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ANA ヨーロッパ発のホノルル行きのプレミアムエコノミー運賃が下がっている

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ANA A380

ANAのハワイ行きのフライトを調べていたら、ヨーロッパ発のホノルル行きの運賃は1年くらい前(予約ベース)からありますが、改めて確認してみました。

ANAの日本発のホノルル行き運賃

まず、日本からホノルルに直行便で行く場合、最低運賃はどれぐらいか確認してみました。2019年4月以降の例です。

エコノミー                          77,900円(Lクラス、30%加算)

プレミアムエコノミー  132,900円(Nクラス、70%加算+400PP)

ビジネスクラス               229,00円(Zクラス、125%加算+400PP)

ファースト                        372,900円(Aクラス、150%加算+400PP)

日本発の場合、ファーストクラスが最も高いですが、PP単価的には検討しています。以前はエコノミーとプレミアムエコノミーは積算率を意識した(50~100%)でしたが、最近は割り切っているのか運賃重視のようです。

AF+DLコンビに対応しているのか、エコとプレエコは結構安いです。

ANAの海外発のホノルル行き運賃の設定

ハワイ

ANA運航便同士の乗り継ぎでのホノルル行きの運賃を調べてみると設定ある地域は以下の通りです。

アジア就航地

シドニー

ヨーロッパ就航地

パリ

アジアは以前から北米ルートの一つとしてホノルル行きの設定もあり、珍しくはありません。最もメリットが有るのが、クアラルンプール発ホノルル往復のプレミアムエコノミー(往復約20万円)がPP単価的にはいいようです。

このほか、ムンバイ、クアラルンプール発のビジネスクラス(Zクラス)が往復では36万円前後ですが、快適である点とファーストクラスにアップグレードできる運賃です。

フライングホヌ・A380-800がホノルルにおいて、ファーストクラスへの搭乗も現実
味があります。

さらに、運賃は高いですが、シドニーとホノルル間の運賃設定がありますが、直行便のカンタス航空のビジネスクラスが最安値ではANAの半額ぐらいになるため、そちらの方がメリットは有まます。

そういう意味では、2018年8月現在では、ANAを利用するメリットはあまりないと言えます。

ただし、ホノルル発券のプレミアムエコノミー、シドニー往復はPP単価10円台であり、人気観光地の重ね合わせと言う点では価値はあります。

今回のポイントとしては、欧州発券ホノルル往復(東京ストップオーパー)が予約開始時点より低下していると言うことです。

ヨーロッパからのホノルル行きの運賃

ANA パリ運賃

ヨーロッパ各都市からホノルル行きの運賃は最安値でクラスごとに下記の通りです。

パリからが最安であり、それで計算してみました。ファーストはロンドン経由で検索しましたが出てきませんでした。

エコノミー                        129,900円(Sクラス 50%加算)

プレミアムエコノミー      219,970円(Nクラス 70%加算+400PP)

ビジネスクラス                 440,330円(Pクラス 70%加算+400PP)

ファーストクラス     ロンドン発でも全区間ファーストクラス運賃はなし

プレミアムポイントは下記のとおりです。

エコノミー      10,024PP(PP単価12.96円/PP)

プレミアムエコノミー 15,632P(PP単価14.07円/PP)

ビジネスクラス    15,632PP(PP単価28.16円/PP)

エコノミーが思いのほか単価が良い結果となっています。一方でプレミアムエコノミーは1.5万PP稼げ、ちょっと広いシートき魅力的であります。

ちなみにプレミアムエコノミーの100%積算は31万円台であり、上記のプレエコNと単価的うまみはありません。

ヨーロッパからハワイに行く王道のルートは

ヨーロッパからハワイに行くルートについては、現状、大西洋、北米大陸を横断していくのがメジャーと言えます。

エコノミーではスカイチームのエールフランスとデルタの組み合わせが安く往復で9,4万円前後プレミアムエコノミーがエールフランスとデルタまたはデルタ単独の組み合わせが往復16万円前後です。

そして、ビジネスクラスは同じくエールフランスとデルタの組み合わせが往復25万円前後とスカイチームとヴァージンアトランティックが健闘しています。

ANAでヨーロッパからホノルルまで利用するメリットは運賃だけ考えると、エコノミーのようです。

ホノルルへの東回りと西回りの距離の差は

 ロンドンから東回り(東京経由)と西回り(シアトル経由)で比較した場合の距離は下記の通りです。

東回り   片道9,793マイル

西回り   片道7,477マイル

となり、東京を経由した方が、距離的には不利となります。

距離的には不利となる場合、価格で勝負することも考えられ、スカイチームの運賃水準以下に設定してくることも想定されます。そうするとマイル修行としては、面白い事態です。

最後に

ANAスペシャルドリンク

ANAホームページより
ヨーロッパとハワイにおいて、割安な運賃が設定されると永らく、マイル修行ルートとANAはあまり、日本接続の第三国へのフライトに積極的ではありませんが、欧州からホノルルのルートを設定しています。

基本的には積極的ではないようですが、欧州=ホノルル線の予約が開始した時点よりはマイル積算率は下がり、各クラスでの運賃も低下し、欧州からホノルルまでの最低運賃を意識しているようです。

プレミアムエコノミーやビジネス、ファーストでは大西洋経由のキャリアと勝負していませんが、エコノミーではサービスの良さを含めて勝負をしているようにも見えます。

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