ANAの国内線の長距離路線のプレミアムポイント単価を確認してみました。
長距離路線一覧
プレミアムポイントの計算方法としては路線倍率というものがあり、国内線は2倍となっています。
また、運賃よりますが、搭乗ポイント400ポイントが積算される運賃が多く、1回の搭乗にて2,000プレミアムポイントを獲得しようとすると(2,000-400)÷2=800マイルとなります。そこで800マイル以上のANAの路線を確認してみました。一覧は下ANA国内線 長距離PP単価記のとおりです。
路線 | マイル数 | PP |
---|---|---|
新千歳⇔沖縄 | 1,397 | 3,892 |
新千歳⇔福岡 | 882 | 2,605 |
仙台⇔沖縄 | 1,130 | 3,225 |
新潟⇔沖縄 | 1,052 | 3,030 |
成田⇔沖縄 | 984 | 2,860 |
羽田⇔沖縄 | 984 | 2,860 |
羽田⇔宮古 | 1,158 | 3,295 |
羽田⇔石垣 | 1,224 | 3,460 |
静岡⇔沖縄 | 863 | 2,557 |
名古屋⇔沖縄 | 809 | 2,422 |
名古屋⇔宮古 | 979 | 2,847 |
名古屋⇔石垣 | 1,044 | 3,010 |
関西⇔宮古 | 906 | 2,665 |
関西⇔石垣 | 969 | 2,822 |
800マイル以上の路線はすべてプレミアムクラスの設定があり、プレミアム割引運賃(プレミアム株主優待)等については2,500PP~3,900PP程度の獲得ができます。
ほとんどが沖縄方面であり、今は行けませんが、コロナが収束すれば是非活用した路線ばかりと言えます。
羽田と中部を除けば、ほぼ一日一往復であり、三角飛びなどを活用しないと沖縄からの目的地で宿泊することとなります。
三角飛びの場合は短い距離が含まれてしまうため、結局はフライト数の多い羽田⇔沖縄に収斂してしまうのが一般的です。
プレミアムポイント単価
長距離路線は下記のとおりですが、安ければ安いほど良いわけであり、一泊しても往復する価値があるか各路線の運賃を確認してみました。
時期は10月17日または18日にてANA SUPER VALUE PREMIUM 28かプレミアム株主優待割引運賃(優待券代は含まず)で調べてみました。下記のとおりです。赤字はプレミアム株主優待運賃です。
路線 | マイル数 | PP | 運賃 | PP単価 |
---|---|---|---|---|
新千歳⇔沖縄 | 1,397 | 3,892 | 47,960 | 12.32 |
新千歳⇔福岡 | 882 | 2,605 | 42,080 | 16.15 |
仙台⇔沖縄 | 1,130 | 3,225 | 38,950 | 12.08 |
新潟⇔沖縄 | 1,052 | 3,030 | 30,020 | 9.91 |
成田⇔沖縄 | 984 | 2,860 | 29,770 | 10.41 |
羽田⇔沖縄 | 984 | 2,860 | 36,460 | 12.75 |
羽田⇔宮古 | 1,158 | 3,295 | 40,690 | 12.35 |
羽田⇔石垣 | 1,224 | 3,460 | 42,990 | 12.42 |
静岡⇔沖縄 | 863 | 2,557 | 25,320 | 9.90 |
名古屋⇔沖縄 | 809 | 2,422 | 30,360 | 12.54 |
名古屋⇔宮古 | 979 | 2,847 | 36,540 | 12.83 |
名古屋⇔石垣 | 1,044 | 3,010 | 38,340 | 12.74 |
関西⇔宮古 | 906 | 2,665 | 35,890 | 13.47 |
関西⇔石垣 | 969 | 2,822 | 35,890 | 12.72 |
新潟と静岡がプレミアムクラスでありつつも10円以下となっています。東京から素直に新潟や静岡に行こうとすると新幹線となります。
また、沖縄から新潟・静岡に向かい往復する場合は現地で1泊が必要です。
新潟空港は新潟駅までバスで約20分程度、静岡空港は静岡駅まで約50分、島田駅まで約25分となります。新潟の方が都心部までアクセスは良さそうです。
IHGホテルの有無
IHGではステータス救済策を実施し、次年度のステータス基準を下げています。詳細は下記のとおりです。
また、ANAの上級会員2020年にはIHGステータスを付与しており、宿泊するのであれば同グループのホテルがある都市に泊まるのも良いかもしれません。
札幌、仙台、新潟、成田、羽田、名古屋、大阪、沖縄、石垣
となります。
沖縄のホテルについてはマイル修行としてステイするには豪華なような気もしますが、新潟や仙台、札幌は割とお手頃かもしれません。
運賃のお得さとホテル代がリーズナブルな新潟が宿泊するのであれば、良いかもしれません。
最後に
国内線のPPを一気に大量に獲得しようとすると結局、沖縄利用となり、首都圏からの場合は羽田=沖縄往復に収斂してしまいます。
しかし、特定の地方路線はそれに混ぜて、宿泊をつけても単価はそれほど落ちないため、日本酒マイル修行などテーマをつけてマイル修行をするのも良いかもしれません。