シドニーやクアラルンプール・シンガポールは遠くて時間が取れない場合に、時間が短く、安く、ビジネスクラスに搭乗できるルートを考えてみました。
ソウル発券
以前は海外発券と言えば、ソウル発券が定番であり、為替によるメリットや運賃の設定が安かったことや日本とソウルの距離が近いため、日本発券と組み合わせてそのまま、アメリカやヨーロッパに行く旅程やソウルに一度行き、日本に戻り、途中降機後にアメリカやヨーロッパに行くような旅程が組みやすく、便利でしたが、為替や運賃設定が変化したため、あまりメリットはなくなりました。
現在は、日本発券のプレミアムエコノミーで東南アジアかシドニー往復が主流のようですが、土日をフルで使うこととなり、体力も使い、マイル修行以外にもやることがある場合には、結構負担となります。そこで、改めて、韓国発券でプレミアムポイントが高効率で加算できる旅程を検索してみました。
ソウル発石垣行きビジネスクラス往復
旅程
ソウル・金浦空港から羽田空港を経由して、石垣空港に行くルートを検索してみました。検索結果は下記の通りです。
3月15日の昼に金浦空港から羽田空港に向かい、15時前に到着。この日はこれで終わりです。帰宅して夕食が食べれそうです。
翌週、早朝に石垣に向かいます。空港に敢えて早く行き、アップグレードを狙うのも良いかもしれません。
石垣で一泊し、翌日羽田に戻ります。そして、翌週4月4日の早朝に羽田から金浦空港に向かいます。朝早く金浦空港に到着するため、その日のうちに東京にも戻れそうです。
また、全ての旅程の飛行機はボーイング787-8型機であり、快適な移動が可能です。ちょっとの時間ですが、ビジネスクラスを堪能することもできます。国内線区間もプレミアムクラスにアップグレードに成功すると、もしかしたら、国際線ビジネスクラスと同じシートに座ることができるかもしれません。
運賃・予約クラス・プレミアムポイント
運賃・予約クラス・プレミアムポイントは下記のとおりです
運賃 88,033円
予約クラス 国際線 Zクラス(125%+400PP)
国内線 国際線片道運賃(100%+0PP)
プレミアムポイント 8,538PP
PP単価 10.31円/PP
羽田=石垣区間をプレミアムクラスにアップグレードできれば、プレミアムポイントは+1,224PPで料金は事前で14,000円(当日の場合は15,000円/2019年10月27日~2020年3月28日搭乗分)であり、単独の単価は11.44円/PPとなります。
本体の運賃より単価が悪いため、足かせとなりますが、長距離国内線を過ごすにはプレミアムクラスをつけてもそれほど影響がないとも言えます。
最後に
国際線と組み合わせた国内線区間のマイル及びプレミアムポイントの積算率は2018年10月より、国際線の予約クラスと連動した積算率に変更となっていますが、国際線がビジネスクラス(125%)と強いクラスのため、国内線は100%加算です。
土日、なかなか時間がない人にとっては、うまく組み合わせて、時間を効率に使い、ビジネスクラスを堪能しつつ、マイルとプレミアムポイントを効率的に貯めることができそうです。
また、空席があれば、プレミアムクラスにアップグレードすれば単価は若干落ちるものの、快適な国内移動も可能となります。