ANAの海外発券のファーストクラス往復の運賃が強烈に安く、記事にしてみました。
ファーストクラス「THE Suite」
ANAの最新型のファーストクラスは「THE Suite」という名称であり、投入されているのは\ロンドン線とニューヨークJFK線とフランクフルト線となります。フランクフルト線ではゆっくり眠れるように夜行便のNH203/204便に設定されています。
せっかくのファーストクラスなので起きていたいところですが、贅沢な睡眠ができそうです。シートには扉が付き、完全な個室となります。
「THE Suite」はそのシートの背後にあるビジネスクラス「THE Room」のインパクトが強すぎて影になりがちですが、国内最高峰のファーストクラスというのは間違いなさそうです。
ANAファーストクラス ザグレブ=ソウル金浦往復
タイトルはANAですが、便名は基本的にルフトハンザ便となります。ANAマイレージクラブの場合、運航便が積算の基となります。今回は9月にザグレブから金浦に行き、翌週金浦からザグレブに向かうルートです。東京でのストップオーバーでは安い運賃は出てこなかったため、別途ソウル発券の日本往復が必要となります。
今回はエクスペディアで検索結果が出てきました。
旅程
9月12日の朝、ザグレブを出発します。10時半過ぎにはフランクフルトに到着します。90分の乗り継ぎでLH 4948便、すなわちANA204便のボーイング777-300ERとなり、新仕様機となります。ファーストクラスは「THE Suite」となります。
羽田には翌朝6:35に到着します。約2時間の乗り継ぎで金浦空港に向かいます。こちらは便名も運航もANAであり、ビジネスクラスとなりシートはビジネスクレードルとなります。金浦空港には11時過ぎに到着となります。
復路は9月26日の夜7:45に出発し、羽田には22時過ぎに到着します。日付が変わった0:10のANA203便でフランクフルトに向かいます。こちらもファーストクラスは「THE Suite」となります。フランクフルトでは7時間の乗り継ぎであり、空港のラウンジで仮眠をしてもいいかもしれません。
最後はルフトハンザ便でザグレブに向かい、午後早くに到着します。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです。
運賃 372,340円
予約クラス
下記のとおりです。
キャリア | クラス | 積算率 | 搭乗P |
---|---|---|---|
ANA | A | 150% | 400 |
J | 150% | 400 | |
ルフトハンザ | J | 150% | 400 |
クロアチア | J | 0 | 0 |
プレミアムポイント 21,945PP
PP単価 16.97円/PP
積算できる区間はすべて最高峰の150%加算となります。
ANAの欧州往復のファーストクラスで40万円以下であるのはかなり強烈な運賃です。
最初の旅程のクロアチア航空のビジネスクラスが積算されないのは残念ですが、この区間をルフトハンザ便にすると値段が跳ね上がってしまい、短距離ということもあって、クロアチア航空を選択した方が無難と言えます。
復路はルフトハンザ選択でも安い運賃となりますが、乗り継ぎ時間が長くなり、接続重視ではクロアチア航空を選択した方が良いと言えます。
最後に
ANAのファーストクラス、しかも欧州長距離の最新シートが往復30万円台で利用できるのは魅力的です。
東京での滞在ができないため移動はタイトですが、2万PPも稼ぐことができるのはなかなかないかもしれません。
つかの間の暑い夏が自由に往来できることを期待したいところです。