ANA1748便で石垣空港から関西空港までプレミアムクラスに搭乗してみましたので、お伝えします。
ISG
日本最南端のスターバックスがある石垣空港はその通りであり、スターバックスには行列が出来ていました。生を一杯飲んでからエアサイドに行こうかと思いましたが、手荷物検査の行列に巻き込まれたくないため、そのままエアサイドに直行です。
ANAラウンジがあると良いのですが、エアサイドで見回してもそうしたスペースはないので、物理的に厳しいのかもしれません。小松とかよりは石垣にあった方が合理的と言えますが。
時間があるので気持ちに余裕があり、普段、空港で忘れがちなANA Pocketもキッチリチェックインであります。ANA Pocketでは日本最南端のチェックインであります。
エアサイドに辿り着くと、羽田行きが丁度出発していたタイミングでした。時間があるので売店でオリオンビールを一缶購入して消毒します。
そして搭乗であります。今回は1C席であり、なかなか窓側には遭遇しません。空港到着直前まで粘れば空くかもしれませんが、幹線以外は厳しいかもしれません。石垣→関西は1日1便しかないので、流動性はないのでしょう。
今回はANAウィングスのボーイング737-800であります。ANAの支線区間では当たり前の機材ですが、A321が幅を利かせる業界ではレアかもしれません。Maxはちょっとですし、ダウンサイズは嫌なので致し方ないところであります。
離陸早々、WiFiに接続しようとすると今までにない謎な画面が出てきます。ANA 機内WiFiは繋ぐまでに時間がかかったり、一度接続してもも、切断したり、再接続が多く、ある意味時間は潰せますが、どうなんだろうと思ってしまいます。
石垣路線のプレミアムクラスの昼食
そんなこんなでプレミアムクラスの食事の時間となります。結局、何度か手にすると、このメニューは裏表紙のメニューのみ違い、それ以外は共通化されており、紙の無駄遣いと思ってしまいます。
幹線以外で味噌汁があったかなと思いましたが、味噌汁付きであります。昔と比較するとボックスは大きくなっているので期待できるところであります。
蟹の身がのった炊き込みご飯に、白海老(富山産かは不明)の天ぷらに合鴨スモークとなかなかではあります。機内食で多い、イモやブロッコリーやインゲンがないのは嬉しいところであります。と言っても、肉じゃががあり、イモはいました。
食事を終えると関西まで半分くらいと意外と早いです。羽田までだと3時間ぐらいであり、結構時間があるのですが、KIX線は早いところであります。約280マイルの差は大きいところです。
本日は高齢者(結構後期な方々)のツアー団体が搭乗しており、旅行会社のワッペンをつけており、昭和な雰囲気でした。
搭乗前に聞こえてきたのは「ジャンボでないんや」というフレーズであり、いつの時代なのかと思ってしまいますが、久しぶりの旅行なのでしょう。
また、搭乗して着席していると、次々とツアーのお客さんが乗り込んできて、足元に注目すると、おおよそが方がスニーカーではありますが、レザーチックな黒と白以外の茶系の人がほとんどであります。しかも、結構綺麗であり、旅行のために新調したのがわかります。歩き疲れない配慮という事ですが、同じようなスニーカーになってしまうのが昭和な感じであります。
そして、大体の人は肩掛けのハンドバックかポシェットのようなものかけているのですが、両手はお土産と荷物でふさがっており、何のためと思ってしまいますが、旅の最後にと思って色々と買ったことでしょう。ただで持ち込める物はしんどくても自力で持ち帰ると言う発想なのでしょう。
また、機内ではトイレが近いのか最前方のトイレが頻繁に占有されていました。なかなか旅行に行けない年が続いていたので、多忙に過ごしたことが伺えます。
羽田⇔伊丹線だとスーツを着た上級会員の人がフランクフルト空港のロゴみたいな皺をコメカミに出すところですが、ISG→KIXだとそんなことはないのは平和であります。なんかのんびりしていました。
そんなことを思っていると関西空港が近くなります。ANA機内WiFiにあるフライトマップを継ぎはぎにしてみました。石垣から沖縄本島を抜けて、奄美を通過し、足摺岬を通過して最後は順当な淡路島南側からKIXにアプローチでした。
通路側ではありますが、ズームで着陸の様子を撮影してみました。いつも同じ景色のKIXであります。変わりのないことが安全の証と言えます。
新しくなった関西空港の荷物受け取りであります。改装で一番コストがかかっていそうでありますが、導線的にはここでないと混乱が起きることでしょう。
新しいKIX国内線のスタートでもあります。
最後に
石垣と関西間のフライトマイル969マイルであり、羽田と沖縄が984マイルであり、意外と近いところであります。
そして、羽田のように混雑していないため、離陸も着陸も早く、マイル修行には効率的なところはあります。ただし、機材が小さいため、予約の確保は早期戦であります。
そんなことを抜きにしても、のんびりしたフライトを味わえるので、いぞかしいフライトに疲弊した時は石垣に逃げると言うのも有りかもしれません。