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ANA弾丸日帰り搭乗記 羽田⇔函館

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ANAトクたびマイルを利用して、日帰り弾丸で函館を往復してみましたので、お伝えします。

日帰りの目的

今回の日帰りの目的は目下進めているJR完乗の一つである道内の路線の乗り潰しであります。

道南で唯一残っていた砂原支線の攻略のためであり、新千歳と組み合わせても良いのですが、札幌から函館近郊までは時間がかかり、運賃も意外と高く、時間とコストを考えると函館往復の方が効果的であります。一泊して温泉でも浸かればいいのですが、そんなに割ける日にちもないため、日帰り弾丸としてみました。

函館行きの553便

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往路は9:55発のANA553便となります。ANA運航便としては始発となります。コードシェア便としてはエアドゥの朝7時前発のフライトもありますが、そこまで早くしても、砂原支線のダイヤにうまく組み合わさらないので、10時前出発としました。

今回は初めて第二ターミナルのサテライトの利用となりました。バスラウンジ行きエスカレーターを過ぎたところにサテライト行きの入り口があります。

バスラウンジと同じく、バスで移動するのですが、沖止めではないので、バス乗車時に搭乗券は貰わずにバスに進みます。

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今回は47番ゲートでした。国内線搭乗の際は、ほぼゲート閉鎖時間オンタイムでゲートにつくように、羽田空港に到着するよう、最近はしているので、サテライトに到着すると既に搭乗が始まっていました。

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ボーディングブリッジの後ろの景色が新鮮であります。後ろをタキシングしていく機材もエアバス機であり、ANAの今後の姿なのかもしれません。

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サテライトは吹き抜け空間であり、第三ターミナルのゲート部分に似たデザインであります。離れ孤島で待つためかシートはゆったり目に配置されています。

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今回の機材はA321neoであり、新しいと思っていましたが、登場からもう5年くらいは経過しています。ダイヤモンド特権はならず、非常口席でも最前列でもない普通の通路側です。見た目はかなり狭く感じます。

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見た目と裏腹に意外と窮屈ではありません。もちろん、非常口席とは比べ物になりませんが。

そして、窓側でなくても役立つのがシートモニターであります。

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A321neoについては昔の国内線の大型機のように機外カメラが設置されており、進行方向と真下の2アングルからリアルタイムで外の景色を見ることができます。

ただし、離着陸時は進行方向のみです。羽田から離陸となります。

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離陸後も順調にフライトをしていきます。奥羽山脈を縦断し北上していきます。

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本州も終わりというくらいのところで青森空港(AOJ)上空を通過します。陸奥湾に入ると降下をはじめ、下北半島を通過します。大間岬が窓から微かに見え、津軽海峡を渡ります。

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機外カメラとフライトレーダーでリアルタイムに場所を確認しながら着陸を実感できる楽しみもあると実感しました。これから着陸する函館空港の滑走路の先には街が広がっています。

そしていよいよ着陸です。タイヤ痕が印象的であります。ジャンボ機が就航していた時はもっとタイヤ痕の幅が広かったと想像できます。

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予定通りの11時過ぎに函館空港に到着します。この後、バスに乗り換えて函館駅を目指します。同駅には昼前に到着しました。

東京行きの558便

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昼からJR完乗の旅を行い、夕方4時半には函館駅に戻ってきました。今回は558便の最終で東京に戻るのですが、3時間以上時間があり、道南のJRと函館市内が乗り放題のフリー切符であったため、市電で湯の川温泉に行ってみます。

湯の川駅から松倉川を渡ったところにあるホテルまで徒歩で行ってみます。ホテルは源泉かけ流しであり、日帰り利用もできました。源泉かけ流しだけあり、トロトロ感があり、とても温まる温泉でありました。

その後、国道まで出てタクシーを拾おうとするのですが、全く来ず、湯上り後で汗が引かないため、涼むがてら空港まで歩いてみます。

距離はそれほどでもありませんが、坂と暗闇が一部あり、着くのだろうかと思うくらいでしたが、検索した通りの時間で空港に到着です。

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とりあえず展望デッキに行き、撮影してみます。カードラウンジもありますが、デッキの内側にあるレストランでビールを飲み干してゲートに向かいます。

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パタパタの出発案内が今でもある函館空港でありますが、最終はJALとANAのみであります。JALは19:30発の588便、ANAは19:35発の558便と紛らわしいですが、どちらも似た時間の出発なので、焦ることはないでしょう。

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往路と同じく機材はA321neoであります。日が暮れてから搭乗することが多い機材でもあります。

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搭乗ゲートは4番であり、満席に近い搭乗でした。

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帰りはプレミアムクラスにアップグレードしました。前日ぐらいに予約確認画面と睨めっこしていると、ふと空席ができ、すかさず手続きをして手にしたシートであります。

国際線のアップグレードが落ちてくる感覚とは違いますが、この瞬間が快楽なのかもしれません。

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A321neoのプレミアムクラスのシートは普通席のように前の席の背もたれに設置ではなく、アームレストの中にあるため、離発着時は使えません。

折角の機外カメラの映像もモニター収納では醍醐味の離発着は見れないですし、夜間の上空を映しても真っ暗であります。

メインイベントの食事もあるため、シートモニターは結局、出さず終いでした。

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一番の楽しみである食事です。ご飯の面積やみそ汁のお椀の容量などはここ数年変化していませんが、そろそろ変化させてみるのも刺激があっていいかもしれません。

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幹線も同じも銘柄となってしまったスパークリングワインです。ブリュット・ダルジャン・シャルドネは永らく付き合ってきましたが、そろそろお別れのようです。

ネットは調子が悪く、外の景色もないため、早期湯あたりのかウトウトとしてしまいます。

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寝起き後にゲートからモノレール駅まで歩くのは結構シンドイものであります。結局リムジンバスを利用してしまうこととなりました。

最後に

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今回は久々に日帰り弾丸で往復してみました。今回はトクたびマイル利用でマイル数をセーブしつつ、ひたすら飛行機と汽車に乗り、束の間で温泉に浸かるという贅沢なのか無駄なのかわからない、非日常というか非現実的な旅でもありました。

旅行は日常の喧騒から離れてゆったりすることが一般的ですが、個人的には日常よりも分単位で移動し、余裕の許されない旅程にしてしまうことが多く、結局、それが好きなんだろうと再認識してしまいました。

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