ANAトクたびマイルについて、8月後半スタートの18日からの週が発表となりましたので、お伝えします。
8月18日から搭乗の路線
8月18日からの搭乗のマイル数別の各路線は下記のとおりです。繁忙期ですがトクたびマイルは通常営業です。
スケジュールは下記のとおりです。
予約発券期間:8月17日(水)~8月23日(火)まで
対象搭乗期間:8月18日(木)~8月24日(水)まで
4,500マイル
4,500マイルの路線は下記のとおりです。
秋田 大阪伊丹
羽田 高知 宮崎
松山
対馬
青森
大阪伊丹が入っています。この時期は何かと高額になるので、航空券はセーブしたいところであり、うってつけかもしれません。
6,000マイル
6,000マイルの路線は下記のとおりです。
大館能代 岩国 鳥取 米子 大分
仙台
福岡
名古屋 新潟
岡山
宮崎 鹿児島
この区間は普通は路線設定が多いのですが、やはり繁忙期と言うことか少なめであります。羽田路線では4500マイルの秋田とともに大館能代が入っており、大雨の影響から需要が減っているのかもしれません。
7,500マイル
大阪関西 名古屋
いずれも宮古発着の大阪関西と宮古となっています。
ANA国内特典航空券のシーズン
シーズン一覧
日本人は国民大移動と言われるくらい、みんな一緒に動きます。マイラーもとにかく同じ行動をする人が多く、乗る飛行機、食べる場所と食べ物、泊まる場所などみんな同じであります。
そうした中で、ANAとしては稼げるときは稼ぎたいため、有償の運賃は高く、特典航空券ではマイル数を高く設定しています。
2023年は1月から3月までの暫定の設定となっています。2023年4月以降は2022年3月ごろに案内予定です。
5月は全般的にマイル数が高く、トクたびマイルの有効性はありそうです。ゴールデンウィークは結構人が動いたようであり、ゴールデンウィーク後は、人流が少ないという点では狙い目となるかもしれません。
必要マイル数チャート
ローシーズンは1,000マイルずつの差、レギュラーシーズンとハイシーズンは1,500マイルずつの差となっており、国内であれば遠い場所の方がお得感があります。
主要都市発着の必要マイル数別の目的地一覧
主要都市(東京、大阪、名古屋、札幌、沖縄)のマイル数別の都市一覧は下記のとおりです。
スライドを横に動かすと大阪と名古屋と札幌、そして沖縄発着の各区間の都市が見えます。
東京発着は地図がノイジーなくらい、多くの路線があります。基本的には北海道、中国、四国、九州は水色の301~800マイル区間であり、トクたびマイルでは4,500マイルになる都市であります。マイル数だけで言うと鳥取よりも北海道の方がお得感があります。
大阪発着は1,001マイル以上の区間がなく、トクたびマイルマイルとしては意外と低く抑えられるかもしれません。一方でPeachとの棲み分けなのか北海道路線は意外と少ないと言えます。
名古屋発着は北海道、九州、沖縄路線は充実しています。ただし、ANA運航とは限らないのがキーであります。スターフライヤーの福岡路線とかは逆に良いかもしれませんが。
札幌は道内と青森、秋田が300マイル区間本州・四国は800マイル区間、福岡は1,000マイル区間、沖縄は2,000マイル区間となっています。
2022年度の対象外期間
2022/12/22~2023/1/11
残りは年末年始のみとなっています。
ANAトクたびマイルについて
ANAトクたびマイルは通常よりも少ないマイルで飛行機に乗れるサービスであり、既に3年近く経過しており、かなり認知度は上がっていると思われます。
特徴
特徴は下記のとおりです。
毎週木曜から1週間だけ対象の路線が対象
対象の路線は毎週火曜日の正午にANAホームページで発表
予約・発券は毎週水曜日の0時からANAホームページのみで可能
国内線片道1区間が一番少ない時期で2,500マイルから利用可能で基本的には特典航空券のマイル減額キャンペーンであり、直前に空いている路線をピックアップして、通常よりも少ないマイルで座席を用意するものです。
キャンセル手数料は通常と同じ
注意点としては通常のマイルと同様にキャンセルする場合は手数料相当の3,000マイルが徴収されます。ただし、2,500マイルの設定時は2,500マイルが徴収されます。
基本的には直前で予約発券するサービスなのでキャンセルするというのはあまりないと思いますが。
緊急事態宣言など発令されている場合に変更手数料が減免されるケースがありますが、トクたびマイルも対象となります。キャンセルするよりも都合がつきそうな日程で変更しておくのが良いかもしれません。
トクたびマイルを利用した搭乗記
トクたびマイルを利用したフライトレポートは下記のとおりです。
長距離ルートではマイル数をお得に利用できるメリットがあり、短距離ではわざわざ、有償で乗る程ではない時にメリットはあり、新幹線との併用とかも有効活用と言えるかもしれません。。
そして、アップグレードポイントがあると有効活用して、プレミアムクラスに搭乗も可能です。
トクたびマイルは鉄道完乗や宿泊したことがない県の制覇など趣味的な側面でも、フリーランスの方には急な用事というビジネスの側面でも活用ができるのがうれしいところであります。
トクたびマイルの活用例
国際線について、日本に帰国の際にこれまで必須であった検査陰性証明について、日本を出国前に検査を受けて陰性となり、出国し、その72時間以内に海外から帰国便に搭乗する際は日本で発行した陰性証明でも可能となりました。
とは言え、国際線はまだまだ高額なので、少しでもコストを浮かすためにトクたびマイルを活用するというのも良いかもしれません。
ただし、トクたびマイルは同一路線で同一方向のフライトであれば変更はできますが、トクたびマイル対象搭乗期間内を超えてしまう日程に変更の場合は通常とのマイルの差分が必要となります。
国際線が思わぬトラブルで遅れが発生し、1日遅れとなるなどの場合、トクたびマイルで帰国後に利用するフライトも変更することとなりますが、別切りのチケットとなるため、いかなる理由でもトクたびマイルのルールが課せられます。
帰国後活用する場合は1日余裕をもって水曜日迄ぐらいの利用にしておいた方が良いと言えます。
なお、帰国するフライトが遅れた場合に72時間越えの方が気になりますが、72 時間を超えて 24 時間以内であれば、再度の取得は必要はないということです。
それ以上の場合は、現地で証明書取得が必要となるため、こちらも72時間ピッタリではなく、余裕が必要そうです。
最後に
お盆は4連休で過ごした方も多く、これから夏休みと言う方も多いかもしれません。そうした際にトクたびマイルを利用すれば、旅費が浮かすことができ、その分、食事やホテルをグレードアップできるかもしれません。
長く旅に出られない時期が続いたので、是非、思い出に残る旅をして欲しいところでもあります。