プレミアムクラスで羽田から大阪伊丹まで沖縄那覇空港で経由で搭乗してみましたので、お伝えします。
ANA469便 羽田⇒沖縄那覇
ANAにとって、最重要路線とも言える羽田=那覇線だけあり、プレミアムクラスは42席ある78Mでも満席とも言える賑わいであります。
事前割だとなんだかんだ言って、一番プレミアムポイントの単価が良い路線でもあり、それも相まって、やはり混雑であります。
今日はB滑走路からの離陸であり、そのまま東京湾に出るルートでした。動画に納めてみました。以下のとおりです。
D滑走路を横切り、アクアラインの排気島を眼下に見て、木更津を遠くに見ながらグングンと高度を上げていきます。
三浦半島を通過し、相模湾を直進していきます。地上では雲が多いですが、上空に来ると太陽が近いのか明るくなってきます。
午前中の出発のため、プレミアムクラスは食事となります。
ご飯は桜漬けであり、メインディッシュはまたまた豚ばらの生姜煮でした。豚ばらによく遭遇します。
アルコールについてはシャンパンがメニューから消えています。一瞬見ると各ドリンクからaまたはbを選択できるように見えますが、順次入れ替わるようであり、フライトによってはa、別のフライトではbと言うことのようです。
bに切り替わるには結構時間がかかるかもしれません。
紀伊半島辺りから海上を直進するいつものルートであり、他の飛行機もほぼ同じルートを飛んでいます。
本日は糸満側まで南下し、そこから旋回して、豊見城市(とみぐすくし)の沖合を降下して着陸に向かいます。
瀬長島を眼下に見ながらの着陸となります。雨が結構降っています。
滑走路にも雨が貯まっていたのか、逆噴射時は先が見えなくなるほどの水飛沫が立ちこめます。天気が悪くても早着と言うのは今を物語っています。
到着は33番ゲートであり、次の出発までの時間は時刻表ベースで35分であり、ルール上も問題ありませんが、早く着いたため、トータルで40分ほどあります。
とりあえず、スイートラウンジに行き、トイレとお茶一杯で引き返すと丁度いい時間でした。
ANA766便 沖縄那覇⇒大阪伊丹
続いて、766便伊丹行きです。今度も78Mであります。羽田からの機材ではないので、搭乗時のお帰りなさいはありません。
スイートラウンジから戻るとグループ1の搭乗が始まっていました。
羽田線と違い、2席シートを1人で利用程度の空きであり、なぜか国際線ビジネスクラスの錯覚に見舞われます。
外は土砂降りであり、かなり暗めであります。羽田は晴れていたのとは対照的であり、小国日本と言えども、飛行機旅のスケールの大きさを感じてしまいます。
離陸の模様を動画に納めてみました。
第1滑走路からの離陸であり、ターミナルを右に見ながらの離陸でしたが、このパターンの離陸の場合、離陸後すぐに左に旋回するのですが、そうではなく、しばらく直進しながら上昇していきました。空域が変化したのでしょうか。
嘉手納基地でしょうか。複数の滑走路が見えます。
ベルトサインが消えます。乗客も少なく、土曜日の午後のまったりとした時間が流れます。
ナビ画面を見ると九州が海の中に。たまにこうしたバグを見かけます。連続利用でメモリが不足しているのかもしれませんね。
今度の食事は軽食であります。サンドイッチとフィナンシェとフルーツとなります。
食事と言うよりは飲む方が優先のフライトでもありました。赤ワインとハイボールをいただきました。
東京と大阪は280マイルの距離であります、那覇=伊丹のフライトはそれぐらいの差であり、30分くらいの違いかなと思っていると想像以上に早く関西エリアへの接近となりました。
和歌山と大阪の境界あたりから地上に進入していきます。列車でちょっと前に移動しましたが、飛行機だとあっという間です。
遠くに奈良を見つつ、今度奈良に行くのはいつだろうと計画してみました。
神崎川が見えてくるともう着陸であります。関西空港はいまいち、着地までの時間が掴みにくいですが、伊丹は景色でおおよその着地タイミングがわかります。
天気も良く、風も少ないため、かなりのソフトランディングでした。
羽田や那覇と違い、すぐにゲートにたどり着くのが伊丹空港のいいところでもあります。
本日の78Mのフライトはこれにて終了であります。
着陸からゲートまではあっという間ですが、少々歩かないといけないのが、伊丹空港でもあります。モノレールの場合はさらに上下移動もあるため、今回はバスとしました。
最後に
羽田⇒沖縄那覇が984マイル、沖縄那覇⇒大阪伊丹が739マイル、合計1,723マイルのフライトとなりました。東京=香港にちょっと足りない程度のフライトであり、普通であれば280マイルのところを随分遠回りしてしまいました。
今回は前日アップグレードに成功(14,000円+10,000円)で両方とも78Mであり、プレミアムポイントは5,107PP(2倍で10,214PPの見込)となり、単独ダイヤモンドに大手と言ったところであります。
ちょっと不思議な旅程でしたが、飛行機ドップリの旅でもありました。