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思わぬ出会いもあった関西空港から米子までジグザク旅行

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関西空港から米子までジグザグのルートの移動をし、思わぬ出会いもありましたのでまとめてみました。

関西空港から兵庫・北条まで

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羽田から関西空港までの利用する便の数日前から運航状況を確認しているとほぼ早着であり、利用する便もそうであると期待し、それが実現すると当初の予定より30分早く予定を立てられることを想定できます。

そのプランも考えていましたというより、それに賭けていました。

予想通り早着となったものの、関西空港までのフライトは国際線機材の77Wであり、国際線用のゲート到着のため、JR関西空港駅までは通常の国内線ゲートよりも遠く、特急券券売機に着くころには息が切れてしまいました。

なんとかかんとか「はるか」のチケットを手にしてホームに行くとハローキティ仕様でした。エバー航空かと勘違いしてしまいました。

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関空でのダッシュの汗がようやく引いた頃には次のダッシュが待っていました。はるかは大阪駅には停車しなく、西に行く新快速へ乗り継ぐには新大阪となります。

網干行きの新快速との接続は3分ぐらいだった記憶があり、番線を留意しつつ、到着と同時にホームに行ける体勢をとります。

1分の余裕で新快速に乗り継ぎとなります。新快速は混んでいるイメージがありましたが、今はソーシャルディスタンスを確保できるくらいであります。

三ノ宮で下車するよりも芦屋で下車する人が多いのはJRの伝統なのかわかりませんが、不思議でした。そんなこんなで加古川に到着。

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加古川線のホームが意外と山陽本線から遠いのが気になりましたが、同線は山陽線と福知山線を結び、阪神・淡路大震災時には迂回路線として活躍した路線でもあります。

その功績もあるのか電化されており、電車での移動となります。電車ではありますが、ローカル感がとたんに漂います。

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北条鉄道の乗り継ぎ駅は粟生(あお)駅であります。乗り継ぎは対面ホームに北条鉄道の気動車が停車しており、迷うことはありません。

ここから一気にローカル感が増します。ディーゼルエンジン独演会とも言えるその音を楽しんでいると終点の北条町駅の到着となります。30分程のショートトリップです。

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鉄印はスムースにすぐにいただけました。この後、来た道を戻るよりは違うルートで次の目的地に行きたいと思い、歩いて10分程の高速道路上にあるバス停を目指すこととなります。

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北条から京都まで、思わぬ出会い

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時刻表上では次の目的地の京都まで100分以上あり、最寄りのショッピングセンターで休んでも良かったのですが、ちょっと遠回りになるため、バス停に直行することに。

高速道路下まで来ると五百羅漢の案内があり、惹かれますが、まずはバス停確認をすることに。高速道路上ではありませんが、下にはトイレもあります。

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殺界のようなアルミ製の扉を開けると中国自動車道に生身で上がれます。バス停にはベンチもあり、早く着き過ぎたため、最初は一人でたたずんでいましたが、しばらくすると結構、バスに乗る人が集まってきます。

バス停の各種案内を見て、驚愕の事実に気づきます。目的地としていた京都行が数日前から運休となっていました。

北条バス停に停車する路線は津山と大阪・京都を結ぶ路線であり、同バス停には急行と特急が停車します。

新コロの影響で利用者減少により、京都行は大阪行きとまとめているようです。当初の見立てではまずはバス停を確認して、五百羅漢を見に行って京都行に乗る予定でしたが、より早く出発する大阪行きに乗るために、それが頓挫してしまいました。

しかし、定刻になってもバスはなかなか来ず、結局20分遅れてバスが来ました。

このあと定刻であれば、10分後に新大阪まで3駅しか停車しない特急が来るのですが、遅れていることもあり、来た急行に乗車することに。

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バスを待っていた乗客の一人だけが同便の急行を見送っていましたが、それは賢明だったかもしれません。急行は各インターのバス停に停車し、どんどん乗客数を上げていきます。京都便運休の影響があるかもしれません。

千里ニュータウン到着前には下道に降り、渋滞に遭遇し、結局新大阪には30分遅れで到着となりました。唯一のメリットは電源があり、スマホの電源をフル充電できたぐらいです。

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バス旅で疲れ新快速でソーシャルディスタンスを気にするのに嫌気がさし、新幹線で京都まで移動することに。ホームに着いた一番が早い新幹線はひかり666号でした。

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この列車の車両は「N700S」であり、ロゴマークをみて驚き、思わず車端まで行ってしまいました。まさかこんなところで初乗りとなるとは想定していませんでした。

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既知のとおり、停車駅に近づくとライティングによる演出がされます。

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京都到着後はホテル最寄り(と言っても1,500歩は歩きましたが)の二条駅まで山陰本線(嵯峨野線)で移動します。この日はこれで終わります。結構疲れた一日でした。

京都から天橋立に

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二日目は二条からスタートです。ホテルから駅までの道中に京都府警のパトカーがサイレンを鳴らして走っているのを見ていると科捜研の女を想起しつつ、駅に到着し、特急きのさきに乗車。

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太秦を過ぎ、渓谷地帯を進んでいきます。歴史的な街並みだけでなく、渓谷がたびたび見える京都は府全体でとても魅力が感じる場所と実感する路線でもあります。

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福知山から天橋立までは京都丹後鉄道のたんごリレー号の出番となります。一目でわかる水戸岡氏デザインの車両です。

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座席はなんと最前列の1人席でした。前日に新大阪から複雑な経路切符を依頼したおかげかわかりませんが宮津まで最前列席でした。

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トンネル前の霧が気温変化の激しい時期には結構あると言うことが実感できたりします。宮津近くになると海も見えてきます。

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そして、天橋立駅に到着。次の列車まで時間はないため、山頂には行けませんでしたが、そもそもの天橋立付近に行ってみる事に。

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海水浴の人が多く、景観だけでなく、人々の楽しみなっているところでもあると感じことが出来ました。

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今日一枚目の鉄印となりました。

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山陰本線を西に進む

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京都丹後鉄道のローカル気動車の帯はなんとなく往年の西武鉄道にも似ています。この気動車で豊岡までの移動となりますが、海は時より見えましたが、どちらかと言うと山の中の移動が多いように感じます。

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天橋立で調達した地場ワインを飲み干して豊岡到着となります。ここから城崎温泉までは特急以外の連絡はなく、快適な移動となります。束の間の快適な移動が終わると城崎温泉から鳥取までは伝統ともう言うべき朱色のローカル路線Dの旅となります。

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車両はクラシックですが、車窓は結構エンターテイメントです。新しい余部鉄橋は醍醐味であり、その後も日本海沿岸らしい景色が続きます。

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途中の浜坂駅ではホーム外に出られるくらいの余裕時分も有ったりします。

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鳥取駅に近づくにつれて海岸とはさらばとなり、都市らしい風景となります。すなば珈琲の店舗も見えたりします。

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ちょっと寄り道

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ちょっとというか、このために山陰本線に来ている重要なミッションでありますが、鳥取から山陰線を離れ、若桜鉄道に向かいます。

鳥取から若桜まではJRと同線を乗り継ぐパターンと鳥取駅からバスで向かうバイルートとなっています。その分岐点である郡家は良いポイントです。

バスについては、鳥取駅から郡家までは停車駅も多く、市街地を抜けることから時間がかかります。一方で郡家から若桜までは信号も少なく、予定通りまたはそれまでの遅れを回復することが期待できます。

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鉄道については鳥取と郡家間の定時性と速度はゆるぎないと言えます。以上からすると接続時間次第ではありますが、鳥取から郡家までは鉄道、郡家から若桜まで鉄道とバスのハイブリットが少ない時間で往復ができるとも言えます。

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今回は鳥取から郡家までスーパーはくとで移動し、乗り継げるバスで若桜まで行ってみました。スーハーはくとは定時通りであり、郡家駅でバス停まで行くとバスは7分遅れで来ました。

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しかし、その後遅れを回復し、若狭駅前には2分遅れでの到着となりました。若狭駅前バス停は駅直結ではなく、300mほど歩きますが、あまり影響はありません。

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鉄印をゲットし。郡家に戻り、スーパーはくと号で倉吉まで向かいます。倉吉から米子まではとっとりライナーの利用となりますが、30分以上の待ち時間があり、観光物産館でつまみとワンカップを調達。倉吉駅には地元の酒造社製のアルコール消毒液も完備しています。

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ホタルイカの乾物は車内でのにおいを考慮し、スキップして地酒の「強力」だけを飲み干すこととなりました。

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米子駅には明るいうちに到着。ちょっと歩きましたがホテルにチェックインできました。

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最後に

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関空から兵庫の西方、そして、京都、北近畿、鳥取、米子とかなり遠回りな移動でしたが、日本をまた知る機会でした。この先さらに、西に南に行くこととなりますが、それはまた別の話と言うことにします。 今回の旅で鉄印は3つでした。

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