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日本の航空会社はなぜ、翼に社名を入れるのか

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ANA JAL Flag

飛行機と言えば、搭乗する楽しみと、離陸や着陸する姿を眺める楽しみがあります。その中で、世界各国の航空会社が乗り入れている空港では、機体に描かれたペインティングは興味を持つものであります。

そうした中で、地上から目にしやすい翼というと垂直尾翼(期待後方にある、鳥で言うとテールのような翼)に書かれたペイントが目立つところでありますが、日本の二大航空会社はそこに社名(略称)を入れているのはなぜか考えてみました。

エアラインの機体デザイン

エアラインのデザインというと、チケットやWEB、看板、スタッフの制服などいろいろな部分にロゴや各社のブランディングを向上させるため、工夫されています。その中で、もっとも影響力が高いのは、自社の飛行の機体に描かれたペイントであり、とりわけ、人間の目が行きやすい垂直尾翼は各航空会社のシンボルとも言えます。

世界各地の航空会社の状況

ブランドを今以上に醸成したいと考えている航空会社は、シンプルかつ訴求力の高いデザインをペイントする傾向にあるようです。機体のベース地は白色が多く、そのカンバスに他社にはない、色やデザインを一瞥で理解できるペイントをしているようです。

実際、スターアライアンス加盟空港会社で垂直尾翼に、社名(コールサインや略称)を入れているのはANAとSASスカンジナビア航空だけであります。

また、ワンワールドでは、JALのみとなっています。

ANAとJALの現在のデザインの経緯

ANA

現在のロゴマークは1982年より導入され、もう少しで40年となります。トリトンブルーとモヒカンブルーを組み合わせたラインで形成され、垂直尾翼にはALL NIPPON AIRWAYSの略称である"ANA"が白抜きで大きくペイントされています。

JAL

JALと言えば鶴丸が有名であります。日本エアシステムと統合した後の2002年から2011年までは社名の入らないアークデザインでしたが、新規一転ということで2011年から再び伝統ともいうべき鶴丸を使い、JALときっちりと刻まれています。JAL再建に携わった稲盛さんが通っていた高校の鶴丸高校と関係あるかは不明です。(?)

両社ともアルファベットながら社名がペイント

両社とも”ANA”と”JAL”がペイントされています。ANAの場合は大きくANAとペイントされていますし、JALは鶴丸の下に”JAL”とペイントされています。JALの場合はシンプルに鶴丸だけでもデザイン的にはよさそうですが、JALと書かれています。

なぜ、日本の航空会社は社名を入れるのか

同社の略称を発音するとANAは”エイ・エヌ・エー”または”アナ”、JALは”ジャル”というのが一般的と言えます。JALを”ジェイ・エー・エル”という人は皆無でありますし、ANAに関しても同社では”エイ・エヌ・エー”と呼んでいますが、一般的には”アナ”が強いのではないでしょうか。

音による安心感

なんとなく、個人的に感じるのは、日本語は漢字とひらがな、カタカナ、英数字、アルファベットなどいろいろな視覚的認識はあるものの、音に出して解釈するところがあり、書かれているものを読む傾向にあります。

読んで認識するというか、安心するようなところがあると思います。こうした中で、ANAやJALの翼を見ると、何となく頭の中で、読んでしまい、聞いたことがある、過去に口にしたことがある音で安心感をもたらすのではないかと思います。

視覚による安心感

前述のとおり、音で安心感をもたらすのではないかと書きましたが、一方で目で見る視覚でも”ANA”と”JAL”は安心をもたらすのかもしれません。日本の航空会社は現在ではLCCを含め多く存在していますが、ANAとJALは長年にわたり大きな地位を占め、大企業安定というイメージや寄らば大樹の陰的なイメージがもたらされ、この字面をみると安心する効果が高いと言えます。

実際に、筆者は当ブログ(日本語サイト)にて色々な記事を書いてきましたが、タイトルにANAやJALをいれると初動のアクセスは高く、関心の高さがうかがえます。

日本人にとって、飛行機というとANAとJALというのが生まれてから成長過程で刷り込まれているとも言えます。

これから先は不透明

日本以外の航空会社はペインティングの色や幾何学的な模様の特徴でアイデンティティを顕す傾向にあるようです。これは言語や文化に頼らないロイヤリティをつかもうとする試みたもしれませんが、より多くの人をカバーしようとしているのは事実かもしれません。

日本の航空会社は日本品質を武器に世界の顧客を獲得しようとしているのも知れませんが、いずれはキャッチアップされたり、模倣されたりするものであり、どこかで、ユニバーサルなアイコンが必要になるかもしれません。日本というカテゴリー超え、顧客本位、品質重視ということをイコール日本から脱却して訴求しないと、うまくいかないかもしれませんと勝手に個人的に思ってしまったりです。

最後に

なんとなく気になっていた、垂直尾翼のANAとJALのデザインから、一個人の飛躍した妄想となりましたが、世界的にも珍しい現象であり、日本の特殊さを顕す一つかもしれません。

ANAまたはJALをあまり利用していないような旅程が続き、海外での空港で両社の機体を見ると「頑張っているな」と思ってしまうのは、戦略にはめられている証拠かもしれませんが。(笑) 

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