弾丸トラベルは怖くない!

飛行機、ミリオンマイラー、鉄道、ホテル、海外発券、弾丸旅など

ANA国際線アップグレードをアップデート

ANA国際線のアップグレードの状況をアップデートしてみましたので、お伝えします。

空席待ち数がオープンになって

国際線のシステムはアマデウスのクラウド型に変わり、アクセシビリティ的には見やすくなって良いのですが、待ち時間が長く、飛行機マークのクルクルが多い中で、上位クラスへのアップグレード待ち人数と言うのが新たにWEBで確認できるようになりました。

それ以前はダイヤモンドサービスデスクに問い合わせるなど、自発的、受動的に待ち人数が案内されていただけなので、かなり革新的と言えます。

ただ、全会員のアップグレード待ちであり、ダイヤモンドとかの追い越しレーンは関係ないと言えます。SFC修行でアップグレードを待つような感じであります。まあ、それでも殺到している路線は把握できるのは良いと言えます。

空席待ち数

この空席待ちは複数旅程検索では出て来ないので、片道の単純な検索で調べることができます。数字にはある程度の法則があるようです。

0.1.2.8.(2の倍数)と言うように奇数はないようであり、面白いところでもあります。今年は欧州行きのマイル修業が多く欧州路線の空席待ちを見ることが多く、欧州便での空席待ち数の動態が印象にあります。

欧州便を見るとビジネスクラスの座席数が多いロンドン線は常態的に20席以上の待ちがあります。おフランスのパリも789と座席数が少ないのですが、結構な待ち数があります。そして、ドイツもフランクフルトでは朝便(日本到着早朝)の方が待ち数は少ないですが、夜便ではまあまあ辟易する人数だったりします。

毎日飛んでいない新規組のイスタンブール、ミラノ、ストックホルムや便数が少なくてマニアックな成田=ブリュッセル便が意外に待ちは少なかったりします。(日によりますが)

ただ、機材は789か788なのでビジネスクラスの座席数も限られるため、結構シビアとも言えます。アップグレードが成立しないと13時間超のフライトは諦めたくなります。

俺はダイヤモンドなんだぞ

俺はダイヤモンドなんだぞ、というのは今では懐かしいコンプラ違反的なフレーズでありますが、国際線では今では一応効いているようです。

WEB画面では空席待ち8人であっても、ダイヤモンドサービスデスクに電話すると空いていますと回答が来たりします。また、12席空席待ちで発券しても、出発2週間前にビジネスクラスアップグレードが落ちてきたりします。

不思議なものです。ダイヤモンド会員でミリオンマイラーであれば無敵なのかもしれませんが、よく行く都市ではそうも行かないのかもしれません。

新たに+More会員と言う、隠れ最上級会員が明確化してしまい、ミリオンマイラーでかつダイヤモンドでも王様を気取れない時代となるかとも思いましたが、国際線では現時点ではWEB画面の空席8席ぐらいは克服できると言えます。まあ、このあたりは時間の経過とともに厳しくなるのかよくわからないところです。

一方で、空席0席で即座にアップグレードできない件やそうした状況で空港まで行かないと成否が出ないと言うのはアップグレードが現地空港係員のコントロール下に依然として、あると言うのを感じます。

フランクフルトやシドニーはそうなのかもしれません。フランクフルトで俺はダイヤモンドと言っても通じるわけもなく、チェックイン時間ピッタリに行くのが良いと言えます。その後はラウンジで勝利の美酒か焼け酒か不明となるのは不明ですが。

アップグレードをされたいのであれば、ステイタスと予約クラスの布陣を

アップグレードはエコノミーまたはプレミアムエコノミーの航空券でどれだけ多く支払いをしているか、どれだけ自社にエンゲージしているか等であり、マイル積算率の高いクラスで且つ、上級会員であることが空席待ちの最前列に並ぶことができるのは過去の経験からそうと言えます。

まあ、これは資本主義とも言え、万物平等とは言えませんが、これが現実であります。抽選で一名様にプレゼントと言っても、やはりなにかしら影響がある人であり、リワードプログラムはそうしたものです。

そうなると、運賃が高いクラスで購入となり、単価が悪くなるようですが、そこがマイル修業の妙であり、PP単価を出発する空港別で吟味できるのが醍醐味とも言えます。これは続いて欲しいところです。

ビジネスクラスにアップグレードされたいのであれば、一つ下のプレミアムエコノミーのチケット(ビジネスへアップグレードが可能な予約クラス)が最強であり、そのあたり、エコノミー最強クラスと天秤にかけるのも良いのではないでしょうか。

マイル修業をしているとPP単価はVT職人とか色々ありますが、PP単価10円に収斂していきます。10円前後でオプション行使(アップグレード、日時・旅程変更が無料)ができるのが結局のところ、良いかと思ってしまいます。

まあ、マイル修業を18年もすると始めた初年度のような我武者羅とは違い、最短距離と言うものを考察するようになるのが人間の性であります。

最後に

今回はANA国際線のアップグレード2025年9月断面でアップデートをしてみました。ダイヤモンドパワーは+Moreがでても、効果はあるようです。+Moreの会員は結構少ないのかもしれません。ただ、年数を経ると+Moreの旨味を覚えて、増えることが想定され。最前列となりそうです。そうなるとミリオンマイラーとダイヤモンドの組合せでも国際線、特に12時間以上のフライトではヒジネスクラスを体験するのは厳しくなるとも言えます。THE Room FXを経験するのも先の話となりそうです。

Copyright ©Dangan-Lucky All rights reserved.