行して往復利用しているとなると半分(134万人)となります。さらに特典利用や有償でも他社マイレージ積算しているとなるとさらに絞られます。
前者は例年と比較すると少なそうですが、一定数は存在しそうです。後者は外国人が日本に入れないことを想定すると日本人でそうした積算をする人は少なくあまり影響がないかもしれません。
また、用があって利用する人は多く、同じ人が複数利用するケースも多く、対象者のユニーク数まで絞り込んでいくと100万人を下回るかもしれません。抽選ではなく、もれなくとなるとなる可能性もあります。
最後に
近々にフライングホヌの遊覧飛行が実施されます。こちらの方は大人気で当選確率は相当低かったようですが、ダブルマイルの方は、当選確率がかなり高そうです。
前年比で比較する倍も行かないような搭乗実績の中で、倍のマイルのキャンペーンを実施するのはなかなか厳しいそうですが、やはり搭乗してほしいところなのかもしれません。