マレーシア航空のクアラルンプールからブルネイの首都・バンダルスリブガワンまで搭乗しましたので、お伝えします。
クアラルンプールからの各都市の距離
クアラルンプールはマレー半島の南端側に位置し、南には、シンガポール、ジャカルタ、北にはプーケットやバンコク、東にブルネイの首都であるバンダルスリブガワンが位置し、地勢的には意外と魅力があると言えます。ちなみにクアラルンプールから各都市のマイル数は下記の通りです。
バンコク 754マイル
シンガポール 185マイル
プーケット 437マイル
ジャカルタ 699マイル
デンパサール 1,219マイル
バンダルスリブガワン 925マイル
赤道の近いアジアの主要都市の中では、ブルネイの首都であるバンダルスリブガワンは東京と沖縄並みの距離があり、クアラルンプール発券次第では、意外とFLY ON POINTの加算ができるかもしれません。
エコノミークラス搭乗記
座席の割り当ては一人旅には不利
クアラルンプール国際空港においては、国際線はサテライトターミナルの印象がありますが、マレーシア航空の場合は、本館のHターミナルからの出発であり、サテライトターミナルに滞在しているとシャトルで移動が必要となります。日中はシャトルの運航頻度は少なくなりますが、それほど待ち時間はないため、ストレスはありません。
事前の座席指定では、非常口席の真ん中しかなく、良いのか悪いのかわからずそのままチェックインし、搭乗。同列のF席の年配の顧客が空いていた、A列席に着席したいということで、MH側でそれを許容することとなり、本来であれば、扉が閉まった後にA席に移動できたのですが、それができなくなりました。
さらに、一列前の座席の通路側と隣席が空いていたため、リクエストするとドアが閉まるまで待ってほしいとCAさんから言われ、待っていると後方から赤ん坊連れの親子が2席を占有し、その思いも断念したものの、CAから後ろの通路側席を案内され、ほとんど後ろの通路側座席に収まりました。通路側のアドバンテージはあるもののシートピッチは明らかに狭く、何とも言えないフライトでした。社会構造上、優先すべき対象の序列に従っており、文句は言えませんが、何となく釈然としない顛末でした。
機内食
後ろの席に移動し、サーブされるまで時間がかかりカレーかチキンかと言われ、チキンにすることに。短距離便のため、品数は少ないと想定していると想定通り、メインディッシュと水とデザート(クッキーのみ)でした。ただし、メインディッシュは意外とボリューミーであり、青梗菜の比率が多く、ある意味では野菜の摂取不足はないと言えます。
食後には、クッキーとコーヒーやフルーツジュースでデザートのように寛げる時間もあり、エコノミーとしてはまあまあな時間を過ごせます。
着陸
バンダルスリブガワン空港は滑走路が一つしかないため、風の影響を受けやすく、着陸の際は結構、揺れていました。揺れていても、平然と着陸し、ターミナルに到着。あっさりとターミナルに到着し、入出国カードを提示し、弾丸旅程でも問われることなく、入国ができました。
最後に
JALのJGC修行にJAL便以外のフライトも積算対象とする場合に、クアラルンプールとブルネイのバンダルスリブガワンは意外と距離があり、クアラルンプール発券でも意外とFOPとマイル積算され、いい修行となると言えます。たまには、訪問したことのない、ブルネイに行ってみるのも貴重な体験と言えます。搭乗後には、アンケートも来ており、ありのままの回答をしたいと思います。