JALと比較するとマイル修行がどんどん厳しくなるANA、そんな中で最高峰のダイヤモンド会員を目指すとなると、安エコノミーで30万マイルフライトするか、海外発券を駆使して、プレミアムポイント最大化で時間を有効にする分かれるところですが、2020年のダイヤ修行のあり方を考えてみました。
東京オリンピック2020
世界中に傑作を残した故ザハ・ハディッド氏の建築を断り、隈研吾氏に託した新国立競技場も完成し、いよいよオリンピック・カモンというところであり、これから確実にインバウンド需要は増えます。
特に会社の経費で落としやすいフルサービスキャリアは搭乗対象となり、7月から9月は夏休みの時期と重なり、混雑必至と言えます。
こうしたことから考えるとANA便でのマイル修行はオリンピック前に5万PPを獲得しておくのが良いかもしれません。
そうすればダイヤモンド資格は一応確保され、ポストオリパラの状況を観て、次の行動ができそうです。
2020年の前半ANA便で修行するとしたら
前半はANA便
単価を求めるのであれば、一択とも言えるKUL-TYO-USと言えます。エコノミーでアップグレード可能な運賃で空席の空いている日程で予約してしまえば、マイルやアップグレードポイントは消費しますが、一番の策と言えます。
国内線を2か月以上前から購入して、砂漠に水を撒くような修業よりも醍醐味と修業感があります。
このルートを2回繰り返すと、プラチナ近くに到達し、ダイヤモンド達成なて年末に慌てることはないでしょう。
後半は5万PPをスタアラ便で稼ぐと方法も
2020年は東京オリンピック開催の特異な年です。そのため、インバウンド需要が爆増するは必至であり、その回避のため、海外でプレミアムポイントを獲得すると言うのも1つの方法かもしれません。
ANAにとっても、この時期マイル修行で、日本発着に関して、予約が取れない、アップグレードができないと不平を言われるよりも、他社便で積算されるのはやむを得ないと想像されます。
モデルケース
以上のように、2020年の特異な状況を考えると前半はANA便、後半はスターアライアンス便の搭乗が良いかもしれません。比率は50:50であり、ANA便にしか乗りませんと言う人には不思議な年になり得るでしょう。
前半は前述のように、クアラルンプール発券の最大活用と言うことになります。後半はスターアライアンスでの勝負となり、世界のどこかでマイル修行をすると言う、マイル修行としては磨かれるいい経験となるかもしれません。
最後に
ANAとJALでダイヤモンド会員になる枠組みは変化していませんが、そのキャンペーン内容に一喜一憂することがあります。
ダイヤモンド修行を考えている人はANA便でのステータスポイント単価が拠り所になりますが、ダイヤモンド修行の獲得技をバラエティにするのもマイル修行としては腕を磨くいいチャンスです。
2020年は敢えてANA便は5万PPに抑えて、他社便で5万PPに獲得したほうが良いでしょう。積算するマイル少なくなりますが、2021年の事を考えるとダイヤモンドステータス到達を優先した方が後々考えるといいかもしれません。
ANAマイル修行ではここ10年で大きな動きがありそうであり、2020年は着実にダイヤモンドステータスを獲得することが最良な手段とも言えます。