弾丸トラベルは怖くない!

マイル、飛行機、鉄道、海外・日本国内トラベル情報、ホテル、海外発券など

【ANAプレミアムクラス搭乗記】鬼滅の刃 じぇっと-壱-に函館から

スポンサーリンク

ANA 鬼滅の刃 じぇっと-壱-

ANAの鬼滅の刃 じぇっと-壱-に函館空港から搭乗しましたので、お伝えします。

ANA 鬼滅の刃 じぇっと

鬼滅ジェット

ANAでは登場人物のキャラクターが特徴的なアニメ・映画を機体にペイントし、機内でもちょっとした演出をしたりします。

ポケモンジェットやANA STAR WARS PROJECTが記憶に残っているところであります。

そんな中で鬼滅の刃 じぇっとは現在、3機あります。

鬼滅の刃 じぇっと-壱- B767-300ER (JA616A)

鬼滅の刃 じぇっと-弐-    B767-300ER(JA608A)

鬼滅の刃 じぇっと-参-   B777-200ER(JA745A)

76Pは国際線機材から国内線に転用された機材てあり、772は2013年と新しい機体であり、B787の納入が遅れた際に見舞い的に導入された機材のようです。

いずれも機体にキャラクターが描かれていますが、壱と弐は垂直尾翼は既存のANAのデザイン、参は白をベースにA380のようなトリトンブルーのみでデザインされています。

もしかすると、次のデザインを模索しているのかもしれません。機体自体は白系統にして、現在のようなラインはなくし、垂直尾翼のみ現在のデザインを残すか、色々と考えているのかもしれません。

また、アンパンマン列車の車内放送で戸田恵子氏がアナウンスしているのと同様に、キャラクターが機内放送をしていたりします。基本的に業務に関係ないアナウンスであります。R2-D2とかは何を言っているかわかりませんでした。

搭乗記

函館空港 出発案内

函館空港の真ん中にある出発案内は最近では珍しくなったパタパタな反転プラップ式案内であります。LED全盛の時代では逆に新鮮なのかもしれません。どう見てもシンボルになっています。

函館空港手荷物検査

函館空港はJALとANAとADOが就航しており、人口も26万人であり、周辺含めても32万人程度の街であり、札幌まで新幹線が延伸しても、函館空港自体は大きく変わらないようにも見え、手荷物検査の処理能力をアップした方が良いかもしれません。

もっとも、大本営の羽田のスイートチェックインでさえも連休前の週末夜は入り口の外まで行列が出るくらいなので、そっちの方の改善が必要かもしれません。

函館空港 搭乗口

正午ちょうど発の554便であります。次は名古屋行きのADO便が1時間後であり、コードシェアまで含めれば、ANAの方が多く感じます。

グループ1レーン

新千歳や伊丹や羽田では大行列のグループ1ですが、函館となると1番乗りができてしまいます。

76Pプレミアムクラス

2-1-2配列のプレミアムクラスの76Pであります。1年くらい前まではスーパーシートの面影を引きずった布生地の76Pも有りましたが、ついに淘汰されてしまったようです。そろそろ、このシートも淘汰されてしまうかもしれませんが。

プレミアムクラス 鬼滅仕様

何が鬼滅の刃 じぇっとと思いましたが、ヘッドレストカバーが鬼滅の刃 じぇっと仕様のみでした。何となく当サイトの基調カラーにも似ています。

機内アナウンスの一部の鬼滅の刃 でした。

76P仕様

国際線からの転用組なので、照明辺りが古臭く感じないのは良いところかもしれません。もちろん、787から見ると古臭く感じますが。

767セーフティーカード

偶然かもわかりませんが、セーフティーカードが一番、鬼滅の刃に近いと言えます。何か歌舞伎揚を食べたくなってしまいました。

函館空港ターミナル

国際線のゲートはまだまだ、使うのは時間がかかるのかもしれません。以前はBRが就航し、AOJにもBRは以前には就航しており、青函観光を前提していたのはBRはなかなか旅を知り尽くしているようにも感じました。

函館山

函館のランドマークの函館山が空港からはぬけで見えます。開国をしてきた街はどこも、急峻な地形が多く、いざとなったら、シャットダウンしやすいところだったのかもしれません。

函館空港離陸

函館空港を離陸して左に軽く旋回して、津軽海峡をすぐに渡ります。天気がいいと海岸線と荒ぶる津軽海峡も静かに見えます。

青森県

津軽海峡を横切るように西に進みます。領空は領土と領海の上空にあたり、津軽海峡は特定海域であり、公海があるため、その上空も日本領空ではないとなります。JA616Aは国際線機材だったので、公海上空を飛びたかったのかもしれません。

そして、竜飛岬を迂回するように日本海に入ります。雲が多く写真ではわかりにくいですが、地図ではかなり特徴的な形をした青森県を肉眼でその形を認識したのは初めてであります。飛行機の翼の下あたりにあるのが、マサカリにあたる下北半島であります。

プレミアムクラスメニュー

最近はどこに何が盛られているか説明付きのメニューであります。英語表記こそあった方が良さそうですが、追々の課題かもしれません。

プレミアムクラス昼食

幹線とは違い、米多めの食事であります。カボチャや豆など、ボソボソした野菜が多いメニューであります。

今回の魚は鯖でありました。赤魚からついに解放かと思いましたが、ルービックキューブの1ピースのような赤いものがいます。カボチャと茄子のそぼろ味噌掛けと記載されていましたが、これは3年前くらいからしぶとくいるこんにゃくのようです。

プレミアムクラス スパークリングワイン

幹線では迷走を続けるスパークリングワインですが、非幹線は安定のVEUVE-OLIVIERです。白の辛口の泡であり、泡のクリーム感もあります。ただ、もっとキンキンに冷やしてキリリとしてもいいのかもしれません。

ANAプレミアムクラス白ワイン

函館便の場合は泡一本で到着ですが、物足りないので、つまみなしで白ワインを頼んでみます。アルパカ・シャルドネの2倍ほどの価格のワインであり、辛口であります。薄く感じる機内でも、そこそこ濃いめだったので、まあまあと言えます。

すれ違う飛行機

飛行機はニアミスしないためか、すれ違いの距離はかなりあります。飛行機は基本的に右側通行であり、ぶつかりそうになったら、お互い右に旋回すれば回避できるわけであります。もちろん、高度で差をつけることもできますが、海抜0mを航行する船時代からの伝統があると言えます。

この写真は東京に南下する飛行機の左側の窓から撮影しており、真っ当な位置関係であります。

ヨーロッパで車を運転した時に日本では信号のあるような交差点でも、環状型にしたランドアバウトを通過する際はいつも、悩まされていました。左側通行の日本では左に入りたくなり、右折を嫌うこともそうした要因であるかもしれません。右側通行と考えると右-右で済むので一番良いのでありますが。

霞ヶ浦

霞ヶ浦もこうしてみると地形が良くわかります。成田到着と誤解してしまいますが、羽田まではしばらくあります。

木更津

と言っても5分くらいで千葉のプラント群に遭遇です。千葉県本社の筆頭はイオンであり、続いてはマツモトキヨシと小売りが続きますが、3位はキッコーマンとモノづくりが出てきます。4位は千葉銀行、5位は京成電鉄、6位はミニストップ、7位はオリエンタルランドとローカルさが結構出ていると言えます。8位はZOZOとここでもローカルが出ています。

東京本社の事業所が多いと言えども、意外と千葉県オリジナルの会社が多いのも特徴かもしれません。

東京湾

飛行機の上から海運をみるのは何ともでありますが、船の輸送力は半端ないと言えます。日本のような島国は時間はかかっても水の浮力を利用した運送の方が効率的であり、鉄道がディスコンしかかっているのもそうした背景かもしれません。

D滑走路

そんなこんなでD滑走路が見えると着陸であります。平成の偉業ではありますが、未だにさび付いていないところは功績大と言えます。

ANA 767 Air japan

仲間の76Pが先に駐機していました。767はなぜかAir Japanの刻印がされています。Air Japanで運行される区間としては成田⇔シンガポールでありますが、767だけでなく、787にもAir Japanの刻印がされているのは不思議であります。

連結でみたら、あまり変わらないように見えますが、何か仕掛けがあるのでしょうか。

モノレール 羽田空港 第2ターミナル

浜松町駅はJRからの乗り換えは過酷すぎるモノレールであります。そして、時間が合わないと即決リムジンバスであります。

羽田アクセスはもっと前に議論し、2000年頭にはどうするか結果を導き出していたとすると2022年の今はかなり便利なものになっていたかもしれません。

これから10年近く、委細を詰めて新線開業となるわけでありますが、遅いでしょと感じます。

最後に

ANA 鬼滅の刃 ジェット 767

今回は鬼滅の刃 じぇっと-壱-に初登場でした。プレミアムクラスではあまり通常と差はありませんでした。プレミアムクラス搭乗者にささる企画ではなく、コアなファン向けであり、そうした層向けには再塗装しても効果はあるのでしょう。

こうしたことで需要喚起ができるのはまだまだ国としては真っ当なのかもしれません。

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.