2019年4月から1年のダイヤモンド会員の印籠とも言えるANAダイヤモンドカード2019が到着しましたので、開封の儀とダイヤモンドサービスの2018年と2019年の変更点をまとめてみました。
ANAダイヤモンドカード2019開封の儀
ダイヤモンド会員になるためには1年の間10万プレミアムポイント積算が必要であります。
こうして送られてくる
ANAダイヤモンドカードは宅急便コンパクトで配達されてきます。2019年は不在の場合でも、宅配ボックスに入れてくれますので、いちいちドライバーに来てもらわなくて済みます。以前は本人確認が必要であったこともあり、玄関越しで受け取りをしていた時代もあります。
カレンダー不要の場合は封筒一つ
ANAダイヤモンドとプラチナ会員に到達した会員には、カードやオリジナルネームタグの他に卓上カレンダーとデスクダイアリーも希望すれば、貰うことができます。
最近はスマホでカレンダー機能を活用したり、デジタル化が進んでいるため、不要というケースも多く、不要の場合は500マイルをいただけます。
個人的にも500マイルを毎年いただいています。ということで、封筒一つだけが届きます。ちなみにカレンターはオークションサイトでは1,000円以下で取引されているようです。
封筒の中身は3種類
封を開けると以下3つが同封されています。
- ダイヤモンドカード+カード台紙
- 国内線・国際線機内販売用クーポン
- ダイヤモンドサービスのしおりとスーパーフライヤーズカード案内
ダイヤモンドカード+カード台紙
陸マイラーの人がよく申し込むクレジットカードと同じように台紙に留められたダイヤモンドカードが付いています。
最近はスマホでデジタルカードを提示することもできますが、カウンターの人もスマホだと気を使うので、極力このプラスチックカードを提示するようにしています。
カードフェイスは2018と2019で違うか?
ご覧のとおり、瓜二つです。裏面は全く変わっていません。このカードフェイスは長らく続いており、ここまでくると変わって欲しくないくらいでもあります。
国内線・国際線機内販売用クーポン
クーポンは5,000円券が4枚、計20,000円が同封されています。名称は「機内販売用」でありますが、機内販売以外にも、国内空港にあるANA FESTAや羽田・成田・関西にあるANA DUTY FREE SHOPでも利用することができます。おつりは発行しないため、一回の買い物で最低5,000円以上使うのが、損がないと言えます。
また、羽田空港の到着階にあるANA FESTAや成田空港の出国審査後にあるANA DUTY FREE SHOPでは、バッグや革アクセサリー、万年筆等も販売されているため、永く使うものを購入するのに充てるのも良いと言えます。
まれに、金券ショップで販売されていますが、売却するよりもお買い物に利用した方がお得と言えます。なお、2月末から3月に到着しても、使用できるのは4月1日以降であることは注意です。
ダイヤモンドサービスのしおりとスーパーフライヤーズカード案内
これはダイヤモンドサービスの特典や連絡先をまとめた冊子とスーパーフライヤーズカードへの案内です。正直、WEBサイトやマイラーブログの方が細かく書いているのですが、毎年恒例ということで一応見てみたりします。
ダイヤモンド特典の変更点まとめ
ANAダイヤモンドサービスが2018から2019で変更となった点をまとめてみます。
メンバー限定選択式特典
ダイヤモンドメンバーサービス2018では
「7つの選択式特典から1つ選択」
「SUITEラウンジ利用券6枚セット or 機内販売用クーポン」
でしたが、ダイヤモンドメンバーサービス2019では
「8つの選択式特典から1つ選択」+「機内販売用クーポン」
へと変更となりました。
「8つの選択式特典」はこちらです。(すでに申し込みは終了しています)
8つの選択式特典のうち、7つは2018と同じであり、新たに加わったのは昨年までもう一つの選択肢であった「SUITEラウンジ利用券6枚セット」となります。
さらに、2018までは無記名式でしたが、会員名がきっちりと印字されている他、「転売禁止」と明記されています。
これは、スイートラウンジが混雑していて入れない、騒がしいなどの原因がこの利用券にあるところも大きく、不特定多数の利用券利用者を制限し、ダイヤモンド会員に紐づけて、管理しようとしているのかもしれません。
海外でのラウンジ利用
ANAのダイヤモンド会員=スターアライアンスゴールドと言われ、海外発ではあまり恩恵がないと言う人もいますが、2019年は変更点があります。
それは、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港でのスイートラウンジ利用です。ラウンジのオープン2019年春ということで、間もなくオープンであります。
ラウンジ営業時間は朝9:00からANA最終便(13時前まで)ですが、この時間内のユナイテッドの米国本土便利用の場合やアシアナ便搭乗の際の利用は不明ですが、いずれにしても海外でもスイートラウンジが利用できるのは大きな変化です。
これまでも海外でダイヤモンドメンバー限定のラウンジは提供されています。
- ニューヨーク・JFK空港 BAファーストクラスラウンジ※
- ワシントンDC・ダレス空港 トルコ航空ラウンジ
- シンガポールチ・ャンギ空港(T2) シルバークリスラウンジ・ファースト
※2019年2月現在、BAギャラリラウンジは閉鎖されているため、ダイヤモンド以外のプレミア会員もファーストクラスラウンジ利用となります。
ラウンジレポートは以下のとおりです。
チャンギ空港以外は正直微妙でありますが、今後、海外空港でもダイヤモンド会員への特典が増えていくことを期待したいところです。
以上が2018と2019の変更点となります。
最後に
ダイヤモンド2018ももう少しで終わろうとしていますが、ネットでは記載されていない特典としてインボラアップグレードがあると伝説のように書かれていますが、一度もインボラはありませんでした。(笑)
ダイヤモンド2019では、ライフタイムマイル100万を突破して、インボラに当たってみたいところであります。