ソウルの中心であるモダンな富裕層エリアである江南に立地しているフォーポイントバイシェラトンに滞在してみましたので、お伝えします。
ロケーション
住所は以下のとおりです。
203 Dosan-daero, Gangnam-gu, Seoul, 韓国であります。20年くらい前から知られるようになった江南地域にあり、路地裏に入らないとハイソな街並みが続きます。高級外車のディーラーや美容クリニックなどが多くあります。
金浦空港や仁川空港からのアクセスについては、今回は最寄りの3駅をそれぞれ歩いてみました。一番、アクセスが良いのはSinsa駅であります。金浦空港へ直結する地下鉄路線ではありませんが、Sinsa駅から2駅で金浦空港行きの地下鉄駅 Express Bus Terminal駅で乗り換えができ、金浦空港までは急行に乗ることができるので便利と言えます。
ホテルから横断歩道を渡らずに駅にアクセスできるApgujeong駅が一番近いと言えますが、1km歩くわりに路線としてはSinsa駅と同じ路線であり、Sinsa駅の方が金浦空港に近いので、どうせ歩くのであれば空港に向いて歩いた方がベターと言えます。
金浦空港から直結の急行の停車駅であるSeonjeongneung駅は乗り換えなく、一番便利そうで降りてホテルまで歩いてみましたが、30分以上(おそらく3km以上)も歩き、途中は上り坂も有り、乗り換えをした方がベストのようであります。
ハイソなエリアであり、ワインショップのエノテカがあったりします。もどきか不明ですが、エノテカと言う店舗が近くに2店舗ありました。
もちろん、コンビニも多く、ソウルでは珍しいセブンイレブンがホテルから最寄りでした。
構造
冒頭の写真のようにホテルはタワー型であります。その割に入り口は結構、小さい感じです。大きな交差点に立地しているため、車止めなど確保できなかったのかもしれません。個人的には入口とか変に大きいよりも部屋までのエレベータが近い方が好きでありますが。
4つ星ホテルとしての記述が一階の入り口横にあります。当局による、表示義務なのかわかりませんが、こうしたものがあると観光客にとっては、一応安心材料になるかもしれませんね。
チェックインを済ませ、その背後にあるエレベータのロビーの横には巨大なリンゴのオブジェがあります。落書きのような無秩序なデザインでありますが、エレベータ待ちの時間つぶしには良いようであります。
その背後にはスーツケースが沢山あり、遠くからの滞在者が多いことが伺えます。ソウルも観光需要が回復しているようです。
2階にはラウンジではないものの、立食パーティーが出来そうなスペースがあります。同ホテルの会議室で研修後に会社の懇親会とかが出来そうなスペースであります。
コインランドリーも有ります。ドラム式の洗濯機が6基あります。韓国はコインランドリーが結構ハイスペックなので重宝します。ただし、本当にコインなので小銭の調達が一番大変だっりします。
2階にはフィットネスがあります。意外と筋トレ系のマシンがあり、シューズを持ってくればよかったと反省してします。あまり、稼働している感じはありませんでしたが、綺麗でありました。
タワービルなので、それほどフロア当たりの面積は広くなく、各フロアごとの部屋の広さの大小もあまりないようです。奥に長部屋が多いのが特徴的かもしれません。
宿泊記
今回は予約したままのクイーン, シティビューでした。満員御礼という事でしょうか。チタン会員ですが、それほど期待はないので良いのであります。
フォーポイントとしてはかなりデザイナーズに近いぐらい拘りがあるルームでもあります。
洗面はエントランス前にあり、デザイナーズな感じがそのままです。A〇Aやドー〇ーインとかも大浴場がある代わりに、むき出しの洗面があったりします。別に良いのですが。
ベッドは無印の脚付きのベッドみたいな感じであります。粗大ごみとして出すときには結構難儀な代物であることを思い出してしまいました。レイトチェックアウトまで結局いちばんいた場所でもあります。
テレビはサムスン製であります。YouTube等は見れるのかもしれませんが、日本では親しいLGとは異なり、操作性が不明であったため、ネット系は結局、PCという事になってしまいました。
ベッドサイド・ライトは動画配信にも使えそうなライトがベッドサイドにありました。電源はユニバーサルタイプと豚の鼻、USBと充実していますが、なぜか充電速度が遅く結構、困りました。持参のケーブル等は2年くらい経過しているので劣化していると思いましたが、日本に戻ってくるとバリバリ急速で充電しているので何か問題があったのかもしれません。
デスクがあり、これだけで満足でした。チェアは革張りであり、レトロ感があります。デスクがないと記事を書く気がなくなるため、個人的には必須と言えます。
茶器系は世界的にもスタンダードと言えます。ワイングラスとかあるとベストですが。冷蔵庫は日本のフォーポイントと変わらないぐらいのコンパクトさであります。この冷蔵庫は常温からなかなか冷えないので大変です。
アルコールシートは最近絶滅していますが、有りました。意外とパソコンのキーボード拭きに重宝するのであって欲しいところであります。そして、ホテルでは珍しい耳栓があります。大きな交差点という事も有りますが、なかなか、こうしたものを置くと言うのはプライドに関わる事案かもしれません。
アメニティは必要最低限であります。スリッパはプレミアムクラスよりは上質でした。
つまり、ANAビジネスクラスよりも良いとも言えます。
パジャマはありませんでしたが、ガウンはありました。また、ベッドサイドの読書灯が不思議な存在でした。
バスルームについては、シャワーのみであり、バスタブはありません。時間がない時にこの方が助かります。レインフォールはあまり使うことがないのですが、ついていました。映画のシーンみたく使ってみたいところであります。
フォーポイントらしく、Activのアメニティであります。この画を見ると、独特の香りがパブロフのように感じられるのはフォーポイント中毒かもしれません。
トイレはバスとは別の個室であり、タンクレスタイプであり、デザイナーズな感じであります。当然、ウォッシュレット付きであります。本物か不明ですが、床から大理石張りなのですっきりしています。トイレはこうした方が好みです。
窓からの景色であります。ソウルの夜景は東京と比較しても東京タワー周辺やスカイツリー周辺、新宿周辺など景色になるところがあまりない印象であり、江南からの景色もあまり、印象的ではないですが、割と抜けた景色であるので、まあまあかなと言えます。
夜もあまり、印象差はありませんが、駅前のビジネスホテルのように隣の建物の壁が1mで迫ることはないので、快適であります。
朝食
チタン会員特典でポイントも選択できますが、朝食を選択してみました。朝食は食べない方が内臓脂肪削減に貢献するのですが、頼んでしまいました。そのかわり、帰国便の機内食の夕飯までは断食であります。
サラダ、フルーツ、温野菜、玉子、加工肉(ソーセージ、ハム、ベーコン)、果汁ジュース、エッグステーション、ヌードルバーなどほぼ食レベルが高い東アジアにおいては、基準を満たしていると言えます。
個人的には二日酔いのスイカであります。スイカがあると幸せになります。韓国はライセンスは別として野菜や果物が充実しているのは利用者としては良いかも知れません。
最後に
アップグレードなしとは、けしからん。と言いたいところですが、別にあまり部屋の広さはこだわりがありません。それなりの高層階であり、交差点の喧騒は気になりませんでした。
静かな部屋と朝食とレイトチェックアウトがあれば、ルーム内で記事作成に集中できるので、ベストと言えます。朝食の生野菜が美味しいのも特筆かもしれません。
ソウルはマリオット系が多いので、日本国内よりも交通費かけても意味があるかもしれません。