ANA国際線ビジネスクラスで最低価格クラスの路線を以前、まとめてみましたが、コロナ禍を経てどうなったか確認してみました。
最低価格の路線はどこか
ANAの場合、比較的、距離に応じて運賃が設定されており、距離が長いほど高く、短いほど安い性質があります。
特にディスカウントビジネスであるPクラスが設定されている路線では、かなり安くなっています。
中国路線が安く、中国発券、とりわけ便数が多い上海(虹橋・浦東)発券が最低クラス級の安さとなっています。
今年は独身の日に安くしたりするのですかね。
日本=上海間のANA便タイムスケジュール
ANAが運航している日本と上海間のフライトスケジュール(2020年10/25から11/30)は下記の通りです。予告版であり、実際はほぼ飛んでいないため、飛べる時期が来た時のスケジュール感の参考にしていただければと思います。
成田路線
成田発は下記のとおりです。
NH919 NRT 09:30→ PVG 12:00 773など
NH959 NRT 13:45→ PVG 16:20 788
NH921 NRT 18:50→ PVG 21:30 767
上海発は下記のとおりです。
NH922 PVG 10:15→ NRT 14:05 767 788
NH920 PVG 13:15→ NRT 17:05 789など
NH960 PVG 17:25→ NRT 21:15 788
羽田路線
羽田発は下記のとおりです。浦東行きと虹橋行きがあります。
NH971 HND 18:30→ PVG 21:10 788
NH967 HND 22:00→ PVG 00:35 788
NH969 HND 10:00→ SHA 12:25 789
浦東・虹橋発の羽田着は下記のとおりです。
NH968 PVG 01:45→ HND 05:25 788
NH972 PVG 08:20→ HND 12:05 788
NH970 SHA 13:40→ HND 17:25 789
関西路線
関西発は下記のとおりです。
NH973 KIX 09:15→ PVG 11:15 788
NH975 KIX 16:05→ PVG 17:55 788
上海発は下記のとおりです。
NH974 PVG 12:20→ KIX 15:15 788
NH976 PVG 19:05→ KIX 22:00 788
東京(羽田・成田)便が1日6往復(浦東5往復、虹橋1往復)で毎日運航、関西便が1日2往復と日本との間を1日8往復毎日運航されています。
機材は東京発のほとんどがボーイング787-8型機、関西発も設定上はボーイング787-8型機、プレミアムエコノミーの設定はなく、ビジネスクラスとエコノミークラスのみの設定となっています。
成田路線では成田発午前便に773が入っており、最前列はビジネスクラスでありながら、ファーストクラスのシートが楽しめそうです。
旅程・運賃・予約クラス・プレミアムポイント
最安運賃のスケジュールは下記のとおりです。
元日未明の1:35に上海浦東を出発し、羽田には5:30に到着します。一方で復路は5月14日よる10時30分に出発し、上海には翌日5月14日未明00:35に到着します。
最安の運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 68,130円
予約クラス Pクラス(70%加算+400PP)
プレミアムポイント 3,132PP
PP単価 21.76円/PP
以前よりも2千円近く安くなっていますが、Pクラスのため、単価は良くありません。
深圳線にも期待ですが
ANAでは日本の航空会社としては初めて、2020年夏ダイヤより、深圳(SZX)に就航の予定でしたが、いまだ就航していません。
開設もしていないので撤退とは言えませんが、取り消しもなく、気になるところです。深センは中国のシリコンバレーと呼ばれており、新しいテクノロジーを感じられる都市と言えます。
ビジネス主体とは言え、一度訪れると先進のテクノロジーを感じることができ、観光でも楽しめそうです。
最後に
上記の旅程では、プレミアムポイントを貯めるというよりも安くビジネスクラスを利用するというのがメインになる旅程かと思います。
もしくは、上海発券で欧州や北米などに割安なビジネスクラスを利用した後に利用する場合に向いていると思います。
ANAでは最安クラスのビジネスクラスであり、Pクラスが席巻するのか不明ですが、こうした状況のため、しばらくはあまり変わらない状況であり、乗れない日々も続くと言えます。