ANAトクたびマイルについて、6月1日からの路線状況が発表となりましたのでお伝えします。今年も後半戦が見えてきました。
6月1日から搭乗の路線
6月1日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。マイル数が見慣れたと言うか安定のレギュラーシーズンであります。
スケジュールは下記のとおりです。
予約発券期間:5月31日(水)~6月6日(火)まで
対象搭乗期間:6月1日(木)~6月7日(水)まで
3,000マイル
3,000マイルの路線は下記のとおりです。
庄内 八丈島 能登 大阪伊丹
羽田 宮崎
女満別 秋田
宮古 石垣
羽田は4路線であり、大阪伊丹が入っているのは大きいですね。また、沖縄は宮古と石垣がダブル設定であります。
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
広島 岩国 鳥取 萩・石見 高松
佐賀 宮崎
福島 鹿児島
札幌 沖縄
仙台 福岡
大阪関西 新潟
名古屋 沖縄
大阪関西 福岡 松山 岩国 熊本
羽田から西日本のみでありますが、広島と岩国があります。また、佐賀もあるので福岡に行くのに役立つかもしれません。大阪が充実しており、札幌と沖縄が入っています。
6,000マイル
6,000マイルの路線は下記のとおりです。
宮古
今回はセントレアから名古屋のみとなっています。台風が接近しているので行けるかは別ですが、抜けてしまえば、晴れとなりそうなので、土曜日以降がねらい目かもしれません。
7,000マイル
7,000マイルの路線は下記のとおりです。
宮古
石垣
6,000マイルに続き、先島諸島の都市が設定されています。グアムで猛威を振るった台風の影響からか、石垣や宮古に行く人の需要が減っているのが予想されます。こちらも土曜日以降であれば、天気が回復しそうなのでねらい目かもしれません。戻りも検討は必要でありますが。
シーズン
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2023年度の対象外期間
2023年3月30日~4月5日
2024年1月4日~1月10日
基本的には対象外期間は就学・就職・転勤シーズンの3月末から4月頭、ゴールデンウィーク、夏休み、年末年始でありますが、2023年は4月の入学・就職時期と年末年始のみとなっています。それ以外は実施とライフスタイルがどんどん変化しているのかもしれません。2023年は既に対象外期間は終わっています。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
行ってみたいところ
歌志内市です。市でありながら、人口は2,800人弱と全国最小のcityであります。アクセスとしてはJR函館本線の砂川駅(札幌から特急で50分弱)からバスで40分程で行けるようです。1時間に1本はバスがあるようであります。かつては炭鉱で栄えてピークには4.6万人の人口がいましたが、現在は上記のとおりです。市内には道の駅うたしないチロルの湯があり、日帰りのほか、宿泊もできるようです。
最後に
今年も早いもので6月に入ります。恒例ではありますが、梅雨時期であり、傘が必需品の時期でもあり、うっとおしい季節でもあります。ただ、飛行機に乗れば、余程の短距離でない限りは青空であり、梅雨を忘れさせてくれることでしょう。
台風の後は晴れることが多いので、天気予報と空席照会画面を睨めっこして、天気の良い場所に出かけてみるのも良いかもしれません。
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