ANAトクたびマイル2020の第二弾となる7月2週の路線が発表されましたので、お伝えします。
ANAのトクたびマイルとは
簡単に言うと直前出発マイル割引キャンペーンであり、乗り得な路線がある週もあれば、そう出ない週もあり、毎週、その路線発表だけでも楽しみであり、発表だけと思っていても、ついつい発券してしまったりすることもあり、侮れないキャンペーンです。
ちなみにトクたびマイルはトクがカタカナ、たびがひらがな、マイルがカタカナと打鍵の際、いつも変換が迷ってしまいます。それだけ、被る言葉がないとも言えます。
詳細は先週の記事に記載しています。
7月第2週の路線
7月第2週の路線は下記のとおりです。
発着地 | マイル数 | |||
---|---|---|---|---|
3000 | 4500 | 6000 | 7000 | |
羽田 | 大館能代 | 佐賀 | - | - |
函館 | ||||
鳥取 | ||||
庄内 | 松山 | |||
福岡 | ||||
長崎 | ||||
名古屋 | - | 札幌 | 那覇 | - |
熊本 | ||||
大阪 | 福岡 高知 |
秋田 | - | - |
新潟 | ||||
沖縄 | ||||
仙台 | - | - | - | 那覇 |
発券後に取り消しの場合に徴収されるマイル数と同等の3,000マイルは短距離路線がばかりであり、高速バスとの競合のようでもあります。
4,500マイルでは地方路線が続々と出てきており、徐々に路線が回復している事でもあるようです。
目玉と言うか最長距離路線は仙台⇔沖縄那覇間であり、7,000マイルとなっています。たまたま、先日同路線に搭乗したばかりであり、たくさんプレミアムポイントはいただきました。
ゼンミッツー(全密)
今回発表された路線のうち、ワイドボディ機(中型機以上)が運用されているのは羽田⇔福岡のみであり、それ以外はA321シリーズやボーイング737-800型機などの単通路のいわゆるナローボティー機のみとなります。
需要がなければ空席を減らせる小型機で飛ばす方がコスト削減にも役立ち、搭乗率などの指標も良くなります。指標についてはこうした事態なのであまり実効性はないかもしれませんが、見た目でも良い数字の方がいいのには間違いありません。
満席だからと言っても、罹患するわけではなく、問題はありませんが、ちょっと密な感じはためらいも感じてしまいます。
実際搭乗すると路線によっては小型機でも想像以上に空いており、意外と密は感じない方が多いかもしれません。
昔、ANAの機体には「全日空」と漢字でペイントされていましたが、いつの間にか「ANA」とトリトンブルーとモヒカンブルーのツートーンの菱形に変更となり、「Inspiration of JAPAN」がペイントされています。
デザイン自体は38年も使用しており、対抗のJALが鶴丸自体は10数年サイクルくらいでデザインを変えているのは対照的です。個人的には3代目塗装が意外と印象にはあります。
以前の「全日空」のペイントの後には英語名称の「ALL NIPPON AIRWAYS」も記載されていたものの、漢字圏では「全日空」がEvery day Vacantを想起させることが原因となったかどうかはわかりませんが、その時の反発からは密であっても、毎日満席にしたいのかもしれません。
最後に
トクたびマイルの第二弾は第一弾よりも路線は増えているものの、まだまだ、慣らし運転感もあります。機材はまだまだ、小型機が多く、終末の特定の時間帯では満席に近い状態であり、密を感じることがあるかもしれませんが、時間をずらせば小型機でも空いており、密を避けたい場合は工夫が必要かもしれません。