ANAトクたびマイルについて、10月26日からの路線状況が発表となりましたのでお伝えします。11月がまもなくです。
10月26日から搭乗の路線
10月26日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。粛々と進んでいきます。
予約発券期間 10月25日(水)~10月31日(火)まで
対象搭乗期間 10月26日(木)~11月1日(水)まで
3,000マイル
3,000マイルの路線は下記のとおりです。
八丈島 富山
名古屋
松山
女満別 釧路 函館
対馬
壱岐
宮古 石垣
先々週に設定のあった成田=セントレアが入っています。成田は意外と人気がないのかもしれません。セントレアにはレストランが営業している時間に到着できるので良いのですが。また、札幌では函館が入っているので、北斗に4時間も乗らなくて済むのはありがたいところです。
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
札幌 稚内 オホーツク紋別 根室中標津
徳島 高知 福岡
札幌
熊本 長崎
羽田、神戸、名古屋と基幹空港の設定は少ないですが、北海道は札幌を含めて4都市、そして、西日本は福岡が設定されており、豪華ラインアップです。
7,000マイル
7,000マイルの路線は下記のとおりです。
新潟
久しぶりに設定があり、新潟でした。仙台=沖縄は人気なのかトクたびマイルでは出てきません。沖縄そばとへぎそばを食べるツアーには良いかもしれません。
シーズン
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。混雑しそうな、8月も前日であるのは奇跡とも言えます。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2023年度の対象外期間
2024年1月4日~1月10日
基本的には対象外期間は就学・就職・転勤シーズンの3月末から4月頭、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始でありますが、2023年は4月の入学・就職時期と年末年始のみとなっています。それ以外は実施とライフスタイルがどんどん変化しているのかもしれません。2023年は既に対象外期間は終わっています。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
行ってみたいところ
清里です。かつては山梨の原宿と言われ、バブルの時期は軽井沢に対抗する勢いもありましたが、その後、軽井沢には高速道路と新幹線ができ、軽井沢はますますパワーアップしていきます。北陸新幹線開業で金沢が勝ち組と言われますが、実は軽井沢が一番の勝ち組かもしれません。
さらに富士山が世界遺産登録され、インバウンド需要は大月で左折してしまい、小淵沢まで北上しないというのも影響があったかもしれません。また、個人旅行が増加する中で洋風民宿であったペンションよりも、格安で温泉付きで今日の今日で予約が取れて、駅前にあるようなビジネスホテルや高級に特化した旅館などが他の地域にはあり、そうした需要が取り込めていなかったのかもしれません。
ただ、自然環境などは軽井沢、富士山エリアと肩を並べるぐらいであり、むしろ静かにゆったりしたい人には最適かもしれません。
最後に
気がつけば11月であり、11/3は祝日となります。今週のトクたびマイルは11/1までなので、11/2を休みにして、11/1の夜便で目的地に前日入りして4連休フル活用とかも出来そうです。うーん、出かけたくなってきた。
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