マリオットボンヴォイがANAマイレージクラブ会員限定のボーナスポイントキャンペーンが実施しましたのでお伝えします。
キャンペーン概要
下記の予約期間に予約し、指定の滞在期間に滞在すると1泊の滞在ごとにボーナスポイントが獲得できるほか、朝食が無料となる特典が付いてきます。
予約期間:8月2日(火)~10月31日(月)まで
滞在期間:8月2日(火)~11月30日(水)まで
対象のホテルは日本ですが、下記のブランドに限定され、そのブランドにより、獲得できるポイントが異なります。
ラグジュアリーブランドおよびプレミアムブランド 5,000ポイント/泊
セレクトサービスブランド 2,000ポイント/泊
いずれも毎日2名までの朝食が無料となります。また、ラグジュアリーブランドおよびプレミアムブランドではウェルカムアメニティ(個別ホテルにより異なる)もあります。
なかかな、面白いキャンペーンであり、IHG・ANA・ホテルズグループジャパンで片棒を担いでいるANA会員に対して、マリオットボンヴォイが日本国内限定とは言え、ボーナスキャンペーンを展開するのはANA利用とマリオット利用で重なる部分が多いのかもしれません。
プロモーションコードはMR4であり、これを入力しないとキャンペーンが成立しないですが、ANAマイレージクラブのMyキャンペーンページから遷移するとMR4が入力されているため、失念しても行けそうであります。
また、チェックイン時、または、チェックアウト時にANAマイレージクラブカードのご提示を求められるケースもあるので、ANAマイレージクラブのスマホアプリの事前インストールや物理会員カードは持って歩くのが万全と言えます。
対象ホテル一覧
上記のとおり、ラグジュアリーブランドおよびプレミアムブランドとセレクトサービスブランドの二段階でボーナスポイントが異なりますが、同一ブランドでも場所(運営会社?)によっては、対象とならないホテルもあるので下記の通りまとめてみました。
東山ニセコビレッジ・リッツ・カールトン・リザーブ
ウェスティンルスツリゾート
ウェスティンホテル仙台
ザ・リッツ・カールトン日光
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
ザ・リッツ・カールトン東京
東京エディション虎ノ門
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
ウェスティンホテル東京
東京マリオットホテル
メズム東京
ザ・プリンス さくらタワー東京
ウェスティンホテル横浜
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
軽井沢マリオットホテル
伊豆マリオットホテル修善寺
富士マリオット・ホテル山中湖
琵琶湖マリオット・ホテル
ザ・リッツ・カールトン京都
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
HOTEL THE MITSUI KYOTO ラグジュアリーコレクションホテル&スパ
ザ・プリンス 京都宝ヶ池
HIYORIチャプター京都 トリビュートポートフォリオホテル
ザ・リッツ・カールトン大阪
セントレジスホテル大阪
W大阪
大阪マリオット都ホテル
JWマリオット・ホテル奈良
南紀白浜マリオットホテル
シェラトングランドホテル広島
ザ・リッツ・カールトン沖縄
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古
ルネッサンス・オキナワ・リゾート
マリオット、JWマリオット、リッツカールトン、Wなどマリオットボンヴォイの中核はもちろんですが、ラグジュアリーコレクションやオートグラフコレクション、トリビュートポートフォリオホテルなどほとんどの高級なホテルがカバーされています。
一方で、名古屋マリオットアソシアやシェラトンは都の冠がつく所(大阪マリオット都は対象)や神戸、フェニックス(宮崎)は対象外であり、JR東海や近鉄は名古屋鉄道が大株主であるANAHD傘下の航空会社のマイレージ会員向けのキャンペーンは遠ざけたのかもしれません。
ちなみにポイントがコスト効率的に獲得できるのはHIYORIチャプター京都が一番かもしれません。
フェアフィールド・バイ・マリオット札幌
ACホテル・バイ・マリオット東京銀座
コートヤード・バイ・マリオット 東京ステーション
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
アロフト東京銀座
モクシー東京錦糸町
コートヤード・バイ・マリオット白馬
コートヤード・バイ・マリオット名古屋
フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港
モクシー京都二条
アロフト大阪堂島
コートヤード・バイ・マリオット大阪本町
コートヤード新大阪ステーション
モクシー大阪新梅田
モクシー大阪本町
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波
東武系は網羅されている一方で、積水ハウス系フェアフィールドは対象となっていません。
モクシーやアロフト、コートヤードは網羅されているため、ポイント獲得数は少ないものの、確実にポイントは増やせそうです。
ANAとマリオットとのコラボ・キャンペーンの背景
今回は結構正面を切ったコラボレーションであり、来るもの拒まずのマリオットについては日本国内の傘下や提携ホテルの活性化のために、4,000万弱の会員数を持つ、ANAマイレージクラブ会員向けにプロモーションが打てるのは絶好の機会と言えます。
一方で、ANAについては自社の航空と宿泊のバンドルについては、今後非航空でも稼いでいく点からすると、これまでも取り組んできましたが、さらに重要となりそうです。
そうした中で、何かの縁でタイアップしているIHGは、なかなか日本国内ではホテル数は増えず、単価が低いクラウンプラザが多く、解決にならないのかもしれません。最近はIndigoとか良いものもできていますが。
そうした中で、ここ数年で国内においては魅力的なホテルが開業し、単価も良く、マイレージクラブ会員の利用がマリオットとコラボしたと言えます。
今回はANAカードでもマリオットボンヴォイAMEXでも対象てあり、マリオット側に乗った企画であるようですが、ANAカード決済利用をまずは拡大させるのもあるかもしれません。
もちろん、冒頭述べたように、ANAカードなどの利用動向からみて、ANAフライト利用とマリオット系列国内宿泊が多く、ANAカード決済が多いという実績を見てのコラボかもしれません。IHGとの差が顕著かもしれません。
最後に
プロモーションコードを打ち込んでホテルを検索してみると北の対象ホテルは超高級以外は10月でも空室が出現しませんでした。一方で大阪地区はプラチナ修行で活躍したようなホテルがそれなりのレートで出てくるのでまたもや西の陣となりそうです。
北のホテルが同キャンペーンにまだ対応できていないだけかもしれませんが、折角の宿泊実績を重ねるのであれば、使えるポイントはたくさん積算できた方が良いので同キャンペーンの活用は有りかもしれません。
世の中、面白いですね。